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日々のつぶやき

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記事一覧

白杖使用者の冒険―バス停でのお願い

先日は、冷たい雨…しかも、ぎりぎりで傘を使わねばつらいな、という程度の雨の中、滑りやすい路面を気をつけながら、いつもと違うにおいや音の中、それでも慣れているはずのバス停まで、そろりそろりと出かけて行きました。

バスを乗り継いで、別のバス停で待っているとき。
案外、毎回ひとが多く待っているバス停なのですが、ひとの気配がない。
そして、しばらく…15分くらいか…待っていたのですが、バスが来ない。

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つぶやきーひとの学習と心

ひとはね、何らか反応してもらえたら、その反応の内容の良い悪いに拘わらず(そもそも善悪は存在しないのでひとの潜在意識はそれを区別・判別しない)、その反応されたもとの行動を繰り返すという傾向があるのです。
(寧ろ、その反応が印象的だったら尚更その反応を引き出した言動行動を何度も何度も繰り返すというゲームを無自覚に行います。)

突っ込んだり反応したりイラっとしたりする限り、その人は無自覚にその反応をあ

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視覚障害者の外出ー驚いた怖かったこと

視覚情報で行動していない文化のひとたちの日々の体験、なかなか知る機会がないかとも思います。

視覚障害当事者のかたがたも、毎日毎日いろいろなところへお仕事へ出かけていろいろな体験が日常の中に埋もれていたり、そもそも発信されない、はたまた発信するにしても視覚障害は晴眼者ベースのこの社会文化の中ではなかなか文字情報を扱うことが困難である、発信弱者・情報弱者の一面もありますから、尚更、知っていただきにく

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視覚障害者の外出ー驚いた嬉しかったこと

視覚情報で行動していない文化のひとたちの日々の体験、なかなか知る機会がないかとも思います。

視覚障害当事者のかたがたも、毎日毎日いろいろなところへお仕事へ出かけていろいろな体験が日常の中に埋もれていたり、そもそも発信されない、はたまた発信するにしても視覚障害は晴眼者ベースのこの社会文化の中ではなかなか文字情報を扱うことが困難である、発信弱者・情報弱者の一面もありますから、尚更、知っていただきにく

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視覚障害者の日常―バスできつかったこととありがたかったこと

都営バスで少々きつかったことと、じんわり深くありがたかったこと。

〇きつかったこと
都営バス、停留所に止まる時、「〇〇行です~」と言いながらドアを開けてくれる運転手さんと、言わない運転手さん、いますよね?

そして、私は自分が乗っている時には、「〇〇行です~」と運転手さんの声、聞こえることが良くあるのですが…
自分が外側、つまり停留所で待っているときは、ほとんど聞こえない!運転手さんが言わないだ

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自分の本音とちぐはぐなことをしている?あなたはそれに気付いていない?

しがみつくことが私たちを強くすると考える者もいるが、時には手放すことが私たちを強くしてくれるのだ。―ヘルマン・ヘッセ

私は良くクライアントさんや受講生さんにも言いますし、記事でも書いていますが、ヒトのすべての言動行動は、どんな些細なものでも、「必ず目的があって」動いています。
しかしながら、その「目的」に自分で気付いていない人が多いという現状があります。
目的というのも、「しがみついているもの」

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生活で視力を使えるとはどういう状態なのか―私が誤解されやすいところ・困っていること

私の、困っていること。
そして私自身の特徴でありながらも、それを家族にすら(いや、逆に近く長い付き合いの人であるほど、逆にひたすら隠し誤魔化してきてしまったがために)わかってもらうことがひどく難しいことについて、綴ってみたいと思います。

私は、ながらく、視覚障害であるとは思われていなかった時期がありました。
しかしながら、だからといってそれまで「視覚」で生活をしてきたかというとどうもそうではなく

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視覚障害者の日常―点字用郵便

日本点字図書館から、定期で届く、新着情報などのマガジン(デイジー版:デイジー形式という特殊な音声データで入っているCD-R)が来ました。

写真でわかるでしょうか。これはそもそもCD-Rの形の封筒…というより紙パッケージで来るので、触っただけでCD-Rの形(というよりCD-Rが1枚入っていますよと言わんばかりの真四角)だとわかります。
そして、左上に、「点字用郵便」という文字があります(これは点字

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読書の重要性―「読書」というだけのことが如何に「ヒト」が生きる上で必要なすべての要素を育てるか

私はここ2週間程、毎日、点字図書で借りてきた「銀河鉄道の夜」(宮沢賢治・著)を読んでいる。
私の目的としてはまず第一には点字を読む、ということ自体の訓練。
そこで、あらゆる事情が重なって、第一弾として宮沢賢治の銀河鉄道の夜を選ぶ運びとなった。

そのあらゆる事情というのはこの記事では割愛するが、そのうちの理由の中で大きなひとつが、今回の記事でお話したいことでもある。
元々その目的もあったのだが、毎

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言葉が変われば現実世界が変わるーあなたの人生の困りごとは、言葉ひとつの使いようで解消していく

最近、ラジオで良く聞くフレーズ

新しい自分に今会いに行こう
勇気がなかったら後回しにしよう
勇気を探しに今歩き出そう

曲の歌詞の一部なのですがね。

これを聞いた時、なんともにやりとした。

この人もやるなあ、なかなか詐欺師だな、と(笑)
良い意味でね。

セラピストは、ある意味、時として詐欺師、ペテン師です。
というのも、言葉の使い方を巧みに心得ているから。

そして、同時に、潜在意識と対話

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視覚障害者があなたの写真も楽しめる機能―ALT 代替テキスト

先日、ふと、あるかたと話していて、私たちは案外もう当たり前のように使っていたのですが一般には実は知られていないかもしれない、と感じた発見がありました。

そのため、本日は、代替テキスト機能というものを紹介してみたいと思います。
紹介できるほど詳しいわけではありませんので、興味があったらぜひその先へその先へと、もっと楽しい面白い便利な使い方へと進んでいただきたいものです。

代替テキスト機能、ALT

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あなたの能力、育てるとか身につけるものだと、思っていませんか?

現代日本人にとても多いように感じていることですが…

例えばあなたは、
「私は別に何の能力も得意教科も特技もない。社会に貢献できることも自分の仕事として大成できるような要素も何も持っていない。私は平凡で、何もできないなあ。大勢の中のひとりだなあ。」
…などと、思っていませんか?
(今の日本人は、そう思わされるよう思わされるような潜在的教育が家でも学校でも社会文化全体でも行われるようになっていますか

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白杖使用者の冒険―通りすがりにわざわざ…!

#視覚障害者が嬉しいと感じた配慮 #障害理解 #視覚障害 #視覚障害者の日常 #バリアフリー

いつもいつも、さり気ない支えの暖かさ、本当に嬉しいのですが、これに輪をかけて感動した出来事がまた、ありました。

ある時、車通りも歩行者通りも少ないが歩道のない道路を歩いていると、後ろから自転車の車輪の音が。
ん、と思って歩く速度をゆるめると、私の右側を通り越しながら女性の声が「あ、ごめんなさいね、通り

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「痛い」「眩しい」という言葉の一般的語弊

つい先日、私の主宰コミュニティで、ゲストも交えての座談会の収録を行った。
第1回目として、まずは、私自身の「視覚」の状態について。

私は、「眼球使用困難症」という呼び方をする他ない、という、要するに国の判断基準には当てはまらないが「視覚」自体を使うことが実質困難な、文字通り「眼球(というより視機能)使用困難状態」であるわけだ。
この辺りについては私の過去の記事をお読みいただきたい。

さて、とこ

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