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昔バックパッカーやってました。バス移動バックパックの旅を振り返る。

こんにちは。結婚相談所こすまりです。

今日は婚活の話ではないのですが、カウンセラーがどんな人間なのか少しでも知っていただけるような記事を出したいと以前から思っていたので、今の私を作った出来事として外せない"バックパッカー経験"についてお話ししたいと思います。

結婚、出産を経て最近はめっきり外国に行けていないのですが、海外旅行が好きな方、外国の文化に興味がある会員様とお会いしたら、マシンガントーク炸裂してしまいそうなほど今も私の中に脈々と流れている海外欲。

考え方や価値観なども似てる方が多いのではないかな~
きっと気が合うな~
そういう方の婚活をお手伝いしてみたいな~
なんて、勝手に架空の"海外好き"会員様とのご縁を妄想しています。笑

バックパックの旅に出るきっかけ

当時、イギリス留学をしていました。(これについてはまた後日書こうかな、、)
アート系の学校に行っていたので、その学校でフォトグラファーの友人と知り合い意気投合。
買い物に出かけたり、ライブやクラブに行ったり、美術館を巡ったり、お互いの家で料理を作って一緒に食べたりとロンドン中でいろんなことをしました。

そしてこう思ったんです「ロンドンから出てみたい」

もともと"外国"が好きな私たちにとって、そういった気持ちが湧いてきたのは自然な流れでした。

バックパッカーをする前から旅行ではパリやサントリーニ島(ギリシャ)、フィレンツェ(ひとり旅。笑)など行っていましたが、「1ヶ月も自由に世界を回るなんてたぶん人生で今しかできない」という気持ちがずっとあったのでやるしかない!とリサーチを開始しました。

ヨーロッパ周遊旅行スタート!

交通手段

リサーチの結果、Eurolines(ユーロラインズ)という会社の一か月バス乗り放題のフリーパスを利用することにしました。

今でこそたくさん高速バスの会社があるのですが、当時は費用を抑えたければEurolines一択でした。
確かユース(25歳以下)料金で日本円5万円もしなかったと思います!

さていよいよ1ヶ月の旅のはじまりです。
バックパック一つ持って出発しました!

フォトグラファーの友達は各地の写真を撮りたいと言っていたので大きな一眼レフもお供に、、(ヨーロッパはスリが多いのでちょっと心配、、)

行き先

現在このバスパスで行ける目的地

↑バスだからって舐めてはいけません。
こんなに行ける土地の選択肢があるんです!

絶対行きたかったのはスペインと北欧。
バルト3国(エストニア 、 ラトビア 、 リトアニア )も行きたかったのですが日程的に難しく断念、、、

ロンドンからスタートして、まずバスのまま船に乗り込みドーバー海峡を渡るところからスタート!

  • ブリュッセル(ベルギー)→パリ(フランス)を経由して

  • バルセロナ(スペイン)

  • サン・セバスチャン(スペイン)

  • フィレンツェ(イタリア)

  • ローマ(イタリア)

  • ナポリ(イタリア)→ローマにもどって

  • ウィーン(オーストリア)

  • ブダペスト(ハンガリー)

  • ミュンヘン(ドイツ)

  • フュッセン(ドイツ)

  • プラハ(チェコ)

  • ベルリン(ドイツ)

  • アムステルダム(オランダ)

  • コペンハーゲン(デンマーク)

  • ストックホルム(スウェーデン)

  • パリ(フランス)

  • レンヌ(フランス)

  • ミラノ(イタリア)

ところどころバスじゃなく鉄道で移動した場所もあるけれど、訪れた場所はざっと上記のような感じです!

最長移動距離はストックホルムからパリ。なんとバス乗車時間32時間!
若さって怖い。今だったら絶対こんな旅程組まないです。無謀すぎる。笑

一番好きだった国

ずばり、ウィーンです!

ハイシーズンでちょうど気候も良く最高のタイミングだったのもあるんですが、市庁舎前でフリーのイベントが毎晩行われていて、大きなスクリーンで野外映画が見れたりアーティストがライブしにきたりと盛り上がっていました!出店も出ていてお祭り気分ですごく楽しかったです!

また、ヨーロッパって遠目だと建物が美しくて(Beautifulの意)いいのですが実際に行ってみると結構ゴミが落ちて居たり地下鉄が暗かったり天気が悪かったりとどんよりしたイメージの国が多いのですが、ウィーンに関しては街がきれい(Cleanの意)でヨーロッパでは珍しいなと思いました。

各国のレポートは長くなるのでまたの機会に。。

この経験は大きな財産になった

この旅は、私の中ですごくすごく大切な思い出です。
もう10年以上前の話になってしまったことが悲しいですが、、
それでも今でもこの時の経験と、この旅をしようと決断した当時の自分をすごく誇らしく感じています。

もともといろんな文化に触れることが好きでしたが、実際にいろいろな国のリアルな空気を体感することでより日本のいいところを感じることができたし、様々な価値観を自然に受け入れてリスペクト出来るようになりました。

個を大切にする多様性の時代、自分の視野を広げられたバックパックの旅は対人関係を築くうえでもとても役に立っています。

例えばオランダについて言うと
水路が張り巡らされていて街並みがすごくきれい。癒される。でも、建物がなんか歪んでる?大丈夫?」と思ったのでなぜ傾いている建物が多いのか調べてみると、その理由の一つに「上の階に荷物を運びやすいように意図的に傾けたりしている」というものを発見しました。(もちろん地盤が緩いのもある)

オランダ人はなんて合理的なんだ!大胆!と驚いたのを覚えています。笑
(それと同時に地震がないからできることだな、、と思いました。)

一瞬「え?」と思うことがあっても、より深く知ることで相手をより好きになったり、理解したりすることができます。
ある物事だけでジャッジしないようにと心がけています。

これが対ヒトになると急に難易度が上がると思うのですが、個人的にはこの旅を経験したことにより、人には「必ず自分の知らない一面がある」とか「何か理由があってこういう態度、発言なんだ」と考えられるようになりました。

「みんな違ってみんないい」し、むしろ「違うことは楽しい」と思っています!
わたしと主人は価値観や考え方がこれでもかというくらい逆なもので、より強くそう感じるのかもしれません。

この考え方、婚活にも役立つと思いませんか?(こじつけですか?すみません。笑)

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