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精神科に入院しました

こんにちは!バイト前のころまる。です!
今日は私が精神科に入院した話をしていきます!
どんな世界かあまり知られていない精神科病棟。
あくまで「私の場合」の話しかできませんが、
ぜひ、読んでいってください!



<入院する前段階>

2021年2月に病院に通い始め、
双極性障害と診断された私ですが、
すぐに回復したわけではなく、
しばらくは、生死の境を彷徨っているような、
ギリギリの状態でした。

とくに4月になり、新しい環境になったころ、
私は、精神の調子を思い切り崩しました。

毎日、自宅のカーテンをくくる紐で、首を絞め、
刃物で腕を傷つけ、死ぬ方法を調べていました。

そして、ありとあらゆるSNS相談に
「死にたい」「死ぬ」というようなメッセージを
送って
最寄りの保健所を紹介されました。

しばらくはメールと対面で話を聞いていただいていたのですが、
「何日の何時の電車に飛び込みます」
というような具体的な宣言をしてしまったので、
保健所から、
通っていた病院に通報されることになりました。



<通報されてからの流れ>

私は通報されていたことを知らなかったのですが、
メールを送った次の日、
いつものように診察に行くと、
診察室に、主治医と訪問看護のスタッフがいました。
主治医がいるのは当たり前の風景ですが、訪問看護のスタッフがその場にいることは明らかにおかしいので、
何かあったんだとその時点で察知しました。

椅子に座ると、主治医から

「保健所から報告があって、危険な状態と判断したので、今日から入院してもらいます。」

という話をされました。

あぁ、そういうことか。
と思いました。
それと同時に、親に怒られる、どうしようという焦りが出てきました。
ただ、私が通っている病院には入院できる場所がなかったので、それを考える間もなく、訪問看護の車に乗せられて、入院する病院に送られることになりました。

私が入院した病院は古い病院だったので、
「あんまり綺麗じゃないかもしれないけど...」
という話を車内でされたのを覚えています。
(結局、新しくできた病棟に入院したので綺麗でした)

病院についてからは、
コロナの時期だったので、検査をしてもらい、
入院した病院の主治医と軽い面談をしました。

「今日から入院ですが、どうですか?
嫌だ?まぁそっかって感じ?」

と質問をされて、
いや、逃げるに逃げれないだろと思ったので、

「まあ、そうかぁって感じです。」

と答えたら任意入院の流れになりました。
(精神科の入院には強制力のある入院もあります)

親には病院から連絡されていたのですが、
大学や、実習先、バイト先など、
色々報告しなければならない相手がいたので、
病棟に入る前に少し時間をもらって、
それぞれ、順番に連絡しました。
迷惑そうな態度されるだろうなと思ったら、
みんな、すごく心配してくださって、
優しさが沁みて、ありがたかったです。


入院の手続きは、

「もう20歳超えてるので
親の許可は必要ないですよ。」

という説明をされて、
色々な書類に、私自身がサインをすることにしました。
あの時が、人生ではじめて、
大人なんだなぁ
と感じた瞬間で、
少しだけ、嬉しい気持ちにもなりました。



<入院中の話>

入院中は、
隣の病室の人と仲良くなって廊下で立ち話をしたり、
一日中ベッドで寝続けたり、
折り紙で紙飛行機を折って飛ばしたりして、
楽しいことも意外とありました。

ただ、
調子の悪い患者さんが、
ナースステーションの窓をガンガン叩いていたり、
同じ病室の人同士のトラブルがあったりして、
大変なこともありました。

それと、日光を浴びろと言われるわりに、
窓が開かないし、外が見えるような窓でもなく、
天気が全くわからなかったのが
矛盾を感じて面白かったです。

看護師さんも、
すごく話を聞いてくれる人もいれば、
すごく壁のある人もいて、
世の中には、色々な人がいるもんだなぁと、
実感しました。

私が入院した時期は、
たまたま、コロナの時期で面会が禁止だったので、
親と会わなくて良かったのは、すごく助かったなぁと思います。
(入院した日、一瞬だけ会っただけでも、号泣されて、めんどくさかった)



<入院して思ったこと>

私の場合は、
入院して劇的に回復したということはなかったです。

ただ、家族やバイト、大学から離れて、
体や精神をとにかく休めて、
ゆっくり考える時間
にはなったと思います。

また、退院は、
大体は、外泊をしてみて、
主治医からオッケーが出たら退院
ということが多いので、
なかなかオッケーがでないと、
入院期間が長引くことも多いのが現実です。

私も最初、3ヶ月の予定と書かれている書類をみて、
ぞっとしました。
(私の場合はたまたま少し早めに退院できました)

どんな場所で、どんなことをするのか、
詳しく知られていなくて、
暗いイメージも強い精神科での入院ですが、
暗いことばかりではないです。

けれど、
入院するまで、精神を追いやってしまうと、
回復するまで、びっくりするくらい時間がかかる
ので、
普段から体と精神を休ませるようにすることが大切だと思います。

自分の心の疲れにいち早く気づけるようになって、
そんな時にすると、
落ち着く方法をたくさん持っておくと、
とても良いと思います。

ちなみに、
私の場合は、
甘いものを食べる
歌う
寝る
の3つが、落ち着く確率が高いです。

生き続ければ、
意外とそんなに悩むことでもなかったな!
ということもあるので、
気楽に、なんとなく、生きていきましょ〜。


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