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すごく普通なスパイスカレーの作り方

こんにちは、ころちゃんです。普段はbosyu & bosyu Jobsの開発をやっています。これは「bosyu Advent Calendar 2020」の11日目の記事です。

私はスパイスカレーが好きで、今年はカレー関連の募集ばかり出していましたので、カレーネタで1本書きます。

前置き

普段そんなに凝ったカレーは作ってません。味はそこそこでいいので、材料が集めやすくて、安くて、洗い物が楽なカレーをよく作ります。そんなカレーを紹介します。

今回紹介するカレーの完成図だけ先に貼っておきますね。さっきランチタイムに作りました。チキンカレーです。

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所要時間30〜40分ぐらいなのですが、ほぼ玉ねぎを炒めている時間になります。玉ねぎを飴色まで炒めるのがスパイスカレーの核です。ここを省略するために、玉ねぎペーストを使うことも考えましたが、ヤツは高価なので正直オススメしません。

材料(4〜6食分ぐらい)

・鶏もも 2枚
・たまねぎ 2個(中サイズ)
・トマトペースト 2袋(カゴメのトマトペーストが便利)

調味料
・にんにくチューブ
・しょうがチューブ
・塩 玉ねぎ炒め用 小さじ1
・塩 肉の下味用 小さじ1
・胡椒 適当

ホールスパイス
・鷹の爪 4本
・クミン 小さじ3
・カルダモン 4粒(あれば)
・クローブ ひとつまみ(あれば)

パウダースパイス
・コリアンダーパウダー 小さじ2
・ターメリック 小さじ1

その他
・水 煮込み用 600ml ぐらい
・さし水 200ml ぐらい
・油

一応、細かく列挙しましたが、味見しながら作るし正直適当でいいです。

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シンプルですね。器具も多くない。食洗機に入るぐらいので、ちょっと深めのフライパンがあればよいです。にんにくもしょうがもチューブでいいんですよ。楽だし。

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辛味成分として、鷹の爪を4本も入れています。カイエンペッパー等のパウダーの唐辛子で辛味をつけるよりも、鷹の爪を多めに入れたほうが旨味がでて美味しいことを発見したので、最近は専らこれです。たくさんいれてますが、そんなに辛くないです。

ちなみに、たまねぎはかなり日持ちするし、トマトペーストは賞味期限が長いので、基本のスパイスがあれば、肉だけ買ってくれば作れます

手順

時短のために、焼きながら切りながらの手順を書きます。

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油結構入れます。こんなもん。

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ホールスパイス、クミン以外を投入。最初中火で、ぷくぷく気泡が上がってきたら、弱火にして、ジュワジュワ香りを移します。

ジュワジュワさせてる間に、たまねぎを切りましょう。

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みじん切りにしたほうが美味しいと思いますが、みじん切りは結構面倒ですし、チョッパー使うと洗い物が増えるので、半分に切って薄切りにします。

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そうこうしているうちに、スパイスがいい感じになってきました。唐辛子がちょい黒くなるぐらいでOK。

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クミンを 小さじ3 投入。ジュワジュワさせますが、焦げやすいので炒めすぎなくていいです。すぐ香りが上がってきて、ジュワジュワが落ち着きます。

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玉ねぎを投入して強火で炒めます。ここに塩 小さじ1投入。ひとつまみって書かれているレシピが多いと思いますが、どうせあとで塩入れることになるので、このタイミングで多めに投下。

ここから飴色になるまで炒めますが、玉ねぎ炒めるのがいちばん大事な工程です。あ、最初はあんまりヘラでかきまわさなくていいです。水を飛ばす。

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玉ねぎの水分が飛ぶまで時間があるので、肉を切ります。鶏皮はポイして、適当にぶつ切りにします。塩 小さじ1入れて、胡椒も適当に入れ、少し揉んでおきます。面倒なので、さっき玉ねぎが入ってたボウルをそのまま使ってます。

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鶏肉を仕込んでいるうちに、玉ねぎが飴色になりました(ちょっと焦げた)。ほんとはもっと飴色にしてもいいのですが、このへんで許してやります。

玉ねぎに含まれている水分が飛ぶと、急激に焦げやすくなるので、途中2回ほどさし水をしています(1回100mlぐらい入れちゃってる)。炒め煮する感じです。ここまで強火。

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にんにく/しょうがを投下。焦げるので火力を弱火〜中火に落とすといいです。青臭さがなくなるまでさっと炒める。

ホールスパイスの後に、にんにく/しょうがを入れる人もいますが、チューブを油にぶっこんで飛び散るのが嫌なので、このタイミングでいれてます。

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トマトペースト投入。普通のトマトを使うと、ここでまた水を飛ばさなきゃいけなくて時間がかかるので、トマトペーストがオススメです。弱火〜中火で、全体になじませる。

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いい感じになってきました。スパイスを投下します。

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コリアンダーパウダー 小さじ2と、ターメリック 小さじ1いれて、弱火でなじませます。好みでもっと入れてもいいかも。少し水を入れると馴染みやすいです。

面倒なので、コリアンダーパウダー→ターメリックの順番で入れて、小さじを使いまわしています。多少混ざっても気にするな。

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スパイス入れて少し炒めたら、ここまでで味の8割が決まった状態になります。このタイミングで味見をして、しっかり味がついてればOK。

ここで塩気が足りないなら、塩を入れます。辛すぎたら、後工程の水の量で調整する。変にスープとかソースとか入れると味がおかしくなるので、塩と水で調整したほうがいいです。

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鶏肉をぶっこんで炒めます。中火ぐらいで。よく焼きましょう。

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肉が焼けてきたら、肉がひたるぐらいの水をいれます。今回は水600ml入れました。一度沸騰させて、多少水を飛ばしながら、弱火〜中火ぐらいで5分ほど煮込んだら完成!

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器に盛って、謎の葉っぱをかけて完成です!

葉っぱはカスリメティ(フェネグリークの葉)と呼ぶのですが、これをかけると急にそれっぽくなるのでオススメです。

ちなみにフェネグリークは子宮刺激作用があるので、妊婦さんには必要以上に提供しないほうがいいみたいですね。スパイスって見方を変えると漢方、薬なので。

片付け

数日分のお昼ごはんになります。ホールスパイスもじわじわ香りが出るので、取り除いたりしません。

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洗い物は、この量であれば、食洗機に突っ込むだけです。

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まとめ

味はそこそこで楽に作れるスパイスカレーを紹介しました。ごちそうさまでした。来年もたくさんカレーをつくろうと思います!


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