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サラリーマン狂想曲(エッセイ)

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都内IT企業の底辺エンジニアが、会社の日常をアホらしく切り抜いたものをまとめています。
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記事一覧

サラリーマンと永久機関は同じだと気づいた五月病。

「永遠」というものはこの世には存在しないのだ。 そんな当たり前な事を4月に徹底的に叩き込まれた気がした。 限界社畜リーマン、絶賛5月病発症中である。 4月特有のイベントに疲弊事の発端は4月である。 4月にこんな出来事があった。 4月という年度初めの季節だからこそ起きるイベントが目白押しだ。 「自分の異動」以外はざっくりコンプリートしただろう。 サラリーマンをやっていると当たり前に起きるイベントではあるが、何度経験しても慣れないものだ。 そりゃあ5月病になる。 ちなみに

適切な仕事道具を支給しないのはパワハラではないか?

上司にこんな事を言われた。 「全体の作業効率化する為に力を貸してくれ」 そこで業務用に使ってほしいと支給されたPCがこれ。 5年以上前のノートPC(Celeron)。 IT企業からしたら化石のようなPCである。 当然のことだが、このPCで仕事の効率化はほぼ無理だ。 もしかして…パワハラなのでは? 業務効率化にポンコツPCが登場PCに詳しくない人に分かりやすく説明するとこういうPCだ。 なかなかひどいPCである。 これでもIT企業なんだけど。 せいぜいできてnote

カビの生えた会社の先輩から学ぶ、印象に残る方法

ふと先輩の背中を見ると、ワイシャツのえりに黒い点々があることに気づいた。 あ、これは黒いカビが生えている。 背中にカビは第一印象は最悪なのか? カビの生えたワイシャツなんて、普通に考えて「キモい」。 テキストからでもキモさがジワジワと来る。 けど、まあ言い分を聞いてほしい。 人の第一印象は見た目が9割とかどっかで聞いたことがあると思う。 確かに同じビジネスマンだとしても、しっかりと整ったスーツを着た時とヨレヨレのパジャマを着た時では、商談が成立するのは圧倒的にスーツの方

大人が怖いならこの記事を読んで。アホらしくなるから。

就活で大人が怖くて仕方なくなった経験がある。 親世代ぐらいの大人を相手に緊張したけれど、頑張って発言した最終面接。 だが、口を「へ」の字にして「ふーん」と返事する面接官。 たとえ圧迫面接でなく、面接官に好感触に思われたとしても平気で選考に落とされるから、大人が怖くて仕方がなかった。 入社した時も「大人恐怖症」はなかなか治らず、お客さんだけでなく周りの先輩や上司も恐怖の対象だった。 「この人こんなに仕事もできてすごいなぁ…」という尊敬と「この人優しいけど自分の事を足手まとい

ITが好きな凡人はIT企業に入るな。IT企業の凡人からの忠告だ。

自分は大学はIT系の学部、現在もIT企業に勤めているが、ITが嫌いである。 それはコンビニのセルフレジや、回転ずしチェーン店の無人会計がうまく使えないからいちいち店員に聞かないとできないからではない。 (そもそも店員ではないのになぜか聞かれることが多い…) IT系の学部にいた就活生は「大学でITを学んだことだし、IT企業に入って日本を変えてやるぞ!」と意気込んでいるに違いない。 しかしGoogleやアップルなどといった超有名企業に内定される天才やとてつもなく強運でない限り

優秀な自称怠け者から新社会人へ贈る。仕事は「シュババババ」でいい。

4月は新社会人が入社してくる。 中には「懲役40年」と絶望し、もう電車から飛び降りたくなる者もいるだろう。若者よ、まだ早まるでない。 新社会人はなんといっても「ちゃんと仕事ができるかな…」と不安になっているにちがいない。 この記事では「君は優秀だね」と少なからず言われ続けてきた自称:怠け者が、仕事についての取り組み方を紹介する。 仕事は「シュババババ」でいい「早速こいつ訳の分からないこと言ってるぞ?!大丈夫なのか?!」 あ、早速「戻る」ボタンを押そうとしたね。若者よ、まだ

【実話】同僚が亡くなった時、何が起こるのか?いちサラリーマンの懺悔

「Aさんが亡くなりました。」 隣の席の同僚に届けられた現実味の無いメールを、自分はうっかり盗み見してしまった。 これはある意味懺悔のnoteである。 同僚が亡くなると会社はどう動くのか?について、自身の経験談をふまえて話をする。 結論を言ってしまえば「会社は思った以上に冷たい」と思う。うん。 ※デリケートでショッキングな話題のため有料記事にさせていただきました。 内容は実話が中心の構成になっているので、エッセイや小説作品を購入する感覚で購入する事をおすすめする。 参

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アンチいらすとやの上司 VS いらすとやLOVEの部下

うちの上司はアンチいらすとやである。 ※いらすとやについて「もう隅から隅まで知ってるぜ」という、いらすとや狂信者は、「アンチいらすとやの上司」の項目まで目次で飛んだ方が良し。 「いらすとや」とは皆様方は上のような画風のイラストを一度でも見たことがあるだろうか? むしろ使ったことがある人が多いのではないだろうか。 昨今ではテレビのニュース番組のボードにも使われる程、浸透しているいらすとや。 小中学校や公共機関・大企業のサービス説明のスライドまで登場する程、日本社会には欠か

【判定求む】ここはブラック企業なのでしょうか?

「ここはブラック企業なのでしょうか?」 冗談交じりにピッカピカの新卒の自分はOJTのトレーナーに問う。 すると彼は「グレー企業だよ」と答えた。 なんだかんだまだ新卒で入ったこの企業に飼われ続けていて、光と闇が見えてきた部分がある。 今回は「この企業はブラックなのか?ホワイトなのか?」を考察してみた。 ※身バレ防止の為、一部脚色あり。 企業スペック「この企業」についてざっくり紹介するとこんな感じである。 完全週休二日制 フレックス制度有 テレワーク有 社宅などの

【ライフハック】図太さは罪悪感との戦い。会社を気軽に休む為のたった一つのポイント

図太さとは、罪悪感との戦いである。 別の言い方をすると、自分の意志と社会から植え付けられた常識や固定概念との戦いともいえる。 急に休むと普通であれば「きっと上司や同僚に嫌味言われるだろうな…」と不安になって、つい部屋の隅にガタガタと震えて命乞いをしたくなる気持ちになるが、ほとんどの場合は言われることのない、まやかしである。 (ある程度信頼関係が構築されていたり、環境にもよるかもしれないが。) こう…言葉で言うのは簡単であるが、いざ実際に自分の身に降りかかると対処がなかなか

東京に雪が積もったらしいぞ!ここで朝の様子を見てみよう…

雪って大人になると嬉しくなくなる。 あれだけ子供の頃は嬉しいものだったのに。 手を冷やしながらいびつな雪だるまを作っていた純真さはとうの昔に行ってしまった。 一つ考えられるのが、東京の雪があまりにも凶悪すぎるからである。 ドカ雪地方の人にとっては「こんなの大した事ないよ!」とか「雪かきが毎日ないだけでもマシ」とか声を荒げてきそうだけど。 大人の皆様が嫌いな東京の雪が凶悪なポイントはこれ。 電車などの交通機関が止まる止まる。 クソ寒い 路面が凍るので転ぶ …などなど