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スピーチを演奏する

この春からスタートしたkaekaさんでの話し方の学びが面白い。

今まで無意識に話していた自分の話し方に当たり前に出会って、他の人との違いを知って、話の構成ってまだまだバリエーションあるんだなと知る。

受講前に受験したkaekaスコアのフィードバックもいただいた。
スピーチに正解はないので絶対に100点が取れないようになっているとか。
そうだよね、スピーチに正解ってないよねということを、多様な人と学びながら実感する。

先日受けたパーソナルトレーニングで気づいたことが一つ。
スピーチってもしかしたら曲を奏でることと一緒なのかもしれない。

ピアノでは呼吸について注意されたことがある。
私の弾く音はとても硬い。
肩に力が入りすぎている。どうしてかなと先生が考えてくれて、呼吸を意識してみてと言われた。
どうしても難しい箇所を引くときは息が止まって、力が入ってしまうんだとか。
他にもフレーズを考えずに、前後の繋がりなど無視して、何も考えずに1音引くことを注意される。
どう表現したいの?この音の意味は?
10本ある指は全てが同じように動かない。
特に小指と薬指は音が弱くなってしまう。
それさえも気づかずに、本当に何も考えずに弾いてしまう。

スピーチでも同じようなことを言われた。
呼吸。
何も考えずに話すことはしない。
どこを強調したいのか。
何を伝えたいのか考えて話すこと。
そして話していて自分の苦手な行や、単語に気づく。
全てが同じように発音できないものなんだなと、今まで考えたこともなかった。
もはやスピーチは演奏のように思えてきている。


ここ数年毎年何かしらの講座を受講するようにしているが今年の学びもあたりである。
課題に追われる学びは心地よい。


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