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美術館のDX(デジタルトランスフォーメーション)とPMへの活用

美術館でもDX(デジタルトランスフォーメーション)が進んでいます。「没入感と非日常感を体験できるアート」をデジタル技術を活用して実現しています。下記の日経クロストレンドにて詳しく紹介されています。

事例1:ファン・ゴッホ展
体験型デジタルアートとして、34台のプロジェクターですべての壁面と床面をシームレスに繋ぎ合わせ、「全身で浴びるアート没入体験」ができます。

事例2:Immersive Museum
モネ・ルノワール・ピサロ・ドガ等の絵画を、こちらも数十台のプロジェクターマッピングを活用して、没入感があるアート体験を提供。

没入感がある体験型プロジェクトマネジメント

上記の非日常感・没入感がある体験型の美術館アート体験のメソッドを、プロジェクトマネジメントにも活用できるかもしれません。

スケジュールマネジメント:WBS(Work Breakdown Structure)
VRゴーグルを装着して、視覚的に見えるWBS。今後の未来がビジュアルに見えるWBSであれば、プロジェクトを推進するモチベーションが高まります。想定される成果物は、ラフスケッチでもいいので、概要が目で見てわかるようなイメージを作り、WBSの成果物を触れると、浮かび上がってくる。
リスクがあるタスクでは、暴風雨・火山噴火・大地震などの災害が発生するようなビジュアルイメージが表示される、等。

ステークホルダーマネジメント:体制図
体制図の該当の人マークに触れると、プロジェクトオーナー、プロジェクトマネージャー/リーダー、各メンバーの自己紹介、得意なこと・好きなこと、今までの仕事の成果が立体映像の動画で表示され、興味がある話題を深掘りできるようなUI/UXになると、プロジェクトメンバー間のさらなるコミュニケーションの契機となると考えます。

その他、スコープ管理、コスト管理、品質管理、資源管理、コミュニケーション管理、調達管理など、多様な領域で体験型プロジェクトマネジメントを考えることができそうです。

ベラスケス流風景画 Stable Diffusionで生成(体験型アートをイメージ:コード/ A dream of a An extraordinary, immersive and experiential art experience, by Diego Rodríguez de Silva y Velázquez, matte painting trending on artstation HQ)



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