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父の単身赴任と娘の不登校


4月から福祉専門学校で社会福祉士の講座を受けているみかんです。
今日は父のライフストーリーを聞き取る宿題をして感じたことをまとめる。

「お父さんの一番つらい時期はいつ?」と尋ねたら「45歳の時。会社の命令で名古屋に出向したときの上司が好きになれなかった。それにおばあちゃん(母親)もなくなった。」と回答が返ってきた。

思い返せば、父45歳 娘16歳の時がお互いに辛い時期だったのだと思う。当時娘の私は不登校で人生のどん底を経験していた。
父親が単身赴任中に母親が義理の母の面倒を見ていたが、母も相当ストレスだったと思う。両親が互いにピリピリしていたし相談に乗ってもらえる雰囲気ではなかった。
不登校の原因は学業不振だと思っていたが、実際は学業で後れを取っている自分を認める自己肯定感が備わっていなかった。ことだと考えている。
どんな私も受け入れてもらえると思って甘えてみても、当時は父も母もそんな心の余裕なんてなかったのだ。
家庭環境が子供のメンタルに直結すると言われているが、まったくその通りだ。

私は不登校でうつ病を経験してから10年も経験しているが、いまだにフラッシュバックや脅迫観念のようなものを感じる時がある。
すこしずつ改善しているが、ふとした瞬間に再発する。
取り乱した自分は誰と話しても笑顔が引きつるし、楽しむことに集中できない。

でも、どんな自分も私は受け入れてあたたかく迎えてあげたい。
思ったようにいかなくてもうまく笑えなくてもどんな自分も大好き。
自分の味方は自分自身。大丈夫。私もみんなも幸せに向かっているのだから。


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