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くうねる です。ほっこりする小説や絵本原作を書いていまーす💖いろいろお氣軽におこえがけ…

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くうねる です。ほっこりする小説や絵本原作を書いていまーす💖いろいろお氣軽におこえがけくださいな(^^)/

マガジン

  • 里がえり リトリート 『今日だけ』

    こちらはリアルなマルシェの記事です💕 健康、自然、自分にフォーカスした一日 『今日だけ』を体験してみて下さいね🤗 楽しいこともたくさんあると思います😄

  • 僕らの学校/くうねる文庫

    江古田のまちにあるカフェ「こぶしの花」。 その周りに、みのりの里をはじめとするコミュニティができた。ギオン少年が通っているフリースクールを中心にしたお話しです。

  • 2024年cocoonからの旅/くうねる文庫

    突然、ポータルが開かれたのか? 玄関から伸びるエレベーターは、繭状の建物内部を進み、比呂乃を空飛ぶ大型観光船へと導いた。ヒーリングツアーの中の学びを描きました。

  • 僕らの地球/くうねる文庫

    自然と遊ぶ 子どもたちが主人公の物語たち。 ほかで発信しています「護持元街笑顔の花がみのる町」のスピンオフシリーズでもあります。

  • そうてんねんしょくハウス/くうねる文庫

    練馬の隠れ家千米の裏庭🌳 スペシャルな男の子 隼人くんは 裏庭の切株に そうてんねんしょくハウス をこしらえて いろんな生き物を癒していきます。

最近の記事

お母ちゃんとドレミ

♪ド 貴和子 「あっ、最後のドーナツのうなってる!お母ちゃんやろ!?」 篤子(貴和子の母) 「バレたか(笑)」 貴和子 「もう、残しといてって言うたやんか。」 篤子 「穴は残ってるやろ?」 貴和子 「いつも、この調子や。」 ♪レ 篤子 「あんた、何飲んでんのや?」 貴和子 「はちみつレモンや。飲むか?」 篤子 「どっちの味なんか、ようわからんから要らんわ。」 貴和子 「お母ちゃんは、何飲んでんの?」 篤子 「カフェオレや」 貴和子

    • +9

      2024年cocoonからの旅〜ホームレイクが心の港

      • 『虹を渡るペガサス』

        子供のときから 虹を追いかけてきたんだ たくさんの虹を見たよ たくさんの喜びがあった。 だけど、虹の前には必ず雨が降るんだ。 たくさんの雨が降った。 さっきね、今までで一番大きな虹を見た。 今まで通り 虹をくぐることもできたけど、 「今までたくさんの雨をありがとう」 そんな お陰様の氣持ちとともに 僕は登ってみることにした。 そうしたら 僕の足は すごく力強くなって 虹をのぼって お空のずーっとずーっと上 天の川銀河 までやってきたんだ。 だからね。 これからは 地上

        • 『大きな森の小さなパオ子』アマチュアチームわさもちのオリジナル絵本

          BASE 販売しています💗 大きな森の小さなパオ子 | くうねるワンダーランド(千米) (coonel.base.shop) 『大きな森の小さなパオ子』  カラフルな4人「チームわさもち」のオリジナル絵本1,000縁 手のひらにのるくらい、小さい小さい子ゾウのパオ子。 森のお友達に支えられ、大きく成長していく自立と感謝の物語です。 深~いメッセージがいろいろ詰まって、朗読音声のおまけもついています。 ~絵本ができるまで~ 小学生の女の子「わさびのおもち」さんが絵を

        お母ちゃんとドレミ

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        • 里がえり リトリート 『今日だけ』
          1本
        • 僕らの学校/くうねる文庫
          3本
          ¥180
        • 2024年cocoonからの旅/くうねる文庫
          4本
          ¥280
        • 僕らの地球/くうねる文庫
          4本
          ¥480
        • そうてんねんしょくハウス/くうねる文庫
          5本
          ¥480

        記事

          🌳里がえりリトリート『今日だけ』🏡   6/8sat.11-17時 開催

          こちらは、リアルなマルシエ ☕🥕🍙🔮🛏💄✨ です  ❇ ❇ ❇ ❇ ❇  実家みたいな練馬の隠れ家で、 日常の時間、場所から離れて、 「健やかさ」「自然」「自分」に フォーカスする一日 『今日だけ』 を、過ごしてみませんか😄 楽しいこともたくさんあります🤗 では、第1回目本当に今日だけかもしれない ✌ 6/8㈰プログラムを ご紹介しまーす。 🌻 NO.1 【はるいずみ】 🌻 【はるいずみ】 自然の色を体感できる草木染め 〜桜染め〜 桜の枝に

          🌳里がえりリトリート『今日だけ』🏡   6/8sat.11-17時 開催

          「2024年cocoonからの旅」VOL.4~雲の上のギタリスト~

          「 休みの日 …朝のまどろみ・・・ 味わう甘美 」 「 柔らかい トリプルガーゼのシーツごと 溺れていたいベッドの耽美…」 「 ブラインド 差し込む陽射しの温かみ。賛美 」 最後は完全に字余りだわと、上機嫌でいるところに、着信のアラーム音が鳴った。 メッセージはロータス婦人からだった。 「起きてらっしゃる?ねえ、私たち、買い物に行かない?」 ロータス婦人が船上で何をしているのか私は知らないけれど、どうやら彼女も休みのようだ。 この旅で出逢い、すっかり私の憧れの人になったロー

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          「2024年cocoonからの旅」VOL.4~雲の上のギタリスト~

          くうねる文庫とわたし

          わたしはタロットや靈氣などヒーリング主体の仕事をしています。 もちろん、書くことも、大事な癒しの仕事になって来ています。 話しは飛びますが、行動制限が始まった頃、飲み屋が開いてなかったじゃない? わたしったら、酒やめてたけど飲兵衛の氣持ち人一倍わかるから、「みんな発散できなくなって、大変だよねー」と思い、どこかの誰かの氣分が少しでも良くなるようにと、書き出したというのが、比呂乃ママシリーズのはじまりでした。 その直前の、ストーリーを書くことのはじまりは、タロットのYouT

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          僕らの学校③「いとするもの…」

          みのりの里には、三太の池というのがある。 これは、真太郎くんと源太くんと、僕のお父さんである孝太くんが作った池だ。 真太郎くんが言うには、流行りの言い方でビオトープってやつなんだけど、できた当初、「まあ池でいいよ。」ってことになって、自分たちの名前をもじって三太の池ってしゃれた名前にしたんだって。 池の中にはメダカやエビ、貝がおり、夏のはじめにはホテイアオイが浮かんでいる。 それぞれのいのちがこの池の周りで巡っているんだ。 そしてそのことが、僕らのような子供にとって、かけ

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          僕らの学校③「いとするもの…」

          僕らの学校②「はじめてのできごと」

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          僕らの学校②「はじめてのできごと」

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          僕らの学校①「僕はギオンだよ」

          僕がこの街に来たのは、2023年の春のことだった。 並木道にはいつも光があふれていた。 櫻の花が咲き、そして散り、千川通りに、ピンクの龍神が生まれては消えていった。 そして夏になる時分には、僕には友達ができ、居場所ができていた。 僕が僕らになった頃の、僕らの学校や僕らの居場所。 僕は今日、あの頃にかえることにする。 ・・・2023年夏 初夏を迎えるころから、比呂乃おばちゃんが、毎日冷やしあめをくれるようになり、スッキリする味わいに僕らは夢中だ。 比呂乃おばちゃんは、「こぶ

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          僕らの学校①「僕はギオンだよ」

          『繋(ツナガリ)』 (作 くうねる)

          朝が来る。 僕は、ボディースーツの上から こども服を着て、大声で挨拶をする。 「世界の皆さん、おはようございます!」 この街に着いて半年、 こんなに学校に行きたいと思ったことはない。 早く奴らに会いたいよ。 この街に着いてすぐ夏休みが来て、 学校のプールで奴らと泳いだ。 健太は、平泳ぎでカエルになったり、 康太はバタフライと言って蝶々になったり、 草太のクロールなんて、ハイハイしてる芋虫みたいだった。 ね、そのままじゃ泳げないのかな? 魚になっちゃえばいいのにな。 人間っ

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          「2024年cocoonからの旅」VOL.3~インナーテンプルへの小舟~

          私たちは次の寄港地に向かう為、大型観光船に戻った。 もちろん、旅だけがツアーの目的ではないので、この大型観光船内でも、必要の都度、それぞれのはたらきを提供することになる。そうでないと、いくらセントローズ財団からのデジタル決済があるとはいえ、私たちだって米は買えないし、おしゃれもできない。 今日は、深堀博士が担当するクライアントで、年単位で乗船している女性へのプログラムがある。先生の愛犬、否、パートナーのMr.アンダースタンドもセラピー犬として同席する。そう、これらは私の心の

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          『大きな森の小さなパオ子』

           カラフルな4人「チームわさもち」のオリジナル絵本 手のひらにのるくらい、小さい小さい子ゾウのパオ子。 森のお友達に支えられ、大きく成長していく自立と感謝の物語です。 ~絵本ができるまで~ 小学生の女の子「わさびのおもち」さんが絵を担当。私が書いた文章に、お母さんの「きなこのおもち」さんと考えた個性あふれるキャラクターの絵を描いてくれました。一枚一枚、それぞれの動物の声が聴こえてきそうで、氣持ちが明るくなります。 今回も編集は、がおちゃん。完成までの道のりをしっかりコ

          『大きな森の小さなパオ子』

          「2024年cocoonからの旅」 VOL.2 ~最初の寄港地~

          私たちの空飛ぶ大型観光船は、亜熱帯の森に着いた。最初の寄港地である。 うっそうとした森林。そこから突き出た巨大な岩山に錨をおろして停泊するのだ。 船から森を見下ろすと、それぞれ独立したコテージ群が、樹々の間から覗いている。 この土地が持つ、土や種、風土を活かした活動を極めたいという人たちが、全世界から移動してきて、この村に滞在している。 伝統農法、食事療法、アーユルヴェーダやアロマセラピーなど、心身の健康にかかわる活動、陶芸やペインティングなどの美術品、木製楽器の演奏など、

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          「2024年cocoonからの旅」 VOL.2 ~最初の寄港地~

          『2024年cocoonからの旅』vol.1

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          『2024年cocoonからの旅』vol.1

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          僕らの地球③「くにちゃんオン・ザ・ビーチ」

          夏が近づいてくると僕たちは、おばあちゃんちにやってくる。 湖の近くにあるおばあちゃんちは、僕の家からは、かなり遠い。だから、去年までは、お父さんの車か、お母さんの自転車で来てたんだ。だけど今年は、自分で自転車に乗ってやってきた。 「おばあちゃん、こんにちは!」 「お帰り。ひろちゃん。」 おばあちゃんは、いつものように玄関を上がってすぐの居間で、火の入っていない冷たい火鉢を前に座って、ほほ笑みながら僕を迎えてくれた。 おばあちゃんちは、僕たちが帰ってくる場所なんだって

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          僕らの地球③「くにちゃんオン・ザ・ビーチ」