【稽古日誌】カスケードとカテーテル#15

2022.4.28(木)
今日から会場入りです。照明、音響、舞台セットの設置など、明日の本番に向けて動いていました。

4月26日の稽古日誌に「前作は会場入りしてから大きく変わった。今回はどうだろう」といったことを書いていたのですが、結論から言えば、やはり変わりました。
想定していた配置から、変更後は場所の区切り方が明確になり、回想シーンがより象徴的になりました。照明スタッフの方もすぐに対応して美しく見える照明にしてくださり、また、演者も声の出し方を変えなければいけないのですが、すぐに対応しました。
そうした諸々の変更をし、動きを付け直したあとで、ゲネプロ(本番同様に行う通し稽古)を行いました。稽古場で馴染んだ動きではなくなったことが原因してか、良い臨場感がありました。

さて、明日からの本番でも舞台上で相手と確かに関係し、その瞬間を生きることができるか。楽しみです。

(本編では使われない画なのですが、上の照明機材だけが点いている構図が、「天からの光を受けているどこか」と見えて、とても好きです。最後の公演が終了した後にSNSなどでお見せしたいなあ)

演出助手 寺原航平

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