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教習所体験記② 車両操作~みきわめ

ハイこんにちは!また間が空いてしまいましたが皆様GWはいかがでしたか?僕はカレンダー通りだったけど1日有休使って前半3日、後半5日連休という感じだったのですが大半は教習所に行ってました(笑)
そして昨日ようやくというかギリギリでみきわめも良好をいただき、次の週末には受かる気がしない修了検定というところまで進みましたので、自分の中での記憶の整理も兼ねて記事にまとめていこうと思います。
前回の記事はこちら。

前回のあらすじ

  • 入校式からの即技能教習を2時間受けた

  • アクセル・ブレーキの操作すらおぼつかないワイ

  • カーブもまともに曲がれないワイ

  • 学科はオンラインなので勝手に進めておくように

だいたいこんな感じでしたね。既に遠い昔のことのようで、思い出すのにも苦労しましたが、車まともに乗れる気しねぇ!あと教官こわい!一見優しそうなのにいじわる!みたいな最悪の初日だったような記憶があります。帰ってからも娘にいやこれ無理っすわって言ったかもしれん。
とはいえ自動車学校の授業料は一括で全ブッパしてしまっているので投げ出すわけには行かず。ということで学科はオンラインで1日1コマずつ進め(これは英語学習のときくらいのルーティンなので問題なし)、その次の週末から再び技能教習が始まりました。

4/27(土) 3-4時間目

この日は午後からハスラーのメンテ入庫予定があったので朝一9:30からの2時間講習。初日は教習所の外周を右回りでグルグル回ってただけだったので今度は左回り。てか実は未だに左折がムズいんよな。
速度を落として縁石に沿って小回りするのを忘れてどうしても膨らんでしまうのはスピードを落としきれていないかららしい。あと確かこの日は
「ハンドル操作がおぼつかないのは視線が車の直前を見てるからで、カーブも曲がり始めじゃなくてもっと先を見ながら操作するように」
って言われてから急にスムーズに曲がれるようになったかも。
後半の時間はついに外周から交差点を曲がって中に入ったりしつつ右左折の練習。指示機も使ったりするので超忙しくてこのあたりからアクセル・ブレーキの操作はあんま意識しなくなった。というか足が勝手に対応してくれる感じになった。この日担当してくれた教官は若い男性でズバズバ言うんだけど、ちゃんと効果的なアドバイスもくれる人だったのでかなり信頼できた。

4/28(日) 5時間目

1時間だけ技能教習を受講。いつも原簿を受け取って配車券を出したら教官の名前がわかるので、写真見て顔をチェックしておくんだけど、この日も若い男性だったはずが小柄メガネの若い女性が走ってきて急に担当変更になったとのこと。ちょっとびっくりしたけどいつものように説明を受けて、新たに覚えたのは坂道発進。その後下り坂でギアをSに入れたあと一時停止でDに戻すの忘れがちなんで繰り返し練習した。後はいつものように交差点を使った右左折の練習でしっかり右寄せ左寄せしてから曲がる練習もした。

5/4(土) 6時間目

この日の教官は年配の男性。初日の嫌味おじさんと違ってすごく丁寧な感じだったのでちょっと安心。はじめてバックの練習をしたんだけど窓から顔出して右後方を見ながら下がるのがかなり大変で、どうやってもメガネの枠外を見ることになるので全然見えなくてまっすぐ下がれずフラフラする感じだった。おそらく体勢か首の角度が悪いんだと思うけど何回も首がもげそうになった。車内を振り返って後部ガラス越しに後ろを見ながらバックする方は特に問題なし。

5/5(日) 7ー8時間目

ここからは3日間連続で2時間の講習というハードスケジュール。最初の1時間はチャラい感じの男性教官で、結構運転中に話しかけてくるタイプだったのでちょっとアワアワした(なんで免許取る気になったの?とかよくありそうなアレ)。所定位置からの右左折バックの練習を簡単に(車庫入れは第2段階でやるし今はこれくらいでいいらしい)終えた後、とうとう来ました狭路通行、いわゆるS字とクランクの練習がはじまった。最初は何も考えずやってみて、案の定乗り上げたので、なぜ乗り上げるのか?という説明を受けたんだけど、僕の場合車の前方を気にしすぎで早め早めにハンドルを切る癖があるから内輪差で後ろが乗り上げてるとのこと。もっとしっかり前を突っ込んでカーブの先をしっかり見るというアドバイスで思うように曲がれるようになった。
後半は別の教官に変わって同じ内容の復習。年配の男性だったけどやたら時計を気にしててとにかく早く終わらせたい感がすごかった。

5/6(月) 9ー10時間目

この日は変則的で、間に1時間休憩を挟んで2時間の講習。朝イチで教習所に向かい、いつものように配車券を出したら1コマ目が初日に会った苦手な教官だった。ここまでくると新たに覚える項目が安全確認と見通しの悪い交差点での構えブレーキだけで、あとは終了検定を想定したいわゆるコース走行になってくるんだけど、新たに加わった安全確認がうまくいかずまあひたすら嫌味を言われ続けて心が折れそうになった。

  • 左右の寄せ忘れ

  • 指示機の出し忘れ

  • ルームミラー見てない

  • サイドミラー、後方目視してない

  • 巻き込み確認忘れすぎ

どれもこれも大事だし、これ検定だったら減点だよねってのもわかるんですよ、わかるけど身につく前にバチバチにメンタル削られたので間に1時間休憩があったのがほんとに助かった。アイコス吸いながら他の人の教習風景見てたらなんか授業サボってるヤツみたいだな俺…とか思いつつ。
そして後半の1時間は打って変わって今までで一番チャラい感じのおにーさんが担当。新たに踏切の通過を教わった後コース走行に入ると、口癖がやたらオッケー、オッケーなんで、なんとなくちゃんと出来てるんだろうなって思ってたら発着場からの出発時にサイドブレーキ戻し忘れ(なんならギアもPのまま)で出ようとして思いっきりアクセルふかして死亡。
「マァそういうこともあるッスよね!」
って言われたけどクッソ恥ずかしい。他にも指示機の出し忘れとか巻き込み確認忘れとかが相変わらず改善されておらず、出来てるようで出来てない状態で検定が近づいていることにだいぶ不安になった。

5/7 11-12時間目

地獄の連チャン技能教習も今日で終わり。学科に関してはかなり前に最後まで終わらせてて、効果測定も繰り返しやって満点は取れてないけどアベレージで合格出せてたのでまあ行けるかなって感じなんだけど、技能の方が相変わらずド忘れ、抜けが多くて正直出来る気がしない状態のまま教習所に。
最初の1時間では最後にちょこっとだけやるという急加速と急ブレーキをやって(めちゃめちゃ心臓に悪かった)、いつものようにコース走行を数回走行。だいたい1コース15分くらいかかるので振り返りとか入れると2周が限界なんだけど、
「あーいまミラー見てなかったっすね」
「指示機でてないですよ」
といった安全確認の甘さを結構突っ込まれた。
「次はみきわめですよ、がんばって!」
と言われたけど出来る気がしない。だめだこれ、という気持ちのまま次の時間へ。

最後の1時間は、3-4時間目を担当してくれた教官だったので勝手に安心してたらなんかちょっと塩対応。いつもなら助手席に座って説明とか聞いて、という流れなのに立ったまま、
「もう〇〇さんに教えることは何もありません。今までに学んだことがちゃんと身についたか確認させてもらいますので運転席へどうぞ」
と言われ、なるほどそういうことか、と理解。とりあえずS字クランクの確認したいので行ってください、と言われたのでよっしゃー任せろ俺の得意なやつだぜ、と意気揚々と車を向かわせたんだけど、

S字で後輪乗りあげた(初回以来2回目)

確かに夜の運転だったので見えづらかったんだけど(言い訳)、完全に操作をミスってしかも乗り上げて自分でブレーキ踏まず教官の補助ブレーキで止まったんでアウトですよね。やっちまった。あーもうこれダメだわ、と心が折れそうになってたんだけど、
「実際本番でもこういうことがあります。こうなったときはどうするんですか?」
と言われ、ハンドルは動かさずバックと返すと、
「そうですね、じゃあやり直しましょう。本番ではちゃんと自分でブレーキ踏んでくださいね」
と、ここでも丁寧な復習。そしてクランクもわざと突っ込んで切り返しの練習をしておくことに。なんて優しい先生なんだ。
そして再び発着場に戻って、
「ここからは検定と同じコースを走ります。時間的に2回ですね、間違っても声をかけないので指示に従って走行してください。集中を切らさないように
と言われスタート。安全確認~巻き込み注意~指示機出し直し~とブツブツ言いながらコースはいよいよ難関のS字・クランクへ。先ほどミスったところを思い出してS字はギリギリクリア、よし左右の確認もしたしクランクに入るぞ、とアクセルを踏んだ所で教官の補助ブレーキ。無言。

どうやら優先道路の通行無視をやらかした(バイクが来てた)らしい

ハイ終わったー検定で一発アウトのやつー。って僕も気がついたんだけど、そのままコース走行が続いたので、踏切、坂道発進と走行し最初の発着地点へ。
「〇〇さん、どうでしたか?何か言いたいことはありますか」
「優先道路の判断を間違いました、あと巻き込み確認とか」
「そうですね。あれは検定では一発アウトです。前半は完璧でしたが後半は集中が完全に切れてましたね。でも今はもう一回チャンスがあります。最後集中して頑張りましょう
ということで、最終の検定コース(模擬走行)に。
終了後、
「〇〇さん、どうでしたか?」
「自分ではすべてやったと思います。気がついたミスはない」
そうですね、パーフェクトです。お疲れ様でした。
 みきわめの判定は良好です。修了検定の予約をしにカウンターまで一緒に行きましょう」

ということで

自分で書いてて改めて思いましたがギリギリもギリギリじゃん!
僕は車に関してはセンスも無いし器用じゃないことはよく解りました。
ノー補習で第一段階クリアするのも全然簡単じゃないし、出来た人はみんなすごいですよ。尊敬する。
とはいえここまで来たら最後の最後で◯にしてくれた教官の顔に泥を塗らないためにも修了検定は一発でクリアしたいところですが、あんま気負いすぎると今回のように色々やらかしてしまうので、アカンかったらそん時はそん時(つまり財力でなんとかする)くらいの気持ちで行こうかなと思います。

どのタイミングだったか忘れたけど最終日最後の1時間のどこかで、
「〇〇さん、どうですか?運転できてますか?」
「はい、確かに前より運転できる感はあります」
「そうですね、ちゃんと運転できてると思いますよ」
というやりとりがあったと記憶しています。
確かに、数週間前はハンドル握っても何も出来んかったもんなぁ。
そう考えると、今はこんなもんなんだろうね。

ではまた次回。


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