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誕生日に新曲公開。いろいろあるけどまだ生きてます。

新曲のタイトルは「Still Alive」(まだ生きてるぜ!)で、公開した今日は自分の誕生日、という話です。

今日でまたひとつ歳をとったわけですが、フィジカル的には衰えてゆく一方で、今までできていたことが少しずつできなくなっていくのを止めることはできません。

しかし、楽曲制作においては過去の自分を更新し続けることができるのは幸いだと思っています。

「もうこれ以上いい曲は作れないだろう」と思ったことは過去に何度もありますが、続けていればいろいろと成長できるというのは不思議なものです。

特に今年は「オリジナルが作れなければ好きな曲のカバーでも作っていればいいや」ぐらいに考えていたのですが、それも何かの足しにはなっていたのでしょう。

今回の曲も、制作をスタートしてしばらくしたところで、もう目新しいことも特に出来なさそうな感じがして、一旦ボツにしようとしたのですが、まさかシティ・ポップの流れを汲むような曲で新しいことができるとは、正直自分でも驚いています。

とはいえ、あくまでも「自分ではまだやっていなかったこと」ができたということでしかないので、曲自体はすごーく懐かしい感じがすると思います。

間奏やアウトロでのテナーサックスが、打ち込みにしてはなかなかリアルな感じにできたので、これも自分にとっては新しいチャレンジでした。

あと、ギターに関しては自分では一切弾いていません。左側で鳴っているミュートのバッキングは、サックスと同様にLogic付属のソフトウェア音源ですし、イントロで効果音的にパンしているフレーズや、右側でワウを踏みながら単音カッティングしているところなどは、これもLogic付属のApple Loopsです。

まあ、こういうのは自分である程度ギターが弾けるからこそ、曲に合うパートを作ったり選んだりできるわけですが。今はペダルワウを持っていないということもありますし、かっちりグルーブに乗って歯切れよく、と考えると打ち込みのほうが良かったということです。

アイディアや曲想が「降りてくる」という言い回しが使われることがありますが、諦めずにひたすら考え続けなければ、降りてくるも何もないのでしょう。

このまま死ぬまで音楽制作を続けて、「もう少し時間があればこの曲を完成させられるのに」と思いながら最後を迎えられれば幸せなのかも、と今は思っています。

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