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【夢ノ結唱 ROSE】Nostalgic Future (2024 Remix)【Synthesizer V Original】
2011年にVocaloid "GUMI" (Megpoid)を使って公開したオリジナル楽曲のリミックス・ヴァージョンとなります。 今回はヴォーカルにSynthesizer V AI 夢ノ結唱 ROSE(ver.101)を使用しました。 GUMIも当時はボーカロイド・エンジンがV3にバージョンアップしたことにともない、Power, Sweet, Whisper, Englishの4つのボイスバンクが使用可能になっていました。 中でもGUMI Powerは元気で滑舌もよく、力強い歌声で重宝したものです。当時はそれがこの曲にマッチしていると思い、かなり満足していたのですが・・・ ギターをフィーチュアしたアレンジやシニカルな歌詞、そこから醸成される世界観をもっともよく表現しているのは今回のヴァージョンだと思います。 夢ノ結唱 ROSEの歌声は、リバーブをあまり深くかけず、(かけるとしても短めのもので)ドライな感じにミックスしたほうがいいという印象を受けています。 そのあたりを考慮しつつ、今回はオケの各楽器の残響感も控えめにして、よりクリアな音像になるよう調整しました。また、パッド系シンセのサスティンが長く残りすぎて、コード・チェンジの際に不協和音を発生させていたという問題にも気づいたので、この点も改善しました。 これでこの曲もやっと成仏させることができたたかな、という感じです。
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【Synthesizer V Cover】天使の絵の具【京町セイカ/桜乃そら】
飯島真理さんの「天使の絵の具」を、1984年公開のアニメ映画「超時空要塞マクロス 愛・おぼえていますか」のエンディング曲として清水信之氏がアレンジしたヴァージョンのカバーです。 2023年3月に、Synthesizer V Maiをメイン・ヴォーカル、同じくSynthesizer V 夏色花梨をバックグラウンド・ヴォーカルに起用してカバーを制作しましたが、今回はオリジナルにより忠実なトラックを目指してリメイクしました。 飯島真理さんが歌っているメインパートはSynthesizer V 京町セイカ(ver.112)、おそらくEPOさんが歌っているであろうバックグラウンド・ヴォーカルはSynthesizer V 桜乃そら(ver.103)を使用しました。Synthesizer V Studio Proのバージョンは1.11.0です。 約1年前にカバーした時は、いろいろと詰めが甘かったと再認識しました。 音がきちんと取れていなかったパートとか多すぎ。 また、今回はコーラス・パートも「ハイヤーァ」「チュッチュワーァ」と原曲通りに再現しています。 あと、ギターも手抜きなしで。 とはいえ、清水信之氏の当時のギターの音色はなかなか独特なので、そこまで完コピというわけではありません。
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【Synthesizer V Cover】瞳はエンジェル/飯島真理【京町セイカ】
飯島真理さんの1985年のアルバム KIMONO STEREO "GREY" から「瞳はエンジェル」のカバー(フルバージョン)を公開しました。 SynthesizerV AI 京町セイカさんの良さが出せたと思います! 手持ちの歌声データベースをすべて試してみた結果、京町セイカさんが優勝でした! 歌い出しなどは飯島真理さんの原曲の雰囲気と全然違うので、正直「ちょっとこれは・・・」と思っていたのですが、サビや大サビの頭での「Ah〜」と天にも届くかのような美しいハイトーンが、あまりにもイメージ通りだったので。 あとはもう、そこまでの流れをなんとか整えるしかないな、という感じで頑張りました。 間奏の4小節ほどの短いソロは過去にコピーしたことがあったのですが、アウトロの長尺のソロは今回初挑戦です。 ひとつひとつのフレーズは技術的にさほど難しくはないものの、続けて一気に弾き切るのは到底無理なので、何度もパンチインしながらつぎはぎで仕上げました。 印象としてはさほどJazzっぽくはないのですが、常にコードトーンを意識しながら、トライアドをうまく使っている素晴らしいソロです。コピーしてみてとても勉強になりました。 アレンジはJeff Beckとの活動で知られるMax Middletonですが、ギターは誰が弾いていたのかと思って調べてみたところ、とある方のインスタでIan Bairnsonという方らしい、との情報を得ました。 https://www.instagram.com/p/Cy2zDCxh1pG/?igsh=NXExZHg4NXBwdnB2 間奏のソロはトレモロ・アームで下からしゃくり上げるような音程変化をつけながらレガート気味に弾いているところまで原曲通りにしたいところでしたが、あいにく手元にアーム付きのギターがないため、指でのベンドとプリング・オフなどを駆使してなるべく近い雰囲気に。 イントロのギター・コードもアームで揺らしているんですが、ここはもう割り切って自分では弾かず、あえてソフトウェア音源のギターで鳴らして、ピッチ・ベンドを入れるという力技を使いました。
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【Synthesizer V Eri】Song In My Heart【Original】
Synthesizer Vの歌声データベースEriをフィーチュアしたオリジナル曲です。 2010年にVocaloid "GUMI" (Megpoid)を使ってニコニコ動画に公開した楽曲のセルフカバーとなります。 2022年12月にMaiが歌ったヴァージョンも公開しています。 Maiさんのヴァージョンも全然悪くない。 当時はこの曲が本来の形になったと大喜びしていたし、実際、今聴いてもとても良いです。 ただ、しかしですよ。 Eriさんがあまりにもエモい雰囲気と表現の振り幅の大きさを兼ね備えているので、彼女の声を聞いてしまうと、やはり物足りなく感じてしまうのは否めない。 とにかく、それくらい良いです。 まあ、評価というものは受け止める側の気持ちひとつで変わってしまうので、時間が経てば過去の作品も「やはり良かったな」ということになったりすると思います。
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【Synthesizer V Cover】Follow Me/イルカ【Eri & Jin】
1981年リリースの「Follow Me」(作詞・作曲:イルカ、編曲:小田和正)をSynthesizer V Eri と Jin でカバーしました。 メインはもちろんEriさんで、たぶんオフコースの松尾一彦さんが歌っているであろうと思われる男声コーラスはJinさんです。 以前、Saki姐さん(コーラスはRitchy と D-Lin)で作ったショートバージョンを公開していたんですが、間奏のギターソロもやりたかったので、オケをフルで作ってみました。 原曲でギターソロを弾いているのは鈴木康弘さんだとばかり思っていたのですが、これも松尾一彦さんが弾いているらしい、という説を見かけましたので、そうかもしれません。 「天使の絵の具」以来、久しぶりに自分でギター弾いて入れました。 それにしても、Eriさんの声は本当に表現の振り幅が大きいです。Sakiさんだと方向性は似ているのですが、ボーカルスタイルを駆使してもここまでは無理だったかなと。 特にサビで1オクターブ上がるとこ、まさに「絶唱」って感じです。そのあたり、ちょっと尾崎亜美っぽさもあるかも。