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ファミマ文具~マーカーセット編~

先日ファミマのボールペンの書き心地に感激した日から、あるものが寝ても醒めても頭から離れなかった。
購入を見送った900円のマーカーセットの事である。
ファミマボールペンの質が良いのは十分分かった。だがマーカーはどうだろう?
自分は根っからの文具マニアな為、気になった物は全部試さないと気が済まないのだ。
加えて自分はマイルドライナー、プロパスウィンドウ、フリクションライト等をはじめとした様々な有名マーカー愛用者であるため、ファミマーカー(勝手に命名)の使用感も一度知っておきたいと思っていた。
こうして自分はファミマに走り、ファミマーカーを購入した。ついでにPC前方眼とメモ帳とボールペン2本目を買い、ワクワクしながら帰路に着いた。こうして自分はまた新たな文具にハマっていくのである。

①外見


うれしいツインタイプ

空と時間の色。なかなかに洒落たネーミングが光るこのマーカーは、なんと自分が買った物を抜かすとラス1で終了であった。
早めに買っておいて正解である。マーカー特有の蛍光バリバリギラギラ感が微塵も無いこれまたシンプルなパッケージは、どんな筆箱に入れても邪魔しないデザイン。
バラ売りの蛍光色も、セット売りのこちらも程よい太さのツインタイプなのがポイント高い。
マイルドライナーの細字は太め、プロパスウィンドウは逆に細すぎて筆圧が強い自分ではペン先を潰す危険がある。フリクションライトに至っては細書き部分がないのだ。

中々にエモい色名。手帳界隈に刺さりそうである

色名は裏と、ペン本体に書いてある。
定番蛍光色はバラ売りにされている為、こちらは使用頻度ではなく全体の雰囲気重視のセットであろう。
以下、裏の説明文
《空と時間の色をイメージしたマーカーセットです》
●太側はチカチカしにくいソフトカラーのインク色で、文字の上からのマーキングに、細側は濃いインク色の極細ペンで、重要な情報のメモに適しています。
(これは表面上→)■太細2in1 ■淡色マーカー ■文字書0.3mm
以上。コクヨ製のMADE IN JAPAN。
前回のボールペンもそうだがファミマ文具はコクヨとのコラボの為、安心感が凄い。
あとは書き味を試すのみ。

時間順に並べるとなんか、良

チカチカしにくいソフトカラー、という事でこのマーカーが間違いなく意識しているのは文具マニアの10人中8人が筆箱に忍ばせている(推定)大人気マーカー・マイルドライナーであろう。自分ももちろん愛用者している。
今回はマイルドライナーの似た色と比較して試し書きをした。それがこれである。

上:ファミマーカー 下:マイルドライナー
使用ノート:continue +(Seria)

夜明けの黄以外はチカチカ感が薄め。
基本的にマイルドライナーよりもマーキング幅が若干広い。
色味のせいだが夜空の紺と晴天の青は濃くマーキングすると下の文字が見えにくくなるため、マーキングするなら夕焼けの橙/夜明けの黄を選ぶのがおすすめである。
二つとも溌剌とした鮮やかな色で、文字をかなり目立たせてくれる。
全体的にマイルドライナーよりも色は少し薄く、チカチカ感も抑えられている。
書き心地も良く、色の取り合わせも良い。この1セットで十分ノートを華やかに彩る事が出来る位だ。
カラーがもう少し欲しい方はバラ売りの蛍光色を買い足す事を勧める。(黄、桃、水、黄緑がある)
そしてこのファミマーカーイチオシのおすすめポイントはなんと言っても細字部分である。
マイルドライナーは細字部分も太めであるが、ファミマーカーはちゃんと細字なのである。
タイプとしては、プレイカラーという水性ペンの細字部分に近い。
発色も良くするする書けて、細字部分特有の掠れもない。
正直、この発色と細字部分だけでも買って良かったと思える。
5色で約900円なのでマイルドライナーに比べると割高だが、色味も華やかで質も良いので手持ちに余裕があれば買って見るのも良いだろう。
最後に、裏写りについて。

下のマイルドライナーの裏写りに比べると、ほとんどない

裏写りはご覧の通りである。可もなく不可もなく、少なめ寄りと言ったところか。
これならば手帳にも使えそうだ。
値段が値段なので買いにくいかもしれないが、間違いなく使い心地と発色と細字部分が良いのでおすすめだ。



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