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キュビズム?キュービズム?なんでもいいか『キュビスム展』行ってきた

写真が出始めた頃の芸術家たちの新しい挑戦

開催概要

開催概要
パリ ポンピドゥーセンター キュビスム展—美の革命
ピカソ、ブラックからドローネー、シャガールへ
会期:2023年10月3日[火]~2024年1月28日[日]
開館時間:9:30 ~ 17:30(毎週金・土曜日は20:00まで)
※入館は閉館の30分前まで
休館日:月曜日(ただし、10月9日[月・祝]、1月8日[月・祝]は開館)、10月10日[火]、12月28日[木]~2024年1月1日[月・祝]、1月9日[火]
会場:国立西洋美術館

「パリ ポンピドゥーセンター キュビスム展—美の革命
ピカソ、ブラックからドローネー、シャガールへ」公式サイト

私と作品

キュビスム。キュビズムって習った気がしたので「キュビスム」という単語が頭にスッと入ってこなかった。よく分からないけど近代の作品で洗練された立方体チックのオシャレな作品。そんな位置づけ

展示会感想

パリ・ポンピドゥーセンター改修のおかげで色々な絵がやってくるので嬉しい

作品はほぼ撮影可能。人が多く何枚かの絵を一枚の写真におさめることはほぼできない状況。自分が写らないように撮ったら、額のガラスに反射して、まさかの後ろに立っている人が写っているなど笑うしかない仕上がりだった。色もうまくだせず、実際はもっともっと綺麗な作品

入口手前、右手にドーンとある

流行は大体セザンヌからって聞いてる

ポール・セザンヌ《ポントワーズの橋と堰》

すぐに試すピカソ。立方体?平面体?

パブロ・ピカソ《女性の胸像》

最初のキュビスム「ブラックがすべてを立方体に還元する」
マティスがブラックの作品は「小さな立方体」でできていると発言したとかしないとかーー色々気になる

ジョルジュ・ブラック《レスタックの高架橋》

マリー・ローランサンのリア充っぷりが炸裂
自分を含む仲間たちを絵画に。さすが近代美術のミューズ
130×194cmとなかなかの大きさ

マリー・ローランサン《アポリネールとその友人たち(第2ヴァージョン)》

色々試すブラックとピカソ
この絵と似たピカソの絵もあったがピカソの絵には果物と色がない
ブラックのこの茶色の部分のナミナミのタッチというか技法が好き

ジョルジュ・ブラック《果物皿とトランプ》

ここから展示がドカーンと大きい絵に
257×206cm 大きくて撮影に戸惑った
よく見ると沢山の手や顔があるし、鉄パイプとか色んな形にも見える

フェルナン・レジェ《婚礼》

今回のキービジュアル《パリ市》もなかなかの大きさ
267×406cm もはや壁画レベル。そんでもってオシャレ

ロベール・ドローネー《パリ市》

ここまで大胆になるとキュビスムって何だっけ?となる

フランシス・ピカビア《赤い木》

突然のシャガール。誰が見てもすぐに作者が分かるといっても過言ではないシャガールの色遣い

マルク・シャガール《婚礼》

大きく描かれているシャガールの妻ベラさん。白い襟の服が彼女の制服なのかな

マルク・シャガール《白い襟のベラ》

空が神々しい

マルク・シャガール《墓地》

ご時世を考えるとシャガールの絵を観ることができるってまだまだ平和のうちだなと思ってしまう

マルク・シャガール《ロシアとロバとその他のものに》

キュビスムってこうでしょ?ということなのだろうか??
シャガールの絵は小さくちょこっと描かれている部分が可愛い

マルク・シャガール《キュビスムの風景》

タイトルに1キロという具体的な数字がでてきておおっとなる

ジャンヌ・リジ=ルソー《1キロの砂糖のある静物》

不穏可愛い

パブロ・ピカソ《輪を持つ少女》

国立西洋美術館といえば、このお方。オシャレな部屋にさりげなく飾ってありそう

ル・コルビュジエ《静物》

国立西洋美術館について

今年は文化の日以来の3回目。(あともう一回はスペインのイメージ展)
コインロッカー(返却式)は1階と、企画展入口付近の地階にある。1階はすぐにいっぱいになってしまうが地階は空きが多い。ただ地階は展示見学後、出口は違う場所に出るので再度入り口まで回って下に降りて取りに行かないといけなくなる。

購入したグッズと感想

マステのインパクトが強い

  • 図録 1冊 A4変形/336ページ
    表紙がシッカリしていてなかなかの重さ(測ったら1,345gあった)
    最初にテーマ解説、その後ろは作品画像。上に作品、下に作品名の繰り返しで本のように読み応えがある。図録の後ろのほうに関連年表や、画家ごとの作家解説ページがあり面白かった。

  • クリアファイル A4 1枚
    《ロシアとロバとその他のものに》シャガール
    昔、映画観たっけ?

  • ステッカー 1枚
    イラストレーターWALNUT(ウォルナット)さんによる描き下ろし
    絵画とパーツを組み合わせて何度も楽しむことができる
    「福笑い」のようなステッカー

  • マスキングテープ 1個
    『バレエ・メカニック』フェルナン・レジェ、ダドリー・マーフィー
    3柄あったが購入は1柄のみ「顔」の柄を選んだ。使い道に困るが尖っていて格好いいなと思ったので

  • ポストカード 5柄×1枚

    • 《パリ市》ロベール・ドローネー
      今回の企画展のキーヴィジュアルだったので

    • 《墓地》マルク・シャガール
      こんな墓に入りたい

    • 《キュビスムの風景 》マルク・シャガール
      傘をさしてる人が可愛い

    • 《静物》ル・コルビュジエ
      国立西洋美術館といえばこのお方

    • 《婚礼》フェルナン・レジェ
      レジェはル・コルビュジエとセットで覚えていたので

  • マグネット 1個
    《赤い木》フランシス・ピカビア
    配色が好みだったので

  • プティ シガール グリス缶(キュビスム展—美の革命) 1缶
    プティ シガール 8本入り
    ヨックモックのシガール好きなのでコラボ嬉しい

  • ミント缶 1缶
    《散策広場スケッチ》ル・コルビュジエ
    ※展示会のグッズではなく、国立西洋美術館のミュージアムショップで購入

欲しかったけど購入グッズできなかったグッズ

  • ジョルジュ・ブラックのグッズ
    展示のサブタイトルにも名前があるのにグッズが存在しなかった。残念
    3,794日ルールか70年ルールにひっかかるのか、個人蔵作品なのか謎


その他

ローマ展とキュビスム展のありがたい相互割引があったので利用させていただいた。

公式サイトの動画のページでは山田五郎氏が面白くわかりやすく解説している
短時間で視聴できるのも嬉しい

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