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Cookpad Design Magazine

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毎日の料理を楽しみにするために、クックパッドで取り組んでいるデザイン事例をお届けしていきます
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#自炊

書き込み式料理の設計図(レシピのレシピ)をつくりました

こんにちは。クックパッドで「たべドリ」というアプリをつくっている、すどうといいます。 いちいちレシピを見なくても、あるものでパパッと料理をつくれたらいいよなぁと思っていて、どうやったらできるようになるかな?というのを日々考えています。 先日、以前書いたナムル・酢の物・マリネの設計図をつくりましたというnoteを、【年末特別号】どんなnoteが読まれた?2021年を彩るnote30選!に選んでいただきまして、あらためてご好評をいただいております。ありがとうございます。 そ

定番料理の味つけに使う調味料と割合が一覧できる、味つけ便利表をつくりました

こんにちは。クックパッドで「たべドリ」というサービスをつくっている、すどうといいます。 いちいちレシピを見なくても、あるものでパパッと料理をつくれたらいいよなぁと思っていて、どうやったらできるようになるかな?というのを日々考えています。 突然ですが普段夕飯をつくってるとき、 「あれ?きんぴらの味つけってなんだっけ?」(スマホでレシピを調べて、材料の欄を3秒くらい確認)「あ〜、そうそう、みりんね!」 みたいなこと、やってませんか? 作り方はだいたいわかってるんだけど、

料理上達の伸びしろを可視化する、伸びしろチェックシートをつくりました

こんにちは。クックパッドで「たべドリ」というサービスをつくっている、すどうといいます。 いちいちレシピを見なくても、あるものでパパッと料理をつくれたらいいよなぁと思っていて、どうやったらできるようになるかな?というのを日々考えています。 上達に必要な3要素料理に限らずなんですが、あらためて上達に欠かせない要素ってなんだろ?と考えてみると、次の3つが浮かんできました。 好きなモノ・コトをやる 伸びしろを可視化する 視覚的に達成感を得る 1つ目が特に大事で、とにかく好

料理の発想を広げる「お料理サイコロ」をつくりました

こんにちは。クックパッドで「たべドリ」というアプリをつくっている、すどうといいます。 いちいちレシピを見なくても、あるものでパパッと料理をつくれたらいいよなぁと思っていて、どうやったらできるようになるかな?というのを日々考えています。 そんな中で、今回は「お料理サイコロ」というのをつくりました。 料理ができる人の頭の中食材を手に取って、どんな料理をつくろうかパッと思いつく人って、 💭「この小松菜、そろそろ使わないとな...」 💭「冷蔵庫に豚肉もあるな...」 💭「パパ

今日の献立決めをラクにする、おかず診断チャートをつくりました。

こんにちは。たべドリというアプリをつくっている、すどうといいます。 あるものでパパッと料理をつくれたらいいよなぁと思っていて、どうやったらできるようになるかな?というのを日々考えています。 というわけで、今回は、おかず診断チャートなるものをつくってみました。 冷蔵庫にある使いたい食材をひとつイメージして、それぞれの質問にYES / NOで答えていくと、今日はこっち系のおかずをつくるといいんじゃない?という方向性がざっくり決まるというものです。 食材を起点に、どういうこ

簡単3ステップ!レシピに頼らない味つけのやりかた

こんにちは。たべドリというアプリをつくっている、すどうといいます。 みなさんの中には、つくり方はだいたい頭に入ってるんだけど、細かい味つけまで覚えられない!って人、いませんか? ちょっとした確認のためにいちいちレシピを見るのって、面倒ですよね。できれば味見をしながら「こんな感じかな?」でやれるようになりたいところ。 じつはこれ、味つけのやりかたを覚えるだけで、誰でもできるようになります。 というわけで今回は、いちいちレシピを確認しなくても、なんとなくで味つけができるよ

副菜づくりに便利な「あえもの」チートシートをつくりました

こんにちは。たべドリというアプリをつくっている、すどうといいます。 あるものでパパッと料理をつくれたらいいよなぁと思っていて、どうやったらできるようになるかな?というのを日々考えています。 先日「料理のチートシートをつくりました」というnoteを書いたところ、多くの方から反響をいただけたので、今回は「あえもの」版のチートシートをつくってみました。 あえものって? 「メインのおかずは決まった。あともう一品、簡単にできる小さな副菜があるといいんだけどなぁ」と思ったことありま

料理のチートシートをつくりました

こんにちは。たべドリというアプリをつくっている、すどうといいます。 あるものでパパッと料理をつくれたらいいよなぁと思っていて、どうやったらできるようになるかな?というのを日々考えています。 そんな中で、料理のチートシートというのをつくりました。 チートシートというのは耳慣れない言葉ですが、いわゆるカンペみたいなものです。プログラミングをする人は、忘れがちな文法とか書き方のルールを1枚のシートにまとめておいて、「あれなんだっけな?」と思ったときにチラっと見たりするのですが

巣篭もり生活と毎日の料理 [後編]

自分たちがつくっている料理のトレーニングアプリ、たべドリ を使うと、本当に料理が上達するのかを、この在宅勤務の期間で試してみました。 最終回の後編では、たべドリを日々どんな風に使って、どんなことを思ったかを、中の人が使ってみた的なノリで書いてみようと思います。(前編、中編はこちら) この3ヶ月を振り返る まずはこの在宅期間で、どれだけやったかを公開します。 たべドリでは、日々のチャレンジの成果をカレンダー形式で振り返ることができるようになっています。 青く塗られた日は

巣篭もり生活と毎日の料理 [中編]

あるものでぱぱっと料理ができるスキルを最短で身につけるには?という問いに向き合い続けて、見えてきたことがいくつかあるので、今回はそれを書きたいと思います。(前編はコチラ) 料理の捉え方を変える 毎日の料理は、そんなにちゃんとしたものをつくる必要はないと思っています。実家の食卓に並んでいたような、茶色くて甘辛い味のおかずが1~2品と、白いごはんに味噌汁があればそれで十分です。 今日はハンバーグ、明日はオムライス、その次の日はロールキャベツなんてやってたら、とてもじゃないけど

巣篭もり生活と毎日の料理 [前編]

夕方5時になったらピタッと仕事をやめ、自転車でスーパーに買い物に行く。急いで帰って夕飯の支度をして、家族で食卓を囲む。 2月の末頃からずっとこの生活を続けていますが、すごく本来的だなぁと感じています。 あぁ、家族っていうのは、こうやってひとつ屋根の下に暮らし、他愛もない雑談を通してお互いの状況を把握し、一人ひとりでは出来ないことをサポートし合いながら、それぞれが充実した日々を送れるようにするための機能のようなものなんだなと、不意に訪れた巣篭もり生活は、そんな当たり前の大事な