つむぐ日
能登半島地震で、被害に遭われた現地に赴き、スマイルアップ(旧ジャニーズ)事務所が炊き出しをしながら、事務所のグッズを配っているのを見て、『ただの好感度アップ作戦じゃん。』と思ってしまった、そんなうんこ人間の僕です。
自分は何もしないくせに
自分は何もできないくせに
自分も同じことしているくせに
本当に最低なうんこ人間です。
スマイルアップの皆様
ごめんなさい。
13年前、2011年3月11日 14時46分
突然に発生した大地震【東日本大震災】、恐ろしいほどの大災害。震源地から離れた青森県でも、三半規管の弱い僕は立っているこができず、跪き気持ち悪くなるほどだった。何が起きたのかも分からず帰宅し、停電のなか反射式ストーブを用意し暖を取り、炭を起こしてご飯を炊き、何も分からないまま一晩を過ごした。午前中に電気が復旧して、テレビで見た光景は今でも忘れられない。実際に被災地で被害に遭われた方々は、一生忘れることはできないだろう。
数年後、福島県のイベントに来てくれて『実家が無くなってしまったんです。』と、気丈に笑顔でお話されていたお客様、今でも忘れられない。かけてあげる言葉すら見つけることができなかった。引っ越しされた先で、元気に暮らしてくれていたら嬉しいな。
青森県五所川原市 隆光山法永寺のご住職小山田和正さんが立ち上げた支援活動【tovo】の企画で声をかけていただき、少しずつですが、僕の中での支援や寄付に対する認識や想いが変わっていった。
小山田さんがnoteに綴られている日記。それを拝見して僕も始めてみたが、小山田さんのように続けることができない。なぜ、こんなに多忙の中、続けているのかと思うし、寺務の忙しさを目の当たりにして、凄いなと感服しております。忙しさは小山田さんが特別なのかも知れないが、どうかお身体だけはと心配してしまう。
本日、隆光山 法永寺で開催された東日本大震災追悼~つむぐ日に参加してきた。
いつも小山田さんや、他の誰かが企画するイベントでも、『こんな自分が行ってもな…』という気持ちが生まれる。僕が行くことで品や質が下がるのではないか、そんか加害妄想が生まれてしまい、いつも参加することができないでいる。こんな僕の日記にシェアすることすらも、迷惑なのではないかと思ってしまう。結局は人のせいにしているだけなのか?一生治らないだろうと諦めているが、今日は思いきって参加してみた。
遠く関東からお越しの方々や、地元の作家の先輩、そしてお寺の檀家さんが来ていた。数珠もなにも持たず、お経などにも接したことがない僕は、やはり場違いだったかなと思ったが、小山田さんも歓迎してくれたり、奥様の『聞いてもらうだけで十分ですよ。』という言葉に救われた。
この流れで行われた追悼式。
澤田理沙さんの朗読で聞いた、親族を亡くされたお子様の話。目を閉じて聞いていたら、自然と涙が流れていた。そして、小山田さんがお経をあげた。お経など読んだこともなかったが、ふりがなを頼りに自分なりに気持ちを込めて読みあげてみた。
2024年3月11日14時46分、小山田さんの想いや、きっと同じ気持ちで集まった方々と一緒に追悼できたこと、来て良かったなと思った。
追悼式が終わってから大広間で、コーヒーとお菓子をいただきながら雑談をした。みんなからは笑顔が溢れていて、陶工房ゆきふらしの千帆さんの養蜂の話題で盛り上がった。とても興味深い話だったので、もし法永寺さんでトーク会があったら参加したいと思う。
とても良い経験ができました。
小山田さんと奥様、ご一緒した皆様
ありがとうございました。
来年も開催するらしいので、また時間が合えば参加したいなと思った。
僕は、まだまだ人として成長できていなくて、『偽善者ぶって…』とか『カッコつけやがって…』みたいな妬み?僻み?みたいな、なんて表現していいのか分からない、冒頭に記載したような気持ちが生まれる時がある。こういった活動や投稿にすら批判的な考えを持つ人達もいる思う。僕もそんな人達と一緒です。でも、少しずつこんな会に参加して、色んな人達と接して、色んな考え方を学べたら、きっと人として成長して行けるのだと思う。今回、思いきって参加してみて、そう感じました。そして何かしらの形で、こういった活動や出来事、人それぞれの心や言葉をつむいでいけたらいいなと思う。
お寺で食べたチョコ菓子が美味しかった。夕飯のデザートに食べようと、もう1ついただいて帰ったが、我慢できずに車中で食べちゃいました。仕方ないよね…だって人間だもの。
では…また
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?