カンバセーション・ピース

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【ライティング承ります】 ”伝わる”文章であなたに合ったお客様を呼び寄せます

はじめまして、「カンバセーション・ピース」イノウエエミです。 プロフィールや商品・事業PRにもなるインタビューをはじめ、 さまざまなライティングでお仕事や活動のお手伝いをしています。 自分で書く時間がない方、おまかせください。 ”伝わる” 文章であなたに合ったお客様を呼び寄せます。 ◆こんな方におすすめです・忙しくて書く時間が捻出できない ・話せるけど書くのは苦手 / 話すのも書くのも苦手 ・何をどうPRすればよいかわからない ・ライターにライティングを頼んだことがない ・

    • 「光る君へ」メモ第21回「旅立ち」死と生の狭間の逢瀬

      ついにまひろと道長が再会。よかった‥‥ 💑 長徳の変の顛末はちょいちょいしっくりこなかったけど、このシーンにすごく満足したので多少ご都合主義っぽくてもいいです(笑) わたくし、やっぱりまひろが好き。 道長に手紙を書いて、自分から体育館裏に(違)呼び出しちゃうんだよ。もはや昔の三郎ではない、政府の首脳なのに。 道長はもちろんやって来ます(かわいい)。多少気まずげに、硬い表情で。 「中宮様を追いつめたのはあなたですか?」 ストレートにたずねるの、いいね。 間髪入れず「そうだ

      • 「光る君へ」メモ第19回「放たれた矢」、第20回「望みの先に」 漢詩の手紙がここで生きてくるとは!

        この時期のまひろと道長について、「つかず離れずの婚外関係」を演出するのは難しく、なので書き手の腕の見せ所でもある。うまいよねー。しかも、のびのびと自由に書いている感じがよい。 まひろが清少納言に連れられて御所に上がって定子に目通りし、しかもそこに帝がたまたまやってきて、やんごとなきお二人が寝所に消えて(笑)、戻ってきたあとまひろが帝に新しい人材登用システムをプレゼン。笑 帝はもともと中国の古典もちゃんと勉強していて徳政を志すキャラという設定なので、まひろを「おもしろい女だ

        • 「光る君へ」メモ第18回「岐路」語る言葉は何もないまひろ格好いい

          ・かつての汚名を雪ぎ、良き政をすると誓うも、関白に任じられたその場で病に斃れる道兼 ・「父上に恨みはない」 虐げられてきた苦しみからの解放と、罪なき者たちを殺め傷つけてきた罪の償いとをほぼ同時に描くの、優しくて厳しい脚本だなー ・「俺は極楽に行こうとしているのか…」  このセリフは、自分は地獄へ行くべき人間だと思いさだめているということだよね。どんなに心を入れ替えても、過去を清算できるわけではないと悟っている。そこに道兼が情けをかけられるべき理由がある。 ・「あのお方の

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          「虎に翼」メモ 第7週「女の心は猫の目?」

          寅子ウケるw 長年朝ドラを見てきたけど、「自分の社会的地位を高めるために」結婚をもくろむヒロインっていたかな。 ようは男が「身を固める」ために結婚しようとするのと同じことなのに、女がそれをやろうとしたらこうも大変で、親は相手に平身低頭しなきゃならないの、男女の非対称がめちゃくちゃあらわになってるよね。 結婚すると男も女も「一人前のまっとうな大人」とみなされるんだけど、それって ・男の場合:「身を固める=妻子を養う、大手を振って身の回りの世話をしてもらう」 ・女の場合:「

          「虎に翼」メモ 第7週「女の心は猫の目?」

          「虎に翼」メモ 第4週「屈み女に反り男?」

          2週間くらい前、個人的に「世の夫たちって妻をどんだけ見下し、且つどんだけ甘えてるんだろうと腹が立つことが多い」って話をしてたんだが、今週の『虎に翼』梅子さんの夫がまさにそれでしたね。 ナチュラルに妻が見下される(そして妻がそれに甘んじる)夫婦関係のもとで育つと、息子も夫のコピーロボットのようになる、という再生産まで描かれていて胸が詰まりました。 妻が法律を学ぶことと夫が外で女遊びをすることを同列に語り、寅子たち法科の女子学生を「特別扱いしてやってる」という花岡。 自分た

          「虎に翼」メモ 第4週「屈み女に反り男?」

          「虎に翼」メモ 第1週「女賢しくて牛売り損なう?」

          「朝ドラも10年以上見たし(半分近くは挫折してるけど(笑))、そろそろ引退かな~」と思ってるときにまたおもしろい作品があらわれますよね。 以下、大きく2つにわけて。 ①日本の女性初の弁護士になる(んだよね?たぶん)という人を描くとき、女性差別を描くことから逃げてない “朝ドラの作品カラーは3話目であらかた見通せる” というのが朝ドラウォッチャーとしての私の持論なんですが(笑) 今作の3話目で描かれたのは、どうしてもお見合いに胸躍らず、人前での母や父の振る舞いにモヤモヤし

          「虎に翼」メモ 第1週「女賢しくて牛売り損なう?」

          インタビュー: 夢をもち、夢をかなえる ~ OTOHAさん

          ◆ 毎週水曜日は西鉄バスで出勤――今、保育園ではいつ働いていますか? 毎週水曜日です。 ――宗像市のおうちから福岡市中央区のあゆみ保育園まで、どうやって? 8時58分のバスに乗って、天神の終点まで行きます。 ――わあ、なかなか遠いですよね。 そんなに遠くないよ。 ――そっか、慣れてるんだね。そこから保育園までは? そのあとは送迎してもらいます。 ――お迎えの車に乗っていくんですね。保育園に着いたらどんなことをしますか? 積み木やブロックを拭いたりとか。 そ

          インタビュー: 夢をもち、夢をかなえる ~ OTOHAさん

          「光る君へ」メモ第17回「うつろい」 これは女たちの物語

          兼家の死の回のサブタイトルは「星落ちてなお」と、“巨星落つ”のバリエーションだったのに、道隆の死の回は「うつろい」なのが冷淡でいい。 権勢が移り変わっていく、その変化の一過程にすぎないというんですね。 「中関白」(なかのかんぱく≒中継ぎ的な…)という歴史上の通り名の通りの扱いなので、井浦さんファンの方も怒らないでくださいね。 井浦さんの怪演をのぞいては地味めではあったけど、この回好き。 このドラマは女の物語だなあとあらためて思った。 おお~!と思ったのは定子。 「皇子を産

          「光る君へ」メモ第17回「うつろい」 これは女たちの物語

          「光る君へ」メモ第16回「華の影」そりゃエモくもなるよね

          悲田院(救護施設)でまひろ(のちの紫式部)が疫病患者の世話をしたあげく自分も倒れ、そこにちょうど藤原道長が通りかかって実家まで送り届けたのみならず一晩中看病する、って、そこだけ見ると「素人かよ!」みたいな脚本だけど、つながってはいるんよね。 単に、文字を教えていたエピソードからのつながりというだけじゃない。 なぜ少女に文字を教えていたかというと、まひろはこの世の理不尽に憤りを感じる人間だから。 上流貴族に母を殺され、父が官職を追われて苦しい生活を味わってきた。 字が読めない

          「光る君へ」メモ第16回「華の影」そりゃエモくもなるよね

          「光る君へ」メモ 第15回「おごれる者たち」まさかまひろは‥‥(妄想)

          移動中にふと思い浮かんだんだけど、もしかしてまひろは道長の子を産むんだろうか? 紫式部の娘って、百人一首にも歌がある大弐三位(だいにのさんみ、本名は賢子)ですよね。 「光る君へ」では、源氏物語モチーフがいろいろと見られ、それも視聴の楽しみのひとつ。 詮子のモデルは弘徽殿女御、明子は六条御息所、父・為時の「高倉の女」は夕顔で、その遺児さわは玉鬘かな?なんて。 というか、紫式部は実在の貴族をモデルに源氏物語の人物設定をしていたといわれるので、本来は逆なんだけどね(笑)。 雀

          「光る君へ」メモ 第15回「おごれる者たち」まさかまひろは‥‥(妄想)

          「光る君へ」メモ 第14回「星落ちてなお」強運の星に加護されたゴッドファーザー

          藤原家に最高の繁栄をもたらすのは道長なので、兼家は道長の先行者でありアナロジーの対象になる。 脚本の大石静さんは72歳(いま検索したけど、そんなになられるのか!)。 人が力を持ち、やがて老いて死ぬところまでを描く筆致に迫力があり、私も兼家にすっかり引き込まれてしまった。 段田安則もこんなに良い役者さんなんだなーと。 もちろん経験豊富な大ベテランだけど、テレビドラマに限っては、ここまで力量を発揮できる役柄、近年あまりなかったのでは? 権力闘争が主題のひとつになっている作品で

          「光る君へ」メモ 第14回「星落ちてなお」強運の星に加護されたゴッドファーザー

          「光る君へ」メモ 第12回「思いの果て」恋は人をエゴイストにするね

          作劇うまい!史実を知っていようがいまいが、実資がまひろのお婿候補になるなんて、誰が想像したでしょう。まさかの、「柄本佑か・ロバート秋山か」という選択(笑)。あのセクシー画像は佐々木蔵之介からの貢ぎ物ということでよろしいか? 「日記に書きなさいよ」を連発してたさばけた妻さん好きだったけど、亡くなったのかー 道長からの申し出に、嬉々として政略結婚を進める父・兼家。仕事が早い! 摂政になり、左大臣と地位が逆転している。兼家の家と縁戚になるなんて気が進まない左大臣だが、そこで機を

          「光る君へ」メモ 第12回「思いの果て」恋は人をエゴイストにするね

          「光る君へ」メモ 第11回「まどう心」妾なんて耐えられないまひろ、ますます好きになった

          すごいねー。先週、あんなにも一途に、何もかもかなぐり捨ててまひろをかき口説き愛を語っていた道長が、一週にして急に現実的家父長制を内面化して「妾になれ」と迫り、断ると激怒するんだもん。 この豹変には説得力がある。なんたって、道長とまひろが結ばれるのとほぼ同時に「寛和の変」こと花山天皇(本郷奏多)を退位させる陰謀事件を描いたのが効いてる。 事件のあと、行成が道長を見て「顔が変わったような‥‥」と言う。 当然、道長がまひろと結ばれ大人になったことを示唆しているんだけど、そこには

          「光る君へ」メモ 第11回「まどう心」妾なんて耐えられないまひろ、ますます好きになった

          「光る君へ」メモ 第10回「月夜の陰謀」一緒にいられないふたりだから関係する

          「まひろと道長の愛憎にまみれた婚外関係」、一線を超えるの、意外と早かったですね。 「大河ドラマ異例のディープなラブシーン」みたいな感じで取り上げられていたけど、フィジカルなシーンはどうでもいいんです、本質的には。 見てる側としちゃ、あって困るもんじゃないけど、ないならないで脳内でいくらでも補えるしね。(妄想力に不足なしw) みなぎったのは、月夜の逢瀬に行きつくまでのプロセスですよ! あんな情熱的かつソリッドな恋文の応酬をドラマでやるの、めちゃくちゃレアじゃない? 互いに詩

          「光る君へ」メモ 第10回「月夜の陰謀」一緒にいられないふたりだから関係する

          「光る君へ」メモ 第9回「遠くの国」それはきっと「友の死」

          うそでしょ直秀ぇぇぇ 門脇麦、神木隆之介、柳楽優弥、長澤まさみ(×2回)中村獅童、古くは赤井英和、柳葉敏郎や宮沢りえなどなど、数多くのライジングスターが大河ドラマで演じてきた“オリジナルキャラ道”に則って、ご都合主義的もとい気随気儘・神出鬼没に終盤まで物語をかき乱すトリックスターになるんじゃなかったの―――?! 「平清盛」の兎丸(加藤浩次)だって39話まで生きてたぞ! 毎熊克哉が売れっ子すぎて、7話分しかスケジュールを確保できなかったのか‥‥ と、思わず逃避しちゃうほどび

          「光る君へ」メモ 第9回「遠くの国」それはきっと「友の死」