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読書しながら単語が覚えられる、という虫のいい話は、虫がいいばかりではないという話 - 1年で語彙を10,000語増やす日記(102日目、3993語)

今日のメモ

昨年のゴールデンウィークに遊びに来たロンドンの友人からもらった本「Rivers of London」がようやく読み終わりました。「日本人が知らない、イギリスの現代小説が欲しい」というリクエストをしたら、まさに要求通りのものをくれました。この本、邦訳も出てるけどほとんど知られてないです。私ももらうまで作品も作家の名前も知らなかった。でも、英語圏、特にイギリスではバカ売れみたいです。Amazonのレビューもめちゃめちゃ多いし。

レビュー数20000越えってすごくないすか

ファンタジー要素多めなのと、イギリス英語なのと、ロンドンローカルな話題なのとで、まあ苦労しました。友人から貰ったもの(しかも、わざわざこちらから頼んだもの)でなければ断念していたでしょう。というか事実もらって1割ほど読んでから、半年くらい寝かせていました。昨年末より「単語学習すべし」と思い立ったことでようやく読書が復活したのです。

ちなみに私が本の中の単語を覚える時は以下のようにしてます。

1. iPhoneのKindleアプリで読みながら、ちょっとでも、つっかえた単語は全てハイライト。
2. キリのいいタイミングで、読書を止めて、ハイライトした単語をAnkiアプリに登録。その際、例文はスクショに撮って、Ankiアプリに貼り付ける
3. 登録した単語を学習していく。

この1→2→3→1→2→3、、、とひたすら繰り返していくのですが、まあそんなに言うほど綺麗なループにはなりません。一番楽しい 1 「読む」はあっという間で、2「登録」に結構時間がかかり(アプリ登録に1ワード平均1分以上)、3「暗記」はさらに時間がかかる、ということでなかなか読書が進みません。

今回の本に関しては、重複もあるけど、線を引いた単語だけで2,900語以上になりました。そのうち、登録したのは2,000語。これでも頑張ったのも事実ですが、結構残ってるのも事実。でも、もう難しい。読み終わっちゃったからね。

読み進めてる時は単語登録のモチベーションがあるのですが、読み終わってしまうと、次の本を読みたくなるんですよね。次を読みたくなってる状態で、一個前の本の単語の登録をどこまでやるかっつう話ですよね。暗記学習、覚え直しは機械的にやれるのでいいんですけど、その手前の登録が一番モチベーションが必要な作業なんですよね。

登録やらなきゃな、と思う反面、残りは放っておいてもいいんじゃないか、と思う自分もいるんですよね。だって次の本を読み始めるんだから。読み始める次の本には、当然また未知の単語があって、それを学習するわけですから。それを繰り返してれば、過去の本に未学習単語があろうと、いつかはカバーされるでしょうに。

と理屈ではそう思ってるんですけど、なんか罪悪感があるんですよね。申し訳ない、と。この罪悪感は何に対してなのか。おそらく「頑張ってハイライトした過去の自分」に対してなんだと思います。面倒くさいな自分。

今日のスタッツ

復習した単語:899語
そのうち、わからなかった単語:498語
新しく覚えた単語:55語
語彙力強化を始めてから:102日
覚えた単語トータル:3993語

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