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コネクトハブはなぜ「武蔵小杉」を移転先に選んだのか?

コネクトハブという人事コンサル・人材紹介・沖縄進出支援を手掛ける会社の代表の箭内(やない)です。

2023年1月6日に、本社を新宿から武蔵小杉に移したので、その背景を備忘録的に綴っていこうと思います。

コロナ禍における状況

コロナで売上・利益が最高!という同業さんもたくさんあったようですが、職業紹介事業の事業報告の集計結果について(就職件数:69万→60万件)と、傾向のとおり当社の人材紹介事業も前年比でダウンした状況となりました。
「信頼の置ける知り合いの企業にベストマッチする人材をきっちり決める」というスタンスでやってきたことから、当社から積極的に新規営業することもなく、それらのクライアントの求人が止まれば当社の売上も落ちるというのが仕組みです。
求人はオープンでも、「コロナで先行きが見えないから」と、どこからともなく牽制が入ってしまい、通過率が下がる(最終面接が異様に厳しくなった)なんてことを経験したコロナ禍だったように思います。

一方で、人事コンサルティング事業においては、数多くのお話をいただき、大企業のダイレクトリクルーティングの推進や、スタートアップのRPOをはじめとして、数多くのお話を頂戴しました。
両事業でなんとかバランスが保ててきたのではないかと思います。

※ 人事コンサルやRPOなど、まだまだ受けられる余力はありますのでご相談お待ちしております🙏

組織の縮小

人材ビジネスをやる上で私が考える理想の組織は、弁護士事務所など士業の事務所のイメージです。大規模な形は目指していません。
弁護士事務所と同じで残ってもらえる人は一緒にやっていただき、卒業したい人は同業で独立してもらえれば良い、と考えていました。
ただ、こんなご時世なので、独立どころではありません。
人材紹介事業に関わっていた数名が退職した後、その補充をしてきませんでした。というのも、ネクストキャリアに人材領域以外に進むと聞いたり、前職に出戻ると聞いたりして、彼ら/彼女らのキャリアを前に進められていない葛藤を感じていて、アフターコロナにおいて、何がベストなのか?という結論を出せないままだったように思います。
今も結論が出たかというとそうではないのですが、初心に返り、弁護士事務所をイメージして改めて組織を作っています。例えば、弁護士事務所であれば、弁護士1に対して、パラリーガル1~2名というイメージだと思うので、当社でも同じような形をイメージして小さいながらも組織を作っています。

職住近接が一つのテーマ

組織が小さくなったことで気づいたことは、社長の自分が一番、社員やアルバイトに合わせて仕事をしていた、ということ。なんなら新宿のオフィスを決めたのも、自分は遠くなるけど、皆が近くなるからでした。

これを機会に、一度リセットして、以下の3つをテーマに場所から考えることにしました。

  • 「職住近接」(自分たちらしく仕事ができる場所であること)

  • 「だいたいのクライアント先まで30分以内に行ける場所」

  • 「人材紹介の面談でご来社された方が一本で帰宅しやすい場所」

1日の利用者数が多い駅のランキング路線図をみながら、必然的にターミナル駅となるな、と考えながら、「渋谷」「新宿」「池袋」「東京」「横浜」「武蔵小杉」「目黒」あたりに絞り込むことに。
ちょうど、ニュースでも2023年に開通する相鉄・東急直通線の話題があり、仕事帰りに武蔵小杉に足を伸ばしてみました。小杉周辺をブラブラする中で、なんとなく気になる場所を見つけ、そこをググり問い合わせることで、 現在のオフィスに決めました。

そもそも武蔵小杉ってどんな場所…?

「ムサコ」って略されるのですが、地元民は「コスギ」と呼びます。バスの行き先も「小杉駅」行ですし、お隣の武蔵中原駅も「中原駅」で、"武蔵"を除いて略します。

(↓ こんな記事もあったので、多分合っていると思います。)

川崎市中原区のまちづくり推進部によると、「地元ではもっぱら『コスギ』ですね。確かに外部の方は『ムサコ』と呼ぶこともありますが、地元では浸透していません」とのこと。

乗りものニュース 「ムサコ」ってどこ? 武蔵小金井、武蔵小杉、武蔵小山… 地元ではどう呼ばれるのか


東急東横線・東急目黒線、JR南武線・横須賀線・(湘南新宿ライン・埼京線及び相鉄線直通)と2社6路線が乗り入れるターミナル駅です。

パークシティ武蔵小杉ミッドスカイタワーより引用


駅の周りも、昔はイトーヨーカドー(現存)とマルエツ、病院くらいしかランドマークがなかったのですが、いまはタワーマンションが立ち並び、マルエツも"おしゃれマルエツ"になって様変わりしました。

何が言いたいかというと、とにかく便利な場所になりました。
この少子化のご時世に新たに小学校が開設されるくらいに街は盛り上がっていますので、オフィスとしても住まいとしても最高のロケーションです。

「次の10年」を決める場

2014年4月に設立したコネクトハブも、もうすぐで9年になります。
10年目に突入するまでの約1年間、「次の10年を個人として、組織として最大級の価値貢献のために何をすべきか」を考えることにも時間を費やしていきたいと思います。

新たな地は、こういうことを考えるには良いと思っているタイプでして、多摩川の河川敷・等々力緑地が近い場所に移転してよかったなと思っています。
この街で、この国で、この世界で、次の10年自分たちが何を為すべきかを、活気のある武蔵小杉でのんびりと考えていこうと思います。


お近くにお越しの際はぜひお立ち寄りください!
活気のある町並みを眺めつつ、美味しいコーヒーでも飲みましょう☕️


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