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沖縄のおばぁたーとのコミュニケーション

こんばんは。alegreです。

遅ればせながら、2023年3月に改築され新しくなった牧志公設市場に行きました。
一言で言うと綺麗。きちんと区画整理されてると言った印象です。
ほとんど観光客だったな〜

昔は”匂い”が印象的で市場独特の魚介の生臭さとお肉の血の匂いが混じった・・・
子供ながらになんとも言えない匂いの中、おばぁちゃんの買い出しに付き合っていました。

新しくなった公設市場には贔屓にしていたお店も移っており、おばぁちゃんを連れて挨拶に行くことができて良かった。店主のおねぇさんも変わりなく、元気そうでよかった。

美里精肉店さん

そう!”お姉さん”

沖縄のおばぁたー(おばー・お婆さんたち)とのコミュニケーション取る上でポイントとなるのが呼び方。

<店主を呼ぶ時の観光客とウチナーンチュの違い>
⚫️観光客 
「すみませ〜ん、これ下さい!」

もちろん沖縄のおばぁたーにも通じます。ノーマルな日本語です。
次はウチナーンチュの場合。

⚫️ウチナーンチュ
・自分より年上の女性店員の場合 「ねぇさん、これちょーだい(これ下さい)」
・自分より年下の女性店員の場合 「ねーねー、これちょーだい」
・自分より年下の男性店員の場合 「にーさん(にーにー)、これちょーだい」
※ある一定の年齢、70代以上の方によっては、自分の年齢に関わらずどっちも使います。
※若い人は、自分より年上の男性店員を呼ぶ場合は「すみません」「おじさん」と呼ぶことが多いです。標準語と一緒。

特に気をつけなければならないのが、女性はいくつになっても”ねぇさん””ねーねー”と呼ぶこと。
たとえ70、80代のご年配の方でも、いくつになってもお姉さん!です。

この相手の性別や年齢に合わせて店員を呼ぶのはアジア圏に多いみたい。
台湾、韓国、中国、タイ、バンコク・・・
共通しているのは”女性は若く呼ぶ”ってことみたい。大事ね。
でも、今の時代はジェンダーフリーの考えから、男女関係ない呼び方が増えてきているそうな。
そう言えば、英語で女性なら「waitress」、男性なら「waiter」って習ったけど、今は「server」に変わりましたね。
まぁ英語だとExcuse meの一択だったけど笑

時代が変わりつつも、沖縄のおばぁには”ねぇさん”と呼ぶのが一番だと思う。
「ねぇさん、これ下さい!」って言うだけで、ウチナーンチュっぽくなり、サービスしてもらえることもあるので、ぜひ使ってみてほしい。

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