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パートナーと、コトと、共にある暮らし

こんにちは。長田です。

僕はこの数年で大きく人生が変化していて、1人だけの人生という感覚がどんどん薄れていっているように感じています。

それは、パートナーができて、結婚をして、子どもをさずかって、家族で移住をして、夫婦で会社をおこして、場づくりも夫婦でしている。そんな怒涛な流れがあったからに他なりません。

「パートナー」

どんどん意味が広がっていて、人によっては捉え方が変わってくるこのキーワードですが、皆さんはどんな捉え方をして、どんな向き合い方をしていますか?

今日はパートナーについてnoteを書いてみたいと思います。


関係性を重ねていくという考え方

僕は、独り身のころから「パートナーと何かをいっしょに取り組みたい」という憧れに近い気持ちを抱いていました。それは仕事かもしれないし、お店をするということかもしれない。何をやるかはさておき、いっしょにコトを起こせる関係性に憧れを抱いていました。

僕自身の性質上、共に家庭を築くというディフェンシブな側面だけでは、きっと飽きやマンネリがくる気がしていて。だからこそ、いっしょに面白いことをするというオフェンシブな側面を求めていたんだろうなぁと、今振り返って思います。

その両面があるからこそ、僕なりのここちいいバランスが生み出せる感覚がありました。

そんなことを考えた時、パートナーの関係性において、さまざまな関係性が重なることって大切なんじゃないかなと頭をよぎったんです。

家族関係・夫婦関係といった本来あるパートナーとの関係性だけではなくて、いっしょにコトを起こしていくような共創関係もあっていいし、もともと持っていた友達関係があり続けてもいい。

人によっては、関係性が絡み合うことはめんどうだったり、混乱をまねく要因になったりすることがあるけど、捉え方を変えれば強固な関係性になることでもあると思うんです。

大切な存在だからこそ、そういった向き合い方を僕はしてみたいなと。


重ねることは、曖昧にすることでもある

そんな考え方で歩んでいると、どんどん夫婦関係とは何かがわからなくなっていきました。

そんなこと言うと、「なにそれいいことあるの?」と言われてしまいそうですが、わからなくなるからこそゼロから捉えられるようになると思うんです。

夫婦関係とか家族関係とか、関係性に対して名前をつけた瞬間にひとはさまざまな先入観をいだいてしまう。それがうまく回ればいいのですが、多様な価値観があふれている現代において、先入観が関係性をこじらせてしまうことは珍しいことではありません。

そういう意味でも、パートナーとの関係を夫婦関係と一言で片付けるのではなく、「僕らの関係性」という新しい概念を見つけにいくぐらいのスタンスがちょうどいいんじゃないかなと。

時には重ねて
時にはほどいて
時には色を変えて
パートナーとの関係性は、その時その時で捉え直していくことが必要になっているように感じます。だからこそ、曖昧なものとして捉えることが大切になるんじゃないかなと思うんです。


コトを通じて紡いでいく

冒頭で話してた「いっしょにコトを起こせる関係性」に話を戻しますね。

コミュニティに関わり続けていて思うのは、共創作業は関係性を深めるということです。何かをいっしょにつくることで、なんとなく表面的な付き合いだったものが、一歩グッと深まる印象を持っています。よくコミュニティの文脈で、学校の文化祭や体育祭を例に言われていることですね。

それも、強制される共創ではなく、自発的な共創が肝で。

お互いが「やりたい!」「つくりたい!」という好奇心を重ね合わせて、横並びで歩んでいくということが非常に大切なポイントだと思っています。

以前、いっしょにWasei Salonを運営している鳥井さんから、「家族の関係も向き合う関係だと息がつまってしまうけど、横並びになって同じ方向を見れる関係だと風通しがよくなりますよね」という話をしてもらいました。(僕の注釈が入ってます)

それを聞いた時に、「まさに!」とハッとしたんですよね。

そして、横並びになりつづけるためにも、いっしょにコトを起こせることが大切になる。それも自発的に自然的に。

もちろん時にはいろんなことが起こるのは間違いないのですが、自分たちらしくパートナーと共に歩んでいくためにも、ある程度の風通しを維持しながら、道を紡いでいくことをしていきたいなと思っています。


最後に

パートナーと共にある暮らしを実践してみて、その難しさと楽しさを日々感じています。

ひとりでは関心が向かなかった「暮らし」を考える時間が増えましたし、パートナーとの関係性に限らず、さまざまな境界線を溶かしている自分がどんどん顔を出すようになった気がします。

そんな変化がまた楽しい。

最後に告知なのですが、今度Wasei Salonにて「パートナーと、コトと、共にある暮らしを考えよう」というテーマのプログラムがスタートします。4/28のイベントに参加すれば、プログラムへの参加ができますので、ここに書いてあることに興味がある方はぜひ参加してもらえると嬉しいです。

それでは!




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