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優勝という結果

第100回箱根駅伝は、青山学院大学が
大会新記録で優勝した。
毎年、箱根駅伝は、ドラマが生まれる。
そして、感動を呼ぶ。
2位となった駒澤大学は、レース前
「駒澤1強」と呼ばれた。
青山学院大学は、原監督が
「負けてたまるか大作戦」を打ち出し、
見事的中した。
この2校に何が起きていたのか?

勝った青山学院大学は、いつも通りに走った。
箱根駅伝を楽しむ。仲間を信じて楽しむ。
負けた駒澤大学も、いつも通りに走った。
王者の証を見せるため、勝ちを信じて走った。

3区の駒澤佐藤選手と青学太田選手のデッドヒート。一つ目のポイント。トラック10,000mの
実力者佐藤選手は、迫り来る太田選手を
嫌がった。競われることで、闘争本能は、
影を潜めた。

4区の青学佐藤一世選手は、笑いと涙の入り乱れた精神がトランス状態となり、無意識の世界で
強い走りが実現した。

駒澤の各選手は、素晴らしい走りをしたはずだったが、結果がついてくることはなかった。

結果として優勝した青山学院大学は、
自然体、優勝するはずだった駒澤大学は、
目に見えない異変に最後まで気づくことはなかった。

自然体は、優勝できてもできなくても同じ印象を与えたに違いない。
ここに強いメンタリティを感じてしまう。
勝利を超えた競技と仲間へのリスペクトが、
少しだけ青山学院大学の方が優っていたのではないでしょうか。。

#箱根駅伝

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