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思う通りにならない愛しい存在【子どもに教えられたこと】

おはようございます。 
【書くンジャーズ】木曜日の女 
よーこさんです。  
今週の書くンジャーズのお題は、
【子どもに教えられたこと】です。


娘が、銀婚式に寄せてくれた手紙に、

会社で、「笑顔がいい」と言われた。
それは、両親に感謝だ。
両親が笑顔いっぱいで自分を育ててくれて、
楽しい所へ沢山連れて行ってくれて、
私は笑顔いっぱいに過ごしてこれたからだ。

と書いてくれた。

嬉しかった。
そんな風に思ってくれたんだと
素直に、額面通りを受け入れた。
だいぶ持ち上げてくれているんだろうけど。


思春期を迎えて、笑わなくなった娘、
笑顔を見せてくれなくなった娘に、
私は、なすすべをなくし、
立ち尽くしてしまった時があった。

ほんのひと時の事だと
沢山の先輩に言われた。

大丈夫、大丈夫と。

でも、私の心は、
人生初めてであろう挫折に
完全に動きを止めてしまった。


私は、
私と娘は別人格だという事を
保育士の学びの中で知っていたし、
どちらかと言うと意識して過ごしてきたつもりだった。

でも、
私の関わり方ひとつで、
うまく上手に関われば、
私の思い通りになるはずだと思っていた様だ。

そうじゃないって、
頭ではわかっているつもりだったのに、
心の奥の方で、そう思っていたようだ。
ダメだよね。

娘は思い通りにならない存在なのだと、
思い知らされた。

でも!
あきらめない心も私の心の中にあった。

この娘との関係を切ってしまう事があってはいけない。

未来に明るい関係性を取り戻すために、
ここに立ち止まってはいられない。

思い通りにはならないけれど、愛しい存在だ。
何者にも代え難い大切な存在だ。

幼少期、大切に育ててきたことに自信を持ち、
今は、少し距離を置きながらも
現在出来る事を精一杯行い、
未来を信じて進んでいこう。

「思い通りにならない愛しい存在」
そう言葉にして、
自分で自分に言う事で、
脳はその事を奥の方で理解していった様だ。

そして、今、
満面の笑顔で笑う娘がいる。

いっぱいの笑顔で我が子を育てている。



書くンジャーズ

#子どもが教えてくれた事 #笑顔 #思春期 #子育て #育児 #Comfortable  

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