見出し画像

芋掘り遠足【秋の遠足】


おはようございます。
【書くンジャーズ】木曜日の女
よーこさんです。

今週の書くンジャーズのお題は、
【秋の遠足】です。


秋は、芋掘り遠足に行く。

福岡市には、
雁の巣リクレーションセンターと
いうところに、広い芋畑がある。
福岡市内の多くの保育園、幼稚園や
小学校からも芋掘り遠足にやってくる。

遠足に行くのは、
3.4.5歳児の以上児クラスで、
大型バスを貸し切って、出かける。

遠足に出かける時は、下見に行き、
駐車場から畑までの道やトイレの場所など
あれこれとチェックし、
事前に細かく打ち合わせる。

なにより安全第一であり、
子どもたちの生理的な欲求には、
ちゃんと答えられるようにし、
安心して出かけられる様に
準備してもしすぎることはない。

とはいえ、
子どもたちが、その日を楽しみにし、
ワクワクして迎えられる様にしていく。

大型バスに乗ること、
芋を掘るという経験、
みんなで外でお弁当を食べること、
など、
沢山のワクワクポイントがあり、
非日常がある。

実際出かけると、
想像していたものではない世界に出会う。

大型バスならではの特有の匂いや揺れを感じる。
窓から、沢山の景色、他の車やバス、街並み、山、海や船などが見える。
バスの中での歌やクイズ、保育室で行うのとは、一味違う雰囲気を感じる。
私たちは、1日限りのバスガイドさんになる。

畑では、中々抜けない芋と出会う。
掘って掘って、引っ張って、引っ張って、
やっと掘り出せる。
途中で折れてしまったり、
みんなで力を合わせてやっと抜けたりする。
絵本で見るように、
スポンと抜けるわけではないのだ。

自分で掘った芋を手にした時の
笑顔の輝き。
実体験ということの素晴らしさを思う。

畑にいる沢山の虫たち、
芋より虫に心を奪われている子どももいる。
触っちゃいけない虫もいる。
セアカゴケグモやムカデなど、
事前に知らせてから出かける。

土に触れるそのこと自体が、
既に素晴らしい。

そして、待ちに待ったお弁当。
おうちの人が、
仕事に行く前の慌ただしい時間の中、
朝から頑張って作ってくれたお弁当だ。
感謝の気持ちが大切なことを伝える。

お弁当は、遠足のクライマックスだ。
「からあげよ」「卵焼きね、お母さんが作ってくれたと」「苺がはいっとうとよ」「アンパンマンのおにぎりよ」・・・
嬉しくてたまらない。
おしゃべりをはずませながら、
青空の下で、食べる。

気になる家庭のお弁当は、
気になる感じだったりするのは、
お弁当あるあるだ。
でも、
ちゃんと持ってきた、
お弁当を持たせてくれた、
それだけで、十分なのかもしれない。

そうやって、友だちと過ごす同じ空間、
一緒に吸う空気、
思い出。

経験することは、
本でいくら見ても感じられない世界がある。

実は、今年は10/29に
芋掘り遠足を予定している。
終わってからだったら、
今年のエピソードも添えられたんだけどな、
って思うけど、
今日は、10/17、
書くンジャーズのお題は、待ってくれない。
今までの経験を元に書いている。

秋の空は高い。
空気は澄んでいる。
土の感触は、こんな感じだ。

実感すること、
五感で感じること、
そして、
友だちと共通の経験をすること、
大切なことが沢山ある。

遠足って、
(危険へのリスクなど大変なこともあるけど)
素晴らしいな、と思う。




#書くメシ #書くンジャーズ #よーこさん #お母さん #保育士 #保育 #保育園 #Comfortable #秋の遠足 #芋掘り遠足 #実体験


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?