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バーLEDデスクライトVer.2

前回作ったバーLEDデスクライトの電源部をスッキリさせるため、アームとLEDの連結部分に内蔵することにしました。そこで3Dプリンターで連結部分を作りました。

■設計・モデリング
デザインはできるだけシンプルにしました。せっかくのスッキリしたバーLEDですのでシンプルな方がいいかと。といっても、凝った形状をモデリングする腕がないだけですが。
サイズ感や形状は基本的に今の電源スイッチ部と同じ長方形にしました。中央部にアームのネジ接続部を設け、右側に電源スイッチと明るさ切替スイッチを配置。フタははめ込み式です。

スクリーンショット (8)

スクリーンショット (7)


アームとの接続部には、ネジを受けるナット(W1/4)を保持するリブを作りました。↓

スクリーンショット (5)

モデリングはデザインスパークメカニカル(DSM)でしています。無料の3D CADといえば巷ではFusion360が人気ですが、このDSMも使いやすくて私には合っていたので最近はこればっかり使っています。オススメです。
寸法については、最初から厳密に決めるのではなく、これぐらいの単純なものだったら2時間足らずで印刷できるので、大まかに決めました。特に壁の厚みなんかは印刷してみないと強度が足りているのかわからないです。

■3Dプリンターで印刷
で、モデリングできたら印刷してみます。壁の厚みは2mmにしてみましたがちょうどいい感じでした。
3DプリンターはOriginal Prusa i3 Mk3S、スライサーはPrusa Slicer を使用しています。相変わらず、いい仕事してくれてます。
フィラメントは、Colorfab のXT-コポリエステルを使用。色はライトグレーです。積層ピッチは0.2mm、インフィルは20%、その他は標準設定のままで印刷しました。

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印刷後に確認すると、ナットを保持するリブの下側が低すぎて、アームのネジをねじ込む時にナットを上に上げてないと届かないので、短く修正しまして再印刷しました(上の写真は再印刷のものです)。

↓ナットがピッタリ収まった

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さて、ケースができたので前作と同じくスイッチを取り付け、抵抗をハンダしました。今回はDCジャックは使わずケーブル直結です。

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できたら、動作チェックします。OKなのでバーLEDを両面テープで貼り付け、アームに取り付けます。バッチリ取り付けることができました。

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■まとめ
使ってみて、やはりアーム式ライトの場合スイッチはライト自体の近くにあった方が使い勝手がいいと思いました。
デザイン的にもスッキリまとまっているのではないでしょうか。
以上!

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