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秋田県の農林水産業のみどころをご紹介します! 各種お知らせなどは公式HPをチェック! (運用方針)https://www.pref.akita.lg.jp/pages/archive/71453 (公式HP)https://www.e-komachi.jp/

最近の記事

農業用無人作業車R150による薬剤防除実証

一般的な果樹園での防除作業を見てみましょう農作物を病虫害から守るため、農薬の散布はとても重要となりますが、特に果樹栽培では、この作業が一番きついと言われています。 一般の果樹農家でも多く使用されているのが、写真に写っているスピードスプレーヤ(SS)という機械。 この写真の機種では、操縦席がキャビンで覆われていますが、一般的には操縦席がむき出しになっている機種が多く、農薬の被爆が懸念されるため、真夏でも合羽・マスク・ゴーグルの3点セットが欠かせません。 重装備で長時間に渡

    • 「スマート農業を支える基盤整備実証事業」を実施しています!

      農業者の高齢化や担い手の減少に伴う労働力不足が顕在化するなど、農業を取り巻く状況は厳しさを増しています。 県では、課題解決の有効な手段の一つとして、ロボット、AI、IoTなど先端技術を活用した「スマート農業」の導入を推進しています。 こうした取組の一環として、「スマート農業を支える基盤整備実証事業」を令和2年度からスタートしており、ほ場整備を実施中の3地区をモデルとしてスマート技術の効果検証を行い、スマート農業の更なる普及拡大を見据えた基盤整備の今後の方向性を検討していま

      • 無人トラクタとの協調作業による牧草・とうもろこしの省力生産技術

        農業者の高齢化や担い手の減少に伴う労働力不足が顕在化するなど、農業を取り巻く状況は厳しさを増しています。 県では、課題解決の有効な手段の一つとして、ロボット、AI、IoTなど先端技術を活用した「スマート農業」の導入を推進しています。 こうした取組の一環として、県畜産試験場では、ロボットトラクターを用いた協調作業により、1人で2台のトラクターを操作し、牧草の刈取・反転等の作業実証を行いました。 実証の様子を紹介する動画をYouTubeで公開していますので、是非ご覧ください!

        • 湧水を活用した美郷れんこんの栽培

          町内に126か所もの湧水が確認され、「清水の郷」として名高い秋田県美郷町。こんこんと湧き出る豊富な湧水を水田に引き込み、れんこん栽培に取り組み始めて今年で6年目になります。冬期間に収穫することで、甘く身が引き締まったれんこんに仕上がることから、消費者から「新鮮でシャキシャキしてる」「肉厚で甘い」「白くてきれい」といった評価をいただくなど、「美郷れんこん」のブランドで知名度が高まってきています。秋田県ではれんこん消費量があまり多くありませんが、「よく食べますよ」というれんこんフ

        農業用無人作業車R150による薬剤防除実証

          秋田米新品種「サキホコレ」由利地域生育レポート

          「コシヒカリを超える極良食味品種」をコンセプトに開発された秋田米新品種「サキホコレ」。 今年秋の本格デビューでは、昨年の先行販売の約10倍の販売数量を目指しており、由利地域の生産者数も12人から83人に増加しました。 栽培にあたっては、農薬の使用成分回数を慣行の2分の1以下に削減しているほか、育苗期には温度管理や水管理に注意しながら苗作りを行い、田植え後は健全に生育が進むよう肥培管理を徹底するなど、高品質な米づくりにこだわって作業が行われています。 美味しいサキホコレを

          秋田米新品種「サキホコレ」由利地域生育レポート

          秋田県北の新たな特産品「あきたシャポン」を紹介します!

          比内地鶏は日本三大美味鶏とうたわれ、秋田県の特産品として全国的にも有名です。 現在流通している比内地鶏のほとんどが肉質の良いメスになりますが、オスもおいしく食べてもらうため、県畜産試験場では、オスを去勢して飼育する技術の研究を平成19年から進めてきました。 去勢にはコストがかかると言われてきましたが、研究の末に効率的な去勢技術の確立に成功し、比内地鶏の去勢鶏『あきたシャポン』の生産が始まりました。 現在は、比内地鶏の生産が盛んな大館市と北秋田市で生産拡大に取り組みながら

          秋田県北の新たな特産品「あきたシャポン」を紹介します!

          「食用ほおずき」~黄金の果実 消費者に届くまで~

          上小阿仁村は秋田県の内陸北部にある人口2,000人ほどの小さな村。もともと林業が盛んで、「秋田杉」の産地として栄えました。 上小阿仁村農業の面白いところが、「ズッキーニ」や「ベイナス」など他の地域ではマイナーな作物が多いこと。「食用ほおずき」もその1つです。平成8年頃から栽培が始まり、現在は6戸の生産者が年間約1トンを生産しています。 黄金色のつぶらな姿と甘酸っぱく爽快な独特の味わいが魅力の食用ほおずきですが、ここ上小阿仁村は昼夜の寒暖差が大きく、なんとメロンと同じ糖度ま

          「食用ほおずき」~黄金の果実 消費者に届くまで~

          由利の「たまねぎ」栽培録

          加工・業務用のたまねぎは、実需者から取引要望の多い品目の1つで、北海道や九州、淡路島等が主要産地として知られています。 しかし、近年は豪雨災害や台風による被害の影響から、リスク分散のために、これまで取組の少なかった東北地方においても生産が求められており、産地化の動きが出てきています。 今回は、由利管内でたまねぎの産地化に向けて奮闘している、有限会社折林ファームの取組を紹介していきます。 折林ファームは、基盤整備事業の開始に伴い経営規模を拡大し、水稲中心に経営しながら、学校

          由利の「たまねぎ」栽培録

          小坂の「ばれいしょ」栽培録 ~産地化に向けた新たな挑戦~

          明治時代には「東洋一の銅山」のある町として、秋田県下第二の都市として繁栄した小坂町。 秋田県の北東部に位置しており、その冷涼な気候を活かして「ばれいしょ」の産地化に取り組んでいます。 加工用は、北海道より早く8月から収穫を始めて、生食用は、冬頃まで長期間に渡って出荷できるのが、小坂の強みです。 新たな産地開拓を進めていた大手食品メーカーへの出荷を目指して、平成30年度から試験栽培にチャレンジしてきました。 ゼロからのスタートに苦戦しながらも、試験栽培3年目でようやく取

          小坂の「ばれいしょ」栽培録 ~産地化に向けた新たな挑戦~

          秋田で輝く期待の新規就農者特集!佐々木さくらさん(大仙市)

          ~農業で地元を元気に! 女性新規就農者の活躍~ プロフィール紹介 大仙市出身。大曲農業高校を卒業後、秋田県が実施している未来農業のフロンティア育成研修を2年間受講し、令和元年度に就農。 自身を含めて6名で家族経営を行っている。(祖父、祖母、父、母、兄、本人) 就農と同時に、若手農業者団体である仙北地区農業近代化ゼミナール連絡協議会「わかじぇファーマーズ」に加入。 就農のきっかけを教えてください。 幼い頃は農業に興味がなかったのですが、いずれは家業を継がなければいけ

          秋田で輝く期待の新規就農者特集!佐々木さくらさん(大仙市)

          秋田で輝く期待の新規就農者特集!黒川 清貴さん(鹿角市)

          黒川 清貴さん(鹿角市) 出身地は? 秋田県鹿角市出身で、実家はりんご農家です。 就農前は? 東京都で事務職として会社に勤務していました。 主な取組は? 実家で家族と協力してりんごを栽培しているほか、個人でもきゅうり、ももにチャレンジしています。 就農のきっかけは? 東京で働いている間も、帰省した時は農作業を手伝っていました。 30歳になった頃、このまま東京で働き続けるか、鹿角に戻り農業に携わるか、自分の将来について考え始めました。 悩んだ末に、「実家の畑を大き

          秋田で輝く期待の新規就農者特集!黒川 清貴さん(鹿角市)

          秋田で輝く期待の新規就農者特集!佐藤龍太郎さん(東成瀬村)

          プロフィール紹介 出身は東成瀬村。地元にUターンして、水稲やトマト、リンドウを栽培しています。 湯沢雄勝地域の若手農業者団体である農業近代化ゼミナール・楽農喜族「Yuzawa」に所属し、農業経営について学んでいます。 両親が兼業農家で、いずれは農業に取り組もうという意識はありましたが、秋田大学卒業後は県内の電子部品製作会社へ就職しました。 その後、地域農業の後継者が不足している状況を知り、就農時に活用できる補助事業についても知ったことで、農業をやりたい気持ち次第にが大

          秋田で輝く期待の新規就農者特集!佐藤龍太郎さん(東成瀬村)

          秋田の農林水産業 「カッコいい」担い手 大特集!相庭 香月さん(由利本荘市)

          相庭 香月さん(由利本荘市)平成21年4月、地元の由利本荘市矢島町へUターンし、酪農業を営む実家で就農。 家畜人工授精師の資格も取得。 JA秋田しんせい和牛青年部に所属し、酪農家の仲間とも仲良し。 写真が好きで、SNSに牛や犬、猫の写真を投稿することが趣味。 就農のきっかけは? 都内のIT企業に勤めていたが、酪農と水稲に取り組む両親の規模拡大に合わせ、平成21年にUターン。 転機となったのは平成24年。国内最大の和牛品評会である全国和牛能力共進会が長崎県で開催され

          秋田の農林水産業 「カッコいい」担い手 大特集!相庭 香月さん(由利本荘市)

          秋田の農林水産業「カッコいい」担い手 大特集!見上 隆太さん・はづきさん(能代市)

          見上隆太さん・はづきさん(能代市)プロフィール紹介 ネットワークタイプのメガ団地に参加し、キャベツ・ネギの生産に取り組んでいる。 はづきさんも、子育ての傍らでキャベツ・ネギ栽培に従事しており、女性同士のコミュニケーションの機会も大切にしている。 JAあきた白神の初代「白神ねぎガール」に抜擢され、「白神ねぎ」の知名度向上を目的としたイベントに参加し、PRを行っている。 就農のきっかけは? (隆太さん)元々は東京で板前として働いていましたが、都会の生活に疲れて秋田に帰郷

          秋田の農林水産業「カッコいい」担い手 大特集!見上 隆太さん・はづきさん(能代市)

          秋田の農林水産業 「カッコいい」担い手 大特集!三浦 徳也さん(由利本荘市)

          三浦 徳也さん(由利本荘市)有限会社折林ファーム取締役社長 警備会社、イベント会社での勤務経験した後、平成23年に折林ファームに入社。 前職で培った労務管理、営業スキルを活かし、経営改善に取り組む。 平成31年に取締役社長に就任。 視察先の人たちとの「語らい」と「食」が楽しみの1つ。 就農のきっかけは? 9年間勤務した警備会社を退職後、秋田市内のイベント会社で東北各地への営業活動を展開する中、農業へのビジネスチャンスを見出す。 30歳の時、偶然通りかかった折林フ

          秋田の農林水産業 「カッコいい」担い手 大特集!三浦 徳也さん(由利本荘市)

          秋田の農林水産業「カッコいい」担い手 大特集!安田 善八さん(男鹿市)

          安田 善八さん(男鹿市) 平成15年に就農し、輪ギクの大規模長期出荷体制を確立。 平成27年には「男鹿・潟上地区園芸メガ団地」に参画し、更に規模を拡大。 JA花き部会長を歴任し、県花き連きく部会の部会長も務める。 メガ団地に参画する若手の指導に当たるなど、地域内外の生産者の手本に。 趣味はドライブ。市販車にはない個性的な色に塗装した車でドライブするのが気持ち良い! 令和元年度ふるさと秋田農林水産大賞「担い手部門経営体の部」で農林水産大臣賞を受賞。 就農のきっかけ

          秋田の農林水産業「カッコいい」担い手 大特集!安田 善八さん(男鹿市)