パニック障害専門カウンセラー三木ヒロシ

パニック障害専門心理カウンセラーの三木ヒロシです。カウンセラー歴14年、これまでのカウ…

パニック障害専門カウンセラー三木ヒロシ

パニック障害専門心理カウンセラーの三木ヒロシです。カウンセラー歴14年、これまでのカウンセリング件数は8,000件以上、多くの方のパニック障害完治改善のお手伝いをしています。運営メディアはこちら https://pd.sweeny.jp/

最近の記事

「人は、いつからでもどこからでも良くなれる」という事実

私の好きな言葉に、 「人は、いつからでもどこからでも良くなれる」 というものがある。 誰から聞いた言葉なのかはうろ覚えだが、最初にこの言葉を知ったとき、とても強く惹かれた。 というのも、人間は何歳になっても、どのような状態にいようと、 「人は、いつからでもどこからでも良くなれる」 というのをパニック障害専門心理カウンセラーとして間近で見てきたからだ。 人間というのは不思議なもので、例えば「パニック障害は治らない」と諦めていれば治らないし、「パニック障害は治るもの

    • いますぐ『役立つ』専門家が厳選した「パニック発作対処法」3選

      いきなり襲い掛かかってくる不安感、恐怖感、それにともない引き起こされるパニック発作。 過呼吸発作、息切れ、動悸、めまい、手足の震え、耳鳴り、過緊張、離人感、冷や汗、などなど。 私も過去に経験がありますが、パニック発作が起こると、 「どうしよう、このまま死んでしまうのでは」 というなんとも言えない絶望感や怖さが相まって、身体が硬直し動けなくなることは多々あります。 また、「倒れてしまうのでは」「気を失ってしまったらどうしよう」といった心配も頭に浮かび、なおさら身動きが

      有料
      1,980
      • 心の病は「引き寄せの法則」から成り立っている

        パニック障害、うつ症状、抑うつ神経症、適応障害、過食症、拒食症、etc・・・ この世界にはとても多くの心の病が存在している。 そして、多くの心の病は心身を蝕んでしまい、普段の生活はおろか社会生活にさえ影響を及ぼし、大変な思いで生きている人もいるだろう。 人によって心の病の発生原因は様々だ。 その多くは人間関係と言われているが、場合によってはその人しかわからない現象で心の病に陥っている可能性もある。 さて、人によって原因は様々であり社会生活も不憫を強いられるほどの心の

        • パニック障害のご家族やパートナーはどのように寄り添えばいいのか?

          パニック障害という心の病は周囲の理解をなかなか得られないことから、孤独感に陥りやすいものだ。 そもそもパニック障害など心の病はなった当人しかその感覚、苦しさやツラさがわからない。 それでも周囲の理解を得ようとする気持ち、焦りがあり、それがほとんど叶わないことからパニック障害は深みを帯びてしまう。 だが、パニック障害の根本にある苦しさやツラさはわからなくても、ご家族やパートナーがわかろうとする気持ち、理解しようとする考えかたを持つことで、パニック障害の当人は救われる。

        「人は、いつからでもどこからでも良くなれる」という事実

          パニック障害の苦手なものを知ることで自ずとパニック障害は離れていく

          パニック障害というのは心の病のひとつだが、そのパニック障害にも苦手とするものが存在する。 パニック障害が苦手とするもの、いわばパニック障害の撃退に役立つものだが、多くの人はその実在を知らない。 これは私のカウンセリング経験から導き出したものだが、これまでパニック障害を完治・改善させた人たちは、この苦手なものを理解していた。 もちろん最初から理解していたわけではなく、カウンセリングを通し、そのなかで把握し実践していった。 パニック障害が苦手とするもの、それは計6つある。

          パニック障害の苦手なものを知ることで自ずとパニック障害は離れていく

          幸せとはいったい何なのか?とその尺度について

          嬉しい、楽しい、気持ち良い、面白い、おかしい、好き、好ましい、happy、lucky etc・・・ 世の中には形は違えど、いろんな「幸せ」というものが溢れている。 嬉しいことがあれば素直に嬉しいし、楽しいことがあれば素直に楽しい。 「幸せ」という感情は、人が生きていくうえで欠かすことのできない、一種の潤滑油のような存在だ。 「幸せ」というものが日常において多ければ多いほど満ち足りた人生になるだろうし、逆に少ないとどこか暗く満ち足りない人生となるだろう。 しかし、単に

          幸せとはいったい何なのか?とその尺度について

          「いつか治るだろう」という考えは足元をすくわれるのでやめた方がいい

          「希望的観測」 という言葉がある。 これを辞書で調べてみると、 とある。 これは、なにかが始まった際、その結末が自分の都合の良い形で終わればいいな、というご都合主義な考えかたのことだ。 パニック障害はもちろん、うつ状態など心の病に陥っている人全員ではないが、 「いつか治るだろう」「そのうちに消えていく」 といった「希望的観測」による考えかたを持っている人は少なくない。 だが、そうは思っても心の病に「いつか治るだろう」という考えかたは通用しない。 「いつか治る

          「いつか治るだろう」という考えは足元をすくわれるのでやめた方がいい

          「閉塞感」と「圧迫感」はボディーランゲージで解消することができる

          心の病、とくにパニック障害や不安神経症、うつ状態などに起こりやすい 「閉塞感」「圧迫感」 という2つの感覚。 「閉塞感」はその名の通り、閉じ込められているような、閉ざされているような、狭いなかに押し込められているような感覚のことだ。 一方、「圧迫感」は何か大きなものが迫ってくるような、強いものに押しつぶされそうな、プレッシャーのような感覚のことだ。 パニック障害やうつ状態など心の病に陥る人は、回復への道が見えないため暗く出口が見えない長いトンネルを歩いているような。

          「閉塞感」と「圧迫感」はボディーランゲージで解消することができる

          心の病は「早く治そう」と思うほど長引いていく

          うつ状態、パニック障害、社会不安、適応障害、対人恐怖、etc・・・ 世の中には「心の病」と呼ばれている症状が複数ある。 「心の病」とは厄介なもので、その多くは静かにゆっくりと心を蝕んでいき、気がついたときには飲み込まれている、というのは良くあることだ。 その症状は軽いものから重いものまで、その人がどれだけのことを抱えてきたのか?心に溜めてきたのか?により変わってくる。 さて、「心の病」に陥ったとき、多くの人は混乱し困惑する。 それは、いままで出来ていたことが出来なく

          心の病は「早く治そう」と思うほど長引いていく

          感情消化のプロセスが理解できるとパニック障害は消えていく

          人間はもちろん、動物として生きていくため本能的に備わっている 「感情」 というもの。 「感情」というとどうしても人間の専売特許と認識されがちだが、人間以外の動物にも備わっている機能だ。 今回難しい説明は省くが、感情というのは基本 悲しみ、怒り、怖さ、嬉しさ というような、上記の4つが心理学的には主となる。 上記4つの感情は違う言いかたをすると「本物の感情」と呼ばれ、これらの感情以外はすべて偽物(まやかし)の感情と言われている。 動物のなかでも、特に人間はこの感

          感情消化のプロセスが理解できるとパニック障害は消えていく

          言葉1つで幸せになることも不幸になることも私たちは知らなさすぎる

          人間にとって、日常の生活をしていくうえで欠かせない会話、おしゃべり。 家庭、会社、学校、サークル、プライベートなど、私たちは人がそこにいる限りなにかしらの言葉を介し、関係性を築いている。 この世界には様々な人間がいるもので、楽しい会話やおしゃべりであれば良いが、時には気分を害する、気が滅入るなど嫌な会話やおしゃべりをすることがある。 会話やおしゃべりにおいて楽しい、楽しくないを切り分けるもの、それらはすべて発する「言葉」のなかに凝縮されている。 また、言葉というのは古

          言葉1つで幸せになることも不幸になることも私たちは知らなさすぎる

          パニック発作の役割がわかるとパニック発作は離れていく

          いきなりの動悸や息切れ、手足の震え、冷や汗、めまい、過呼吸、など。 時間や場所関係なく襲ってくる、パニック発作。 ほとほと嫌になり、疲れ果ててしまった人もいるだろう。 パニック発作は「不安感」「怖さ」という感情がつきものだが、ほぼ四六時中ネガティブな感情を感じていると、心は疲弊してしまう。 さて、そんな疲労困憊になり忌み嫌われるパニック発作だが、あなたにとって重要な役割、それも「身を守る役割」があると言ったら、どう思うだろうか? 「そんなことはない!あんなに苦しくて

          パニック発作の役割がわかるとパニック発作は離れていく

          パニック障害を完治させた人たちが大切にしていた考えや行動とは

          パニック発作というのは厄介なもので、場所や時間帯、環境を選ばずいきなり起こる。 そして、そのパニック発作が何回も断続的に続いてしまう状態がパニック障害だ。 パニック発作、パニック障害に陥ったとき、いったいなぜ?このようなことが自分に起きたのか?大抵の人はわからない。 もちろんこれまでの様々な積み重ね、心がキャパオーバーを起こしパニック発作が起きたわけだが、多くの人は最初からこの考えにはたどり着かない。 この考えにだどり着くのは、ある程度時間が経ってから。 自分自身に

          パニック障害を完治させた人たちが大切にしていた考えや行動とは

          「自己肯定感」とポジティブの切り分けについて

          世の中にはポジティブな考えかたを持つ、物事をポジティブにとらえる人がいます。 反対に、ネガティブな考えかたを持つ、物事をネガティブにとらえる人もいます。 同じように自分に対して自信がある人もいれば、まったく自信が無い人もいます。 これは老若男女問わず、まさしく千差万別です。 そして、世間では「ポジティブ」が良いというような風潮がありますね。 たしかに、ポジティブには良い面が多いのだろうと思います。 ポジティブな考えかた、物事のとらえかた、物の見かた、キャラクターで

          「自己肯定感」とポジティブの切り分けについて

          どうしてパニック障害に陥ってしまうのか?その理由について

          パニック障害は誰にでも起こる可能性がある心の病です。 いまとても元気な人でも、毎日頑張っている人でも、明るくて朗らかな人でも、親でも、兄弟でも、親戚でも、友達でも。 どのようなキャラクターであれ性格であれ人格であれ役割であれ、パニック障害に陥ってしまう可能性は十分にあると言えるんですね。 いまこれを読んでいるあなたも、もしかしたらそうなのかもしれません。 私はこれまで心理カウンセラーとして、とても多くの人たちと接してきました。 その数は述べ8,000人くらいですが、

          どうしてパニック障害に陥ってしまうのか?その理由について

          嫌な人間関係を終わらせるとパニック障害も改善に向かっていく

          「人間はひとりでは生きていけない」 と言われますが、これは本当にそのとおりだと思うんですよね。 この世界はなにをするにしても、なにをどう動こうとしても、ほぼ必ず他人が介在します。 スーパーやコンビニでの買い物しかり、電車やバスに乗るのもしかり、スポーツを楽しむのもしかり。 誰かを通してそれは繋がっていき、最終的に求めていたことや物にたどり着く、というのがセオリーですよね。 人間は感情の生き物であり、1分1秒ごとに感情は変化し、その感情を意識的であれ無意識であれ味わい

          嫌な人間関係を終わらせるとパニック障害も改善に向かっていく