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ピラティスで健やかな暮らしをつくる、リカバリーマンションの開発秘話

ピラティススペース付き“リカバリーマンション”「LUMIEC HONCHO EAST/WEST」が、2024年2月、板橋本町駅徒歩10分の立地にオープンしました。

マンション1Fに「PILATES STATION LIGHT」様を迎え入れ、ピラティススタジオを完備。入居者は週に1回のオンラインレッスンに加え、グループであれば月に3回、個別であれば月に1回まで対面のピラティスレッスンを無料で受講可能なこの物件。ピラティスを通して、体と心をリフレッシュさせる新しい住まいの形を提案します。

また、ピラティススタジオは入居者だけでなく、一般会員向けにも開放。近隣に住まう方々にも、健康的な暮らしを提案します。

自宅でモニターを見ながらオンラインレッスンを受講する様子(イメージ)

忙しい社会のなかで、いかに自身の健康に配慮していくかが求められる現代。身体のリカバリーの手段が住環境と密接であることは、新しい豊かさの基準となると、コロンビアワークスは信じています。

今回は、他業種とのコラボや、それに伴う苦労、ピラティスに着目した理由など開発の裏話について、マンション開発に携わった関係者たちに思いを語ってもらいました。

開発メンバーたち

対談参加者

※左から
ピラティスステーションライト代表 濱田英明さま

株式会社WATT 代表兒玉明さま


コロンビア・ワークス株式会社 M.F.
投資第三部 宅地建物取引士
千葉県出身 九州大学 大学院 理学府 物理学専攻 修了
2021年にCWに新卒として入社。入社当初から仕入れから開発、販売までを一気通貫で担当。
■関連記事「【2021年新卒入社】投資開発事業部 投資チーム  M.F.

コロンビア・ワークス株式会社 M.S.
投資第三部課長 宅地建物取引士
千葉県出身 日本大学 文理学部 英文学科 卒業
2018年よりCWに参画し、現在は仕入れから開発、販売までを一気通貫で担当。

「リカバリーマンション」が生まれたわけ

コンセプトの説明を行う担当者のM.F.

――まず、ピラティススタジオがついた「リカバリーマンション」というコンセプトが生まれた理由や、きっかけについて教えてください。

M.F.:物件のある「板橋本町」の居住者についてリサーチをしたところ、働いている20代〜30代の女性がとても多いエリアだとわかりました。

忙しく暮らす女性たちにとって、マンションにどういうサービスをつけたら喜んで選んでもらえるかを考えたときに、少ない時間でも健康な体づくりができる「ピラティス」が良いんじゃないか、と思ったんです。

――いま、世間でも健康への配慮やウェルビーイングといった生き方が求められていると思います。健康づくりのための選択肢はたくさんあるなかで、なぜ「ピラティス」に着目したのでしょうか。

M.F.:きっかけは、弊社代表の中内がピラティスが大好きだったということです。

代表に勧められて自分も通ってみたところ、どれだけ自分が悪い姿勢のまま暮らしていたかがわかったんです。

トレーナーさんから言われたのは、「つま先に体重がかかっていて、腹筋で体を支えられていない。将来的に不健康になってしまうかもしれない」ということでした。

教わりながら1時間レッスンするだけで、自分の姿勢が意識できるようになったんです。「これは、マンション入居者の方々にも通ってもらいたい!」と思いました。

――1Fのピラティススタジオは、入居者限定ではなく一般向けにも開放されているんですよね。開放された理由は?


M.F.とチームを組みサポートを行ったM.S.

M.S.:コロンビアワークスのビジョンとしてあるのが、「個を育み、個が輝くまちをつくる」ということです。私たちの手がけるマンションは立地ごとに特性が異なり、それは、その地域の方々の特性を考えた結果です。入居者の方々だけでなく、周りの方々の暮らしも輝いてほしい。そうした思いがあります。

――今回のマンション企画について、なぜ実現できたと思われますか。

M.S.:今回、1Fにピラティススタジオを併設するために、ピラティス専門店「ピラティスステーションライト」さまに協力していただきました。そのご協力のおかげですね。

マンション1Fに店舗を設置するのは、これまで駅前の立地を中心に店舗展開されてきた「ピラティスステーションライト」さまとしてもはじめてのことでした。お互いのやりたい形をすり合わせるために、「ピラティスステーションライト」さまにも多くの時間をいただいて話し合いを重ねました。

居住区のそばに、ピラティススタジオがあることの相乗効果

──今回、「ピラティスステーションライト」さまが関わった経緯について教えていただけますか。

ピラティスステーションライトの、濱田さま、兒玉さま

濱田さま:元々、中内社長(注:弊社代表)がお客様として店舗に来てくださっていたんです。自分が担当させていただくこともあり、自分が独立して2年目になった頃に「スタジオ付きマンションをつくらないか?」と声をかけてくださったんですが、当時は本気だと思っていなくて(笑)

数年を経て、またお声がけいただいたので、企画をスタートさせていきました。

──スタジオがマンション内や、マンションのそばにあることで、入居者は毎日でもピラティスに触れられるのではと思います。そうした環境について、どう思いますか。

兒玉さま:僕が考えているピラティスの一番良いところは、「正しい姿勢を学べる」ということです。自分で、自分の姿勢を理解することができる。

本当は小さい頃から自分の姿勢について学んでおけば、生活習慣として正しい体の使い方をすることができるんです。ただ、それが難しいので、長年の生活習慣で体が歪んでしまうことがある。

だからこそ、入居者さんが住まいのすぐそばで、「正しい姿勢を学ぶ喜び」に触れてもらうことができるのは素晴らしいことだと思います。

──では、「正しい姿勢」を学べる場所がマンションに併設されるというのは、理想的だったのではないでしょうか。

兒玉さま:実は、私たちは最初はこのマンションの企画に乗り気ではなかったんです。元々自分達が「ピラティスステーションライト」として出店していく際のコンセプトとはズレもあったので。そこは、コロンビアワークスさんと一緒に、お互いにやりたいことを擦り合わせていきました。

──そのズレというのはどこにあったのでしょうか。

濱田さま:僕たちは、あまり「スタジオ」という名前を自分達の事業につけたくないなと思って「ピラティスステーション」と名乗っていたんです。それは、ピラティスをする場所を「人が集まる場所」や「ハブ」のような場所にしたいと考えていたから。そういう考えのもと、店舗も駅前を中心に出店してきました。

──出店場所への違和感は、どのように解消されたのでしょうか。

濱田さま:話し合いを重ねているうちに、「駅前という立地がマンションに変わっても、自分達のやりたいことはできるんじゃないか」と思うようになったんです。

濱田さま:最初は、アクセスのしやすさもあって「駅前」にこだわっていましたが、「ピラティスをする場所に人が集まる」という空間づくりは、マンション1Fのスタジオでも目指していけるような気がしました。

むしろ、そこに集まればピラティスにまつわるあらゆることに触れられる場所にすればいい。マンション1Fの自分達のスタジオを、人が集まる地域のランドマークのような場所にできればと考えました。

入居者さんを優先的にご案内しつつ、地域の方々にとってもピラティスを学べる場にしていきたいと考えています。

──マンション企画を進めていくなかで、ピラティスステーションライトさまの可能性も広がったのですね。実際にプロジェクトを進めるにあたって、お互いに難しく感じられたことや、ハードルなどはありましたか。

M.F.:契約の内容については、兒玉さんにたくさんの時間をいただいて、すり合わせを重ねていきました。当初はこちらからの要望の多いものになってしまっていたところを、兒玉さんがしっかりと話し合ってくださって。お互
いにとって良い契約へとすり合わせていくにはどうすれば良いのか、学ばせていただきました。

──ディベロッパーとして、コロンビアワークス側もこのプロジェクトを通して成長できたということでしょうか。

M.F.:本当に、その通りだと思います。

兒玉さま:それぞれの思惑が異なる状態で一緒にプロジェクトに取り組んでいくので、互いに飲み込まないといけない部分もありますよね。テナント側も、マンション側が求めていることに対して提案するべきでもあるし。

こちら側としては、自分達がやりたい形の店作りをずっとしてきているので、理想と違うものは本来であればやりたくない。ただ、企画を具現化していくなかで、実際にピラティスを体験されるなど、「理解しようとしてくれているな」と感じられました。

やはり、お互いに理解し合うことが大切だったと思います。M.F.さんの情熱はずっと感じていましたしね(笑)

プロジェクト後の一体感は格別

板橋で選ぶ、「リカバリーできる暮らし」

──入居者の方々は、具体的にどのようにピラティスを体験できるのでしょうか。

M.F.:入居すると、1Fにあるスタジオでレッスンを受けることができます。グループレッスンなら月に3回、プライベートレッスンであれば月に1回、プロのインストラクターによるピラティスのレッスンを受講することが可能です。もちろん、追加料金をお支払いいただくことでこれらの回数以上のレッスンを受けることも可能です。

M.F.:さらに、毎日部屋でピラティスができるように、マットやリングといった設備も部屋に完備しています。モニターも各部屋に設置してあり、週に1回までオンラインレッスンを受講することもできます。

トレーナーから学んだことを、生活のなかで実践するにはピッタリの環境になっていると思います。

濱田さま:ピラティスをする上で大切なのは、正しい姿勢を学ぶこと、そして継続することです。設備さえあれば、自分の部屋で5分だけでもできますから。

──6月のオープンまでまだ時間がありますが、リリースされてからの反響はいかがですか。

M.F.:リーシング(入居者募集活動)はすごく好調です。エリアのなかでは賃料も良い方だと思いますが、ピラティスがちゃんと魅力になって好評をいただいていて。

濱田さま:うちの会員さんも住みたいって言ってます(笑)うちの会員さんはピラティスのよさを知ってくれているので、「めちゃくちゃ良いじゃん」と言ってくれていて。

昔は、ピラティスを全く知らない人と、知っていて「良い」と思う人の間で温度差もあったと思います。いまはピラティスの認知度が高まっていることもあって、空気が変わってきている部分はあるのかなと。

──最後に、入居者の方々に向けたメッセージはありますか。

M.F.:忙しい毎日を過ごされている方に、ぜひ入居していただきたいです。このマンションは、皆さんの「健康欲」みたいなものをサポートしてくれると思うんです。

誰もが健康になりたいし、毎日をより楽しく生きていきたいと思います。そのためにも、ピラティスを通じて正しい姿勢を学んでもらいたい。そうすれば自分自身の意識も変わって、日常生活が変わってくると思います。


<LUMIEC HONCHO EAST/WEST お問い合わせはこちら>
■お問い合わせ先
https://lumiec.jp/itabashihoncho/

■ピラティスステーションライト公式HP
https://pilates-light.com/

<その他>
■コロンビア・ワークスで働きたい方はこちら
https://columbiaworks.jp/recruit

■コロンビア・ワークス株式会社公式HP
https://columbiaworks.jp/

■コロンビア・ワークス株式会社公式Instagram
https://www.instagram.com/columbiaworks_recruit/

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