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仕事じゃなくても、肩書きにしていなくても、その人の持っているセンスやスキル、経験から得…

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仕事じゃなくても、肩書きにしていなくても、その人の持っているセンスやスキル、経験から得たノウハウに共感、共鳴してくれる人がいる。そこに仕事が生まれる。COLORSは“きっと誰もがもっているなにか”に着目し、人を人へ紹介してゆく試みです。駒ヶ根市で店を営む室根が主に執筆しています。

マガジン

  • COLORS 2024 Spring

    2024年5月17日~19日の3日間開催するCOLORS 2024 Springのあれこれ

  • 別冊こまがね 2023年度

    駒ヶ根市が発起人となって民間団体と立ち上げた「駒ヶ根エリアプラットフォーム」の活動の様子を記録してゆきます。2023年度は空き物件ツアー&トークイベントを開催予定。その準備の様子から当日、反省会までをCOLORSスタッフ室根の視点で綴ってゆきます。

  • COLORS 2023

    2023年10月に開催されたCOLORS 2023 秋の開催の様子、編集後記をまとめました。

最近の記事

COLORS 2024 Spring 出展者紹介⑧らくだ舎

 和歌山の山里に夫婦で移住されて約10年、集落の存続すら危うくなっている人口320人ほどの土地で、本屋と喫茶室を運営し、出版社もされている千葉さんご夫婦にお越しいただきトークイベントを開催します。  以下、千葉さんのメールから  なぜ千葉さんご夫婦が「二弐に2」という本をつくるに至ったのか、なぜ本だったのか、近すぎず遠すぎない200年(7世代~8世代先の未来)という視座でものごとをみたときに見えてくることや考えられること、共鳴できることを語っていただきます。定員は20名で

    • COLORS 2024 Spring 出展者紹介⑦早川容子さん

       イラストレーターの早川さんが開催してくださる色鉛筆で絵を描くワークショップは、毎回早川さんの日々の暮らしの中で感じる幸せをおすそ分けしてくれるような時間です。  以下、早川さんからの告知文です。 にしても毎回、絵を描くとか以前に食べ物への愛情がハンパないですね。 「2つの草餅を描く」  今回はパンではなく、草餅を描くワークショップを開催します。  駒ヶ根の名店「あるが」さんと「円月」さんの絶品草餅を両方描きます。そして描いたあとは両方食べます!(お持ち帰りしていただ

      • COLORS 2024 Spring 出展者紹介⑥ 塩田素也さん

         デザインを構成する要素ってなんだろうと考えたとき、それはやさしさじゃないかと思うことがあります。  デザインを受け取る相手のことを思ってかたちをつくったり、配置したり、組み合わせたり、色を決めたり。  それはおいしいものを誰かに食べさせたいと思ってつくる料理と似ている。  塩田さんのデザインの講座がテクニックやビジネスチックな匂いがしないのは、デザインをする以前に塩田さんの持つやさしさがにじみ出ているからなんだと思います。 以下、講師の塩田さんからの紹介文です。 よいデ

        • COLORS 2024 Spring 出展者紹介⑤ やまのこ製本店 辻田さん

           文庫本をハードカバーに作り直してくるサービスがあることを知ってまず最初に思い浮かんだ作品が「つむじ風食堂の夜」(吉田篤弘著)でした。  繰り返し読んだこの作品はもうどこか自分の頭の中だけで映像化ができていて、僕の作品じゃないのに、自分の作品を紹介するように人に薦めてしまう作品のひとつです。  夜。それも月明かりに照らされて少し明るい夜、をイメージした色味を布表紙にし、表紙を開いたところにある見返しの色は月を意味する黄色を。やまのこ製本店の辻田さんと打ち合わせをしながら改装

        COLORS 2024 Spring 出展者紹介⑧らくだ舎

        • COLORS 2024 Spring 出展者紹介⑦早川容子さん

        • COLORS 2024 Spring 出展者紹介⑥ 塩田素也さん

        • COLORS 2024 Spring 出展者紹介⑤ やまのこ製本店 辻田さん

        マガジン

        • COLORS 2024 Spring
          9本
        • 別冊こまがね 2023年度
          3本
        • COLORS 2023
          15本

        記事

          COLORS 2024 Spring 出展者紹介④ ツモリネコノテ つもりんさん&たかえさん

          tsumoriにまつわるエトセトラ / ツモリネコノテ  前回のCOLORSにはお客さんとして遊びにきてくださったツモリネコノテのお2人。  伊那谷に来る前にも色んなお仕事をされてきて、伊那谷でも色んなお仕事をしているらしい、というざっくりしたことしか知らなかったけれど、いつお会いしてもなんだか楽しそうで、面白そうなことやっているなぁという印象がありました。  今回、お2人のこれまでのこと、今の暮らしや仕事のことなど、あれこれをアウトプットしてくださるということで興味津

          COLORS 2024 Spring 出展者紹介④ ツモリネコノテ つもりんさん&たかえさん

          COLORS 2024 Spring 出展者紹介③ 椿井生活舎 二宮美香さん

          五感で探る畑のお茶   木曽谷を中心にダーニングのワークショップやねこづくりなどの活動をされている二宮美香さん。  美香さんは日々の生活の中で、野草や畑で取れるハーブを自分好みの味にブレンドしてお茶を楽しんでいるそうです。    お話を聞いていると、暮らしている集落の自然の恵みやご近所さんからのおすそ分け、畑で自分が育てたものなど、自分の身の回りにあるもので、暮らしを整え楽しむことの達人だなぁと思います。  今回は木曽のお母さん達に教わったという季節のお茶うけも一緒にいただき

          COLORS 2024 Spring 出展者紹介③ 椿井生活舎 二宮美香さん

          COLORS 2024 Spring 出展者紹介② ほ 清宮香織さん

          ポタージュ屋さんの数秘お悩み相談室  前回のCOLORSに引き続きご参加くださるポタージュ屋さんのかおりさん。前回のWSではポタージュを作っている時に大事にしていることとか、お料理をする時の心構えとか、はたまたポタージュのお話だけにとどまらず、数秘の視点をどう活用してかおりさんがポタージュ屋さんになったのかなど、あれこれ色んなお話をしてくださいました。  自分が日頃どうやって料理に向き合っているのかなぁと振り返る時間になったり、数秘の視点で自分自身の新たな一面に気づいたり、

          COLORS 2024 Spring 出展者紹介② ほ 清宮香織さん

          COLORS 2024 Spring 出展者紹介① モダンひょうたんモヒョ養蜂部 瀬口マナさん

          蜜ろうバームづくりと利きはちみつWS  本業の傍ら副業で養蜂家としても活動されている瀬口マナさん。前回のCOLORSでは、私も奥深い養蜂の世界のお話を聞きながら、はちみつってこんなにも味わいが違うのか!と驚きでいっぱいのはちみつ食べ比べをたっぷり楽しませてもらいました。  今回は、蜜ろうバームを作るワークショップと、利きはちみつを開催してくださいます。  前回のCOLORSで利きはちみつやってみたら面白いんじゃない?なんて話をしていたら、早速今回のワークショップに盛り込んで

          COLORS 2024 Spring 出展者紹介① モダンひょうたんモヒョ養蜂部 瀬口マナさん

          COLORS 2024 Spring 出展者一覧

           5月17日(金)~19日(日)の3日間にわたって開催する『COLORS 2024 Spring』の出展者が確定したのでお知らせします。タイトルに「〇〇年、春」のように「年+季節」を組み合わせてしまうのは「北の国から」の影響でしょう、きっと、ハイ。  今回は17日と18日の2日間は10:00~16:00の時間帯で営業し、物販ブースやワークショップ、お茶会、講座などを行います。最終日19日は13:00~15:00でトークイベントを開催します。  前回の開催より、より「対話」に重

          COLORS 2024 Spring 出展者一覧

          #03. 926BLD、オープンへ向け

           駒ヶ根市すずらん通り沿いにある926BLDの改装が終盤を迎えているようです。シェアオフィスのオープンは、おそらく駒ヶ根では初の試みになるでしょうか。近年、駒ヶ根にも都心部と田舎の二拠点生活をされる方やリモートワークといった働き方をする人たちが増えてくる中、意外となかったのがシェアオフィスだったように思えます。 (隣の宮田村や伊那市にはシェアオフィスとして使えるような場所がいくつかあったりします。) 産業と若者が息づく拠点施設(allla):伊那市公式ホームページ (inac

          #03. 926BLD、オープンへ向け

          #02. 空き物件ツアーの下見へ

           12月25日(火)15:00。来年3月に開催予定の空き物件ツアーで紹介する物件候補の下見。駒ヶ根の商店街に点在する空き物件を見て回る。  メンバーは織井不動産の織井さんと長野県建築士会上伊那支部の小林さん、下平さん。僕は店での仕事の後、途中から合流。  空き物件ツアーの候補地としてあがっていたのは飲食店向けが2件、小売店向けが2件、住居が2件の合計6件。空き物件ツアーではこれらの物件を不動産屋、建築士会の面々と一緒に回る。  今日は内見しながら、当日電気や水道が使えるか、

          #02. 空き物件ツアーの下見へ

          #01. ある晩、街中のことに関する打ち合わせで

           前回の更新からほぼ1ヶ月、何も更新しないまま経ってしまった。時間が経つのは早い、特に師走は猛スピードでかけてゆきますね。  さて、12月19日の夜は街中を使った社会実験を行うメンバーの打ち合わせに参加してきました。僕は店を閉めてからの参加だったので、ちょっと遅れて。  これはもともと行政が発起人となり、街の活性化の機運を高める目的として立ち上げたプロジェクトで、行政の関係者、地域の不動産や建築業者、商店街やこまがねテラスの方、建築士会など20名以上のメンバーで構成されて

          #01. ある晩、街中のことに関する打ち合わせで

          「COLORS2023秋」の反省会

           16時半過ぎにCOLORSスタッフのますいさんが来て、店の閉店後「COLORS2023秋」の反省会。今日はストーブをつけていても夜は寒かったですね。  すでに出展者の方々にはGoogleフォームで今回の感想や提案を頂いていたので(ご協力、ありがとうございました!)各々が事前に目を通してきた雑感を共有するところからはじめる。 COLORSの雑感 COLORSの2日間は、対話の誠実さを改めて実感した機会でした。   今回の企画書には以下のような文章がありました。  “きっと

          「COLORS2023秋」の反省会

          COLORSを終えて

           先週末のCOLORS、無事に終えることができました。  本当に、当初思い描いていた以上に面白くて豊かで温かな時間が流れる場になりました。  2日間で色んな方のワークショップに参加して、お買い物して、おしゃべりして、私が一番楽しんだんじゃないか?というくらい思う存分満喫させてもらいました。  別に誰かと約束をした訳じゃないけど、なかなか実現できず、ずっと眠らせ続けていたアイディアの一部がちょっと形になったこと、自分に対しての約束をひとつ果たせたようで嬉しくて、大げさだけど

          COLORSを終えて

          COLORS2023秋、閉幕しました。

           イベント終了時刻の17:00を大幅に過ぎて、まだお客さんと出展者の話が終わらず、イベントの熱気が残る店内で、ポツポツと出展者の方々の片付けがはじまり、僕らはその搬出を手伝ったり、精算したり、お客さんを見送ったり。それも終わって、COLORSスタッフのますいさんと反省会の日程を確認して、火のもとの確認と戸締りをして店を後にする。2日間のCOLORS、閉幕しました。  ご来店くださいました皆さま、出展してくださった皆さま、ありがとうございました。  これで初めての試みCOLO

          COLORS2023秋、閉幕しました。

          COLORS出展者紹介⑩ 甕えみさん

          <11月17日開催> 二十四節季・七十二候 季節こと乃は 福暦2023冬の号(カレンダー)販売&お話し会  日本には、72の季節があります。たった約5日間にある、旧暦の七十二侯という季節は、立冬や冬至などの二十四節気をさらに細かくした季節で、その季節の名称は、その時々の自然の移ろいをそのまま言葉にし、虫や草花、気象などで表されています。現在は、11月13日から「地始凍」(大地が凍り始める季節)。実際に伊那谷は、13日から、グッと寒くなりましたね!  現在、私達が使っている新

          COLORS出展者紹介⑩ 甕えみさん