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大手上場商社に就職した先輩がやっていた自己分析「なぜなぜ分析」とは!?

こんにちは!タピオカ留学のCOLORです!
今回は、台湾留学を終えて24卒の代で大手上場商社に就職したCさんにインタビューすることができました!
Cさんは中学3年生の時に留学を決め、その後台湾の東海大學に進学しました。
就活の際にどのように自己分析を行なっていたのか?
どのようなモチベーションで就活を乗り切ったのか?
Cさんの実体験に基づいた体験談を詳しく語っていただきました!

※こちらの記事は後編になります。
まだ前編を読んでいない方は、ぜひそちらも見てみてください!


3, 入社までの経緯

企業比較の選択基準とは

運営:
なるほど。
今までの話で魅力的だったことは分かりましたが、選ぶ基準という部分で給料以外に基準としていた事はありますか?

Cさん: 
結構人を見てた気がします。
自分の好きな雰囲気なのかとか、安心できる場所かなぁとか思ってて、やっぱりインターンで何回か行ったってのもあるんですけど、面接の時とかもそんなに緊張せず臨めたというか、落ち着くんですよね。それは、他の会社ではあまり感じなかった感覚でしたね。

運営:
そうなんですね。
ちなみにその雰囲気というのは面接の時に対応してくれる人を見て、合うか合わないかを決めていたのでしょうか?

Cさん:
それもそうですけど、インターンでお世話になった人とかがすごく面倒見てくれて、なんか面接の対策とか一緒に考えてくれたりとか、そういうのも大きかったかなと思います。

運営:
なるほど。ありがとうございます。
次にこれから就活する海外大生向けに実際に具体的にどんな準備をしたらいいのか、この解像度を上げることができるような、面接や選考についての質問をしていきたいと思います。


面接でよく聞かれた質問とその対策方法

運営:
就活するに当たってよく聞かれた質問やよく出た課題などがあればお聞きしたいです!

Cさん:
絶対に聞かれたのは
「あなたは周りの人からどんな人だと言われますか。」
これはどの会社でも絶対聞かれましたね。
面接対策の上で1番大事なのは自己分析だと思っていて、これは私だけでなくみんな言うと思うんですけど。

じゃあ自己分析ってなんだって思うじゃないですか。
私も最初すごい勘違いしてて、自己分析って調べたら大抵アンケートみたいなのが出てきて、MBTIみたいなものが出てきて、あなたはこういう人です。みたいに診断してくれるんですけど、それじゃないんですよね。やらないといけないことって。

それではなくなぜなぜ分析っていうのをやらないといけないと思っています。

運営:
なぜなぜ分析?


先輩おすすめの自己分析方法「なぜなぜ分析」とは?

Cさん:
私が先輩に言われたのは、マリンと言われている会社があるんですけど、そこのインターンの質問がすごく自己分析に向いていて、マリンの質問リストを自分で調べてきて、それに全部一回答えてみる。
そして答えてから、一個一個の質問に対してなぜ?って自分で5回繰り返して答えを書いていきます。

例えば、あなたは幼少期どんな人間でしたかっていう質問があったとして、公園で友達と走り回って遊ぶのが大好きな活発な子供でした。
じゃあそれはなぜですかっていう風にさらに質問します。
外で遊ぶのがすごく好きだったとか友達と遊ぶのがすごく好きだったとか。
じゃあそれはなんで?みたいな感じで5回ずつ繰り返していくと、物事の本質みたいなものが見えてくるかなと思います。

こんな感じで何か自分で5回ずつ聞いてみて、さらにそのあと周りの友達とかにもそれを見せながら何か友達にも、これはどうして?してみたいな感じでいっぱい聞いてもらえると、すごく面接の役に立つんじゃないかなと思います。

運営:
確かに面接対策としてなぜなぜ分析はめっちゃいいですね。

Cさん:
めちゃくちゃよかったですね。
私はそれをやってから面接ですごく答えられるようになりましたね!

運営:
あ〜そうなんですね。
やはり「なぜなぜ分析」の効果というか、それをやることによって自分への解像度が爆発的に上がったと言う感覚は得られたんですね。

Cさん:
そうですね。
私こういう人なんだなって自分でもわかるようになりましたね。


自己PRで意識したポイント

運営:
では、そのなぜなぜ分析を行った上で自己PRをする際に強調したポイントも聞いていきたいなと思っていて、何を意識して自己PRを作っていましたか。

Cさん:
まぁまず自己分析をしたときに、自分の強みっていうのが結構わかってくると思うんですけど、私の強みとしては周りを巻き込んで大きくしてきたってところかなって思ってて、商社って商材を持ってないから、結局選ばれるのって、人間で選ばれることが多いんですよね。
何でかって言うと、商社A、商社B、商社Cっていうのがあって、どれも扱っている業界や会社規模は同じですってなった時に、メーカー側からどのように選んでもらうかって言ったら、
「あなたから買いたい」
とかそういう感じで選んでもらうことが多くて、そういった人間力みたいなところがめっちゃ商社って見られるって感じていますね。

人間力もそうだし、1人ではできない仕事みたいなところがあって、チームワークというか、どんな人巻き込んで行ったりとかする力を持っている人ってめっちゃ商社は欲しい人材で、そういうの意識して私は強みって言う風に伝えていましたね。

運営:
それを実際に強みと伝えていく時に、特にこういった表現が人事の人から評判が良かったなぁというものはありますか?

Cさん:
あります!
「私はいい意味で台風のようだねと周りの友人から言われます」
って言っていましたね。
それはなぜかというと、私が通ったところは周りをどんどん巻き込んで大きくして、どんどん物事進めていくので、私が通った後には何も残らない、みんな巻き込まれたっていうところで、それがいい意味で台風みたいだねと言われますって行っていました。

これは印象に残るでしょう?

運営:
確かにこれは印象に残りますね。
まず例えがわかりやすいということが1つと、多分身近のものを例としてて、とてもイメージしやすかったのだろうなと思いますね。


企業の面接や選考プロセスとその不安点

印象的な面接や選考

運営:
では、就活中に特に印象に残った面接や選考プロセスみたいなのも、もしあれば教えてください!

Cさん:
1番印象に残ってるのはやっぱうちの会社の最終面接かなって思っています。
めっちゃ楽しかったんですよ、なんか漫才みたいな感じで、ひたすらボケ倒して爆笑してるみたいな感じでしたね。
でも個人的には爆笑が起きた面接は全部通っているなって思います。
大したことなくてもめっちゃ笑ったりとかちょっと噛んじゃった時とか
「すみません!めっちゃ緊張して噛んじゃいました〜!」
みたいな感じで、なんていうんですかね。

面接だからってロボットみたいに、めっちゃちゃんと受け答えしなきゃとか、しっかりしなきゃとかって言うよりは、人間性、キャラクターみたいなのを出して言っていましたね。
「御社が第一志望です」って言うのもいいんだけど、それよりも
「本当に御社のことが大好きなんです!なぜなら…」
みたいな伝え方をした方が仲良くなれたし、ウケも良かったなって思います。

所詮相手も人間ですからね。

運営:
なるほどね。めっちゃいい話を聞けました。


就活時のネックポイントと不安

運営:
じゃあ次に就活の時のネックポイントや、これ不安だったなあみたいなことがあったと思いますが、就活中に直面した課題や苦しかった事は何ですか?

Cさん:
ありますね〜!
夏インターンとか秋インターンとか冬インターンにみんな行くと思うんですけど、まじでESが通らなかったですね。ES通らないし、書く文章もめちゃくちゃで、じゃあそんな文章をどう上手く添削していったらいいかと思っても、添削してくれる人が全然いなかった。そこに関してはすごい不安でしたね。
まぁこの不安に対しての解決策としては2つあって、Matcherって言うアプリなんですけど、Matcherって結構内定者とかがいっぱい居て、そう言う人たちとマッチングして見てもらえるサービスみたいなのがあり、無料で使えるんですけど、そのMatcherで出会った人にめちゃ添削してもらったりとか、それこそ24卒で一緒に就活している人たちをめっちゃ誘って一緒に文章添削しあったりとか、面接練習も死ぬほどしましたね!

運営:
やっぱり面接練習はやればやるほど上手になるものですか?

Cさん:
当たり前じゃないですか!
私は面接練習を100回はしましたよ!
100回面接練習をすればどんな質問が飛んできても答えられるようになりますね!
そして、自信持って答えられます! 
これをブログにするなら100回はやって欲しいって書いて欲しいです!

運営:
わかりました!書きますね!!
ちなみに100回やっていく中で、主にこれを意識して練習してましたと言うものがあれば教えて欲しいです。

Cさん:
そうですね。
答える内容って言うところは結局そんなに重要視されてないなって思ってて、どちらかというと表情だったりとか態度みたいな所の方が面接で重視される方が多くて、第一印象でほぼ決まってるらしいんですよね。
人事の人も言っていましたけど。

だから絶対第一印象よく思われたくて、表情の感じだったりとか話し方とかそういうのをすごく意識して最初は練習していましたね。
その次に答える内容だったり質問されても詰まらないようにいろいろ考えましたね。

運営:
なるほど。ありがとうございます。


これから就活する方にメッセージ

運営:
ここで一通り今回聞きたかっとことは聞けましたので、最後にもしCさんからこれから
「就活頑張りたい」
「海外大だけど日本で就活したい」
と言う人がこのブログを見るんですけど、何かアドバイスだったり、こう言うモチベーションで頑張るといいよ、のようなメッセージがあればお願いいたします!

Cさん:
ありますよ〜!
就活って、面接って恋愛と一緒なんですよね。
少なくとも私はそう思っていて、具体的には、私はやったことないからわからないんでけど、マッチングアプリで例えるなら、ESってマッチングアプリで言う所のプロフィールだと思ってて、そのプロフィールを見てマッチするかしないかってスワイプして選ぶじゃないですか。
私たちはスワイプして、選ばれる方にならないといけない。
そして、選ばれた人が一回目のデートにいけるんですよね。

じゃあ一回目のデートの時に運営さんは何を重要視しますか?何に気を遣って望みますか?

運営:
印象ですかね。めっちゃ見た目には気を遣って臨むと思いますね。

Cさん:
そうなんですよね。
一回目のデートで気を使うことを面接でも同じように気を遣えばいいなと思っていて、相手に自分はどういう人なんだろうって簡単なプロフィールだったりとか、互い話してて楽しいなぁとか、そういう印象がまじ一回目のデートの時って大事ですよね!

で、この人とまた話たいなって思ってもらえたら二回目のデートに行けるじゃないですか。
じゃあ、二回目のデートの時って何を大事にしますか?

運営:
何を大事にしますかね。。。
これパッと言語化できないのはまずいですね。(笑)

Cさん:
2回目のデートで大事なところって、自分と相手の共通点だと思っていて
「自分は今までこういう経験をしてきて、だからこう言う考え方を持ってるよ、だからあなたのこの経験この考え方に自分の考え方と経験がマッチするよね」
「分かり合えたよね」
って相手に思ってもらえたら、二回目のデートはOKで3回目のデートに誘われるんだと思います。

じゃあ、三回目のデートで告白する時は何を大事にしますか?

運営:
え〜。告白する時か〜。
ちゃんとストレートに自分の気持ちを伝えられるかどうかってところだと思うんですけどね〜。

Cさん:
そうですね。
相手に熱意を持って、自分がどれだけ相手のことが好きか、どうしてあなたのことが好きか、あなただから好きなんだよ、付き合いたいんだよって押して押して押しまくって付き合えるわけじゃないですか。
で、付き合えましたって状態が内定なんだと思います。
なんか、こんな感じで恋愛と同じだと思ってやっていったら就活も楽しそうにできそうじゃないですか。

運営:
そうですね。
確かに楽しそうにできそうだけど、恋愛も就活も相手のことはどんなに頑張ってもわからないところがあるというのが難しいなと思いますね。
でも、企業と合うか合わないかを見るのがある意味就活だと思っているので、就活がめちゃめちゃきつくて、やめてしましたいって思っている人にとっては、モチベーションの持ち方として、恋愛と同じだと思って望むのは良さそうですね!

Cさん:
そうですね。自分もこんな感じで恋愛のように思うことでモチベにはなったし、自分も相手を選ぶ立場にあるよってこと忘れないでほしいなって思っていて、受けてもどんどん容赦無く落とされるし、選ばれないことも多いから、そうなったときに相手に選んでもらわなきゃと思って自分を偽ってり始めたら良くないと思っていて、偽った状態で付き合った相手と長続きしますかって話だと思うんですよね。

ありのままの自分を受け入れてくれた人とじゃないと長続きしないわけで、だからほんとに取り繕いすぎなくていいよって言いたいですね。

運営:
もちろん練習しなくていいっていうわけじゃなくて、今の自分を等身大で伝えていけばいいよという話ですね。

Cさん:
本当にその通りで、面接練習は100回はやって欲しいですね。

運営:
なるほど。今回の話はこれから就活する人にいろいろ参考になる内容が多かったと思います。
今日はありがとうございました!


最後に

今回で大手上場商社に就職したCさんのインタビュー内容はこれにて終了!

最後の面接はデートと同じように考えるみたいなところは、とても面白いと思いましたし、実際に就活は自分とマッチする企業を選ぶものだと思うので、
もし、今就活が憂鬱になっていたり、辛いと思った時に今回の文章がみなさんのモチベーションの持ち方の一助になれば幸いです!

執筆者:Shantai


『就活始めたいけど何から始めていいのかわからない』
『業界や企業のこともっと知りたい』
『海外大生の魅力をもっと発掘したい』

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