神無月そぞろ

ものづくりが趣味です。 アプリの機能を試すのが好きで記録としてnoteに作品を残すよう…

神無月そぞろ

ものづくりが趣味です。 アプリの機能を試すのが好きで記録としてnoteに作品を残すようにしています。 Web小説も書いています。 【カクヨム】 https://kakuyomu.jp/users/coinxcastle

マガジン

  • Web小説『大人の本音だだもれ。』【完結】

    毎日つまらなそうにしている大人を見ると、「何か楽しみがあるのだろうか?」「そんなに会社へ行くのが嫌なのか?」と社会人になることへ不安をもってしまう。でもご安心あれ。そう見えるだけで社会人も楽しんでいる!

  • Web小説『華の守護者』

    月夜の河川敷で戦闘があった。勝利したアヤカシは奇妙なことを口にした。「食うわけでもないのに人に憑くアヤカシ」 倒れているアヤカシはなぜ宿敵である人に憑いてるのか。

  • Web小説『令和の妖怪事情』

    闇には、道の怪・山の怪・海の怪・家の怪と、さまざまなアヤカシがひそんでいると信じており、日本にはむかしから数々の奇妙な体験談があった。

  • Web小説『ホラーが書けない』シリーズ

    友人に霊感があることを知り、怪奇の世界に興味をもって体験談をもとにしたホラー小説の執筆を始めた。しかし納得のいく文章が書けない――。素人ホラー作家と霊感がある友人の会話短編集

  • 素人が「ビデオエディター」で動画をつくってみた

    素人が自分で撮った写真をGIMPを使って画像を編集し、ビデオエディターを使って動画をつくってみた

最近の記事

【noteポイント活用】期間限定ポイントで有料記事を購入してみた(図説)

 noteにはnoteで使えるポイントがあります。ポイントがあることは知っていましたが、これまで活用したことはありませんでした。  そんなとき、noteでポイントが当たるキャンペーンが始まり、興味がわいて応募してみたところ、ありがたいことに6等(100ポイント)に当選しました。  この機会に初めてnoteポイント使ってみたので、限定ポイントをいただいてから有料記事を購入するまでの流れを記録で残すことにしました。 note期間限定ポイントをもらった  noteで「10周

    • Web小説「新しく人が来た。40代女性はどんな反応をした?」『大人の本音だだもれ。』【動画】

      【動画の内容】※音あり(音声「VOICEVOX:ずんだもん」)  この動画は 『大人の本音だだもれ。』4.5話 に埋め込むためにつくりました。でも 4.5話 は現在、noteの「創作大賞」に参加しています。そのため動画を追加するのは遠慮しました。  でもせっかくつくったので、ここで紹介します。  動画の一部に、シルエットデザインさんのイラストを使わせていただいています。静止画ですけど、動画の中に混ぜてしまったらわからないかもしれません。 Web小説『大人の本音だだもれ

      • 『大人の本音だだもれ。』社会人の日常を紹介しました【Web小説】

        【あとがき】 『大人の本音だだもれ。』を最後まで読んでいただき、ありがとうございました。  この作品は小説投稿サイト『カクヨム』で公開していたのを推敲してnoteに投稿しています。  もとの作品は2021年に書いており、現在はカクヨムでは非公開にしています。  物語は職場を舞台にした現代ドラマ。社会人たちの日常の1コマを紹介するようなかたちにしています。  大人はなかなか心情を話してくれません。そのためどんな日常を過ごしているのか想像できない人がけっこういるのではない

        • 『大人の本音だだもれ。』28話 人生にはスリルが必要だろう?(完結)【Web小説】

          第28話 平坦な道だとつまらない 回想から戻って隣にいる汪花をちらりと見た。にこにこと笑っておいしそうにチューハイを飲んでいる。ほろ酔いだからあまり話してくれないだろうけど、今回の派遣先の探りを入れてみた。 「またネコかぶっていたんだろう?」 「ネコかぶるって……。  前に見影に人間関係のコツを聞いたとき、『口は禍の元』とか『三寸の舌』って言ってたでしょ?  だからなるべく話さないようにしていただけだよ」  三寸の舌は、『三寸の舌に五尺の身を亡ぼす』のことだろうな。  気

        【noteポイント活用】期間限定ポイントで有料記事を購入してみた(図説)

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        • Web小説『大人の本音だだもれ。』【完結】
          35本
        • Web小説『華の守護者』
          12本
        • Web小説『令和の妖怪事情』
          5本
        • Web小説『ホラーが書けない』シリーズ
          3本
        • 素人が「ビデオエディター」で動画をつくってみた
          4本
        • Web小説『選り好みがはげしい蒐集家』のまとめ
          2本

        記事

          『大人の本音だだもれ。』27話 「してあげたい」という想い【Web小説】

          第27話 一緒に長い時間を過ごしていきたい 独り身でいることが寂しくなったからパートナーがほしいと思ったんじゃない。パートナーがいる人たちが互いに想い合っているところに素晴らしさを感じたからだ。  「幸せ」と感じることは人によって違うから、いろんなカタチがあるだろう。俺の中では「長い時間をともに過ごしていきたい人」に出会い、パートナーになれたら幸運だと思う。  一緒に喜びを分かち合うことで倍のうれしさを共感する、悲しいことがあったら俺が癒やしてつらさを減らしてあげたい――

          『大人の本音だだもれ。』27話 「してあげたい」という想い【Web小説】

          『大人の本音だだもれ。』26話 恋人とパートナーは違う?【Web小説】

          第26話 「今」だけ? それとも「この先も」? 突然だが「恋人」と「パートナー」の違いを意識したことはあるか?  俺の場合、両者には明確な違いがあるんだ。 『恋人を選ぶときのポイントってどこだ?』  そう聞かれたら昔の俺だと、彼女にするなら「見た目」と「相性のいい性格」が重要ポイントだった。  誰にだって好みがあるよな?  だから見た目は大事だろう?  ぶっちゃけ、俺は美人が好きだ。  整った容姿は美術品のようで目の保養になる。それに一緒にいると男から羨望の目で見ら

          『大人の本音だだもれ。』26話 恋人とパートナーは違う?【Web小説】

          『大人の本音だだもれ。』25話 大人は子どもとあまり変わらない?【Web小説】

          第25話 成長しないだけ? それとも本能? 大人は面倒だ。  社会人になって勤め始めると、会社の看板もあるから軽率な行動はできなくなる。まったく知らない者同士の合コンとかは警戒するし、派手に遊び歩くようなことも減っていく。  学生のときからの友人を経由した出会いの場はあるけど、結婚するとそれもなくなる。友人たちとの付き合いが減っていくのとは相反して、同僚や取引先で仲良くなった人など、会社を通じた出会いが多くなる。  俺の場合は、友人と会社関係の両方で交流の場があり、いろ

          『大人の本音だだもれ。』25話 大人は子どもとあまり変わらない?【Web小説】

          『大人の本音だだもれ。』24話 オトナの男の恋愛【Web小説】

          第24話 俺と彼女の関係 八時をすぎていても高層ビルの最上階にある展望室には人影がちらほらある。フロアは夜景がよく見えるように照明を暗くしていて、ボリュームをおさえて音楽を流している。  展望室はカップルが多く、窓際で寄り添っている。ロマンチックな夜景を見てムードを高めているんだろう。彼らの邪魔をしないように気をつけながらフロア内をゆっくり回っていく。  探していたものを見つけて足を止めた。しばらく眺めてから再び歩き出し、夜景が見える窓辺に着いた。 「おつかれ」 「見影

          『大人の本音だだもれ。』24話 オトナの男の恋愛【Web小説】

          『大人の本音だだもれ。』23.5話 小休憩(4)【Web小説】

          第23.5話 大人の恋愛事情(社外編) 暗い顔をして歩いている人、電車の中でため息をついてる人と、仕事へ向かう大人たちは楽しくなさそう。  会社ってそんなに嫌なところなのかな?  自分も社会人になったら毎日、死んだ魚のような眼をして過ごすことになるのかな?  つまらなそうにしている大人を見ていると不安になりますよね。でも見えているものが真 実とは限りません。  大人は感情をなかなか表に出しません。楽しくても悲しくても怒っていても、いったん胸に収めて控えめに表現します。だ

          『大人の本音だだもれ。』23.5話 小休憩(4)【Web小説】

          『大人の本音だだもれ。』23話 忘年会が終わっても油断はできない【Web小説】

          第23話 帰りぎわのピンチ! 忘年会に参加している従業員たちは、おいしい食事といくらでも飲めるお酒で機嫌がよくなり、話に花が咲いてテンションが上がっている。そんなときに終わりはくるものだ。  酒宴の終了時間がきて偉い人の挨拶が始まった。従業員たちは忘年会が始まる直前まで不満があったのに、今は物足りないという気持ちが芽生えている。一丁締めで宴会は終わりとなり、みんな店の外へ移動し始めた。  会社の忘年会は終わった。ここからは個人の判断になる。  先に店を出た社員がノリのい

          『大人の本音だだもれ。』23話 忘年会が終わっても油断はできない【Web小説】

          『大人の本音だだもれ。』22話 ドキドキさせてあげるよ【Web小説】

          第22話 今度こそ、俺のものに 忘年会があと少しでお開きになるという時間に汪花は席を外した。トイレへ行ったあと、すぐに席へは戻らず店の外へ出ていった。  小規模な店舗が並ぶ通りに店はあって、飲食店も数軒あるから歩行者がわりといる。店先に立っていると不審がられるので、店横の細い道に入った。そこで外気に当たり始める。  店の中は強い暖房がかかっているうえに、大勢の体温で暑くなっている。汪花は熱気とお酒で火照り、ぼうっとしていたのでクールダウンしている。  ふと空へ目をやった

          『大人の本音だだもれ。』22話 ドキドキさせてあげるよ【Web小説】

          『大人の本音だだもれ。』21話 後輩、怪しくないか?【Web小説】

          第21話 モテるやつだから行動が気になる 忘年会の席で町家が汪花にペット自慢をしている。木庭は動物にまったく興味がないくせに犬の話題に入っていった。 「町家さん家の犬ですか? 僕も見ていいですか?」 「いいわよ」 「汪花さん、僕にも見せてください」  木庭は町家のスマートフォンを手にしている汪花に声をかけてそばへ寄っていく。もちろん写真に関心はない。目的は汪花に接触することで、スマートフォン画面にある写真をのぞき込む体で隣にいる汪花に腕を軽くくっつけて反応を確かめてみた

          『大人の本音だだもれ。』21話 後輩、怪しくないか?【Web小説】

          『大人の本音だだもれ。』20話 誰でもギャップには弱い!?【Web小説】

          第20話 オモテには出さないけど感動の嵐 テーブルに置かれた小籠包を汪花がじっと見ている。隣で町家が箸を伸ばして食べ始めたのを見てから声をかけた。 「町家さん、熱い?」 「そんなに熱くないわよ」  安心した顔になって箸を取ると汪花も小籠包を食べ始めた。ところが彼女にはまだ熱かったようで、はふはふ言いながら食べている。  格闘の末、やっとで一つ食べ終わると満面の笑みを浮かべた。目をキラキラさせてすぐに次へと移る。ふーふーと懸命に冷まして今度は慎重に口へ持っていく。食べるこ

          『大人の本音だだもれ。』20話 誰でもギャップには弱い!?【Web小説】

          『大人の本音だだもれ。』19話 モテる人は心理戦が得意?【Web小説】

          第19話 神聖にも毒にもなる「酒」 もしかしてと思ったけど読みはアタリだな。  木庭は汪花のようすから、直感で空腹時のアルコールに弱いかもしれないと思った。そこで自分から乾杯をうながしてお酒をすすめた。予想は当たって一杯目なのにもう頬がピンク色になっている。  酔わせることはできた。  あとは酔いがさめないように飲ませ続ける。  忘年会に合わせて汪花用の攻略マニュアルを練り、最初のミッションはうまくいった。早くも酔いが回り始めた汪花を見て胸が躍る。  1対1の状況だと

          『大人の本音だだもれ。』19話 モテる人は心理戦が得意?【Web小説】

          『大人の本音だだもれ。』18話 好きなあのヒトと付き合いたい【Web小説】

          第18話 攻略マニュアルを練って実行だ! 忘年会でも最初に偉い人の挨拶がある。みんな真面目に聞いてるふりをして終わるのを待つ。挨拶が済み、「乾杯!!」が響くとリラックスした顔に変わって飲み始めた。  作戦成功だ!  汪花さんにお酒を飲ませることができたぞ。   ビールを飲んでいる木庭はご機嫌だ。忘年会が始まる前に店員のもとへ行き、全員分のビールを頼んでおいた。そしてみんなが席に着いたらテーブルへ運ぶようにお願いしていた。  こうやってドリンクの注文ができないようにしてお

          『大人の本音だだもれ。』18話 好きなあのヒトと付き合いたい【Web小説】

          『大人の本音だだもれ。』17話 忘年会は飲んで食べて楽しむだけじゃない【Web小説】

          第17話 いろんな思いが渦巻く宴会 師走は忙しい月だ。仕事量が増えるだけでなく会社の行事もあったりする。同様にプライベートも忙しくなる月で、Xmasのあとは年末の大掃除も控えている。 『イベントを楽しみたい。でも仕事の締め切りが迫っている』  ▼ 『仕事を片付けた。イベントを楽しむぞ!』  ▼ 『イベント楽しかった! でも次の締め切りが迫っている』  ▼ 『イベントを楽しみたい』  短期間で楽しみとプレッシャーがやってくるせわしい月で、体力を使うし感情も大きく動く。  

          『大人の本音だだもれ。』17話 忘年会は飲んで食べて楽しむだけじゃない【Web小説】