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イギリス|ジョージ2世2ギニー金貨

表面:月桂冠を戴冠したジョージ2世肖像
裏面:イギリス王の紋章
発行枚数:不明
重さ:約16.8g
直径:32mm
金品位:0.9170
彫刻家:ジョン・クロッカー

チャールズ2世時代の1668年からアフリカのギニアで産出された金の地金による21シリングの価値の金貨が登場して「ギニー」と呼ばれました。

ギニー金貨は、ノーブル、ユナイト、リアル、ローレルなどの金貨を統一するために作られた金貨になります。

★ギニー金貨が鋳造された国王の治世

・1660-1685年:チャールズ2世
・1685-1688年:ジェームズ2世
・1689-1694年:ウィリアム3世&メアリー2世
・1689-1702年:ウィリアム3世
・1702-1714年:アン女王
・1714-1727年:ジョージ1世
・1727-1760年:ジョージ2世
・1760-1820年:ジョージ3世

★ジョージ2世の2ギニー金貨には以下の3種類があります。
・ ヤングポートレート(1733-1739発行)
・ ミドルポートレート(1739-1740発行)
・ オールドポートレート(1748,1753発行)

今回掲載しているコインは、 ヤングポートレート(1733-1739発行)になります。

(ジョージ2世)

ジョージ2世(在位:1727年-1760年)は、ドイツ北部ハノーファー出身で、1743年のデッティンゲンの戦いでは、戦地に赴いて先頭で軍を指揮した勇敢な王です。

1735年に設立されたアメリカ大陸13番目の植民地「ジョージア州」は彼の名前から来ていると言われております。

イギリス人に「ギニーとポンドはどちらが価値があるか」と質問すると、ほとんどがギニーと答えるそうです。

資産として保有すべき一番のコインは、5ギニー、2ギニーだと個人的に強く思っております。

ペーパーマネーから究極の現物資産へ資産移転そして長期保有にはよい選択の1枚だと思います。

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