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直感での間違いないは間違いないのか?

よくよく考えるとBの方が良いのにさっき何でAを買ってしまったんだろう?
こんな経験はないだろうか。
このような不合理な決断を減らすことができれば損することがなくなる。余計なところにお金を使わなくて済むようになるし、経営者であれば間違った判断をすることも減る。何かを決める機会がある全ての人が知っておいて損はない。

結論、それらシステム1が働いたからである。

脳には直感的に物事を決めるシステム1と時間をかけて論理的に考えるシステム2という機能がある。
人間は3つの脳を持っており、0.2〜0.4秒で決める直感的な爬虫類の脳、犬猫と同じ感情の脳みそ、そして猿の脳みそと言われる理論的脳みその3つだ。
爬虫類の脳が直感でNOと言ったらもうそこから先に進まない。つまりぱっと見でNOが出てしまえばそのデザインはダメなのだ。
このように直感がイエスノーを決める最初の関門であるのは間違いない。
システム1は直感という今までの経験からの判断で結論を出す機能だ。
システム1が機能するタイミングに不合理な決断をしやすい。

これらを意識しながら自分自身がどのような判断や行動をするのかを客観的にみてみると面白い。
そうすると人間の行動の不思議なパターンが見えてくる。そして自分自身の行動、判断に対し「どっちの機能使ってる?」と問いかけることができ正しい判断ができるようになる。
人がどのように感じたり行動するのかを知ればおのずと売上を上げる策も作ることができる。

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