田中一郎

飲食店を事業承継して3年目です。(コーヒーショップ、パティスリー ) 赤字がギリ黒字に…

田中一郎

飲食店を事業承継して3年目です。(コーヒーショップ、パティスリー ) 赤字がギリ黒字になりました。 事業承継してチャレンジしている同じ飲食店経営者の人に、自分の経験が少しでも役に立てばと思います。

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    お店に行ってみて体感したことをレポートします。

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他人に自分の意見を聞いてもらいたいなら自分の意見は言ってはいけない

人が自分の思う通りに動いてくれたら物事がスムーズに進むと思わないだろうか。 これができたら仕事において営業がスムーズになり商品も売れる。家族などでのぶつかり合いも減る。様々な場面でプラスに働く。 生きていく上で人間関係が良好になることは全ての物事がスムーズにいくことになる。 どうしたら人に動いてもらうことができるのか。 結論から言うと 自分の意見を言わないこと これが大切である。人は自分にしか興味がない。興味があるのは極論自分のことなのだ。そう考えるとこちらのお願いしたい

    • 問題が起こらない会社をつくるには

      飲食店を事業承継して3年目に入った。経営者をやり始めると人と関わることが増える。大体の問題は人間関係の問題だと思う。 問題が起きる人はだいたい何度も問題を起こす。問題が起きない人はずっと問題が起きない。 人は本質的にはあまり変わらない。そのためどのような人を会社という船に乗せるのか採用時に見極めることが非常に重要になる。 ただ採用時に見極めることができるかというとそうでもない。経験によりだんだんと見極める事もできるようになるが完璧ではない。 問題が起こらない会社にするにはど

      • 飲食店で人の問題を解決するためにやること

        飲食店は人を多く抱えるビジネスモデルだ。人がいなければ店は開けられないし、ロボットが配膳する店は大手チェーン店でやれば良いと思っている。 人が働いているとそこで起きてくることは当然であるが大体が人の問題だ。 人と人とが仕事をするとそこにぶつかり合いが起きる。そしてそれが大きくなっていくと退職や揉め事になる。 それをまとめていくことがマネージャー(店長)の仕事になる。 ただマネージャーの能力が高くない場合はよりそういった問題が多発するし、マネージャー自身も仕事をしないパターン

        • 会社のゴールはどこ?

          会社のゴールはどこにするのか。これを決めることがとても難しい。 ゴールとはいつまでその会社をやるの?ということだ。 具体的には上場するか売却(M&A)するかだ。経営を他の人に譲るというのもひとつかもしれない。 私の場合は事業承継して飲食店の経営を始めた。飲食店の現場経験はなく、何もわからない状態でレストランのプロと一緒にアドバイスもらいながら取り組んでいった。 ゴールを決めるというのはある種卒業と同じようなものなのだろう。事業は大きくしていくには小学校を卒業し次のステージ

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          プロを入れることで事業は伸びる

          パティスリーとコーヒーショップを事業承継して3年目に入った。社員が入れ替わったり色々なことが起きながら収支は改善してきた。 赤字がプラスマイナス0くらいになっている。 自分は飲食店の現場経験がほとんどない。そのためレストランのプロにアドバイスをもらいながら経営を始めた。 段々とプロと一緒にいるとその人たちの考え方が身に付いてくる。レストランのプロとあとは材料のプロなど様々な人と関わることで事業が改善されてきた。 プロと仕事をするとそのプロの知識を得ることができる。その関わる

          プロを入れることで事業は伸びる

          強いチームを作るには

          事業承継して3年目に入った。パティスリーとコーヒーショップを経営している。 各店舗リーダーが変わり、雰囲気が変わった。コーヒーショップは他のカフェとの違いがなくなり普通の店に。パティスリーは活気のあるお店になった。 リーダーの影響はとても大きくこれほど店の雰囲気が変わるのかと驚いている。 コーヒーショップは自分で動くタイプのリーダーが抜けて雰囲気が明るい雰囲気が消えた。明るい人も周りの雰囲気に引っ張られ何となく静かな店になっている。 逆にパティスリーは明るいリーダーの元皆明

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          有意義な時間を過ごすためのたった一つの思考法

          有意義な時間を過ごすにはどうしたら良いだろうか。 これは仕事をする上でとても大切な心構えになる。 飲食店を事業承継して3年目に入った。働き方は様々で日々充実しているように感じている人とただ流している人2パターン出てくる。 本人のために働く時間がも充実した時間になるにはどうしたら良いのか。 仕事はなんとなくやっていてなんとなく給料をもらっていくと言う働き方もあれば、自分がなりたい人を明確にしてそれに近づくために働いていたり、自分の店を持つことを目標に働いていたりする。  時

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          直感での間違いないは間違いないのか?

          よくよく考えるとBの方が良いのにさっき何でAを買ってしまったんだろう? こんな経験はないだろうか。 このような不合理な決断を減らすことができれば損することがなくなる。余計なところにお金を使わなくて済むようになるし、経営者であれば間違った判断をすることも減る。何かを決める機会がある全ての人が知っておいて損はない。 結論、それらシステム1が働いたからである。 脳には直感的に物事を決めるシステム1と時間をかけて論理的に考えるシステム2という機能がある。 人間は3つの脳を持ってお

          直感での間違いないは間違いないのか?

          言葉の力で人の行動を変えたいあなたへ

          文章で人の心を動かし行動してもらえるとしたら面白くないだろうか? 文章の力をあななどってはならない。言葉によって人の反応は変わるのだ。 パティスリーとコーヒーショップを事業承継して3年目に入った。今は赤字からプラスマイナス0くらいの収支になったところだ。 これから売上を上げてより利益を出していきたい。 そこで学んでいるのがマーケティングだ。 マーケティングとは売上の流れをどのように作るかを考えることだ。 文章で人の行動を変えるには結論 フックのある結論 これを作ることだ。

          言葉の力で人の行動を変えたいあなたへ

          新社会人のあなた!これを見れば上司とのやり取りが3倍スムーズになります。

          仕事をスムーズに進めるにはどうしたら良いだろうか。 それはサッカーと同じでパスをコントロールすることだ。 自分にボールを持たない状態にすることをコントロールしていく。 最悪なのは頼まれたことを放置してしまうことや、言ったのにやらないこと。 これが繰り返されると人は信用を失う。会社で言えば上司の信頼を得られない。友達からも信用してもらえなくなる。 一見難しそうに聞こえるかもしれない。 やることはシンプルで相手が何かアクションをしなくてはならない状態まで進めてしまうことだ。

          新社会人のあなた!これを見れば上司とのやり取りが3倍スムーズになります。

          行動経済学ざっくりまとめ

          人間は合理的な生き物と見せかけて不合理な決断をすることがある。 それは脳の仕組みによるものだ。 今までの経験に基づいて直感で判断するシステム1と時間をかけて考えて判断する論理のシステム2の両方を使い決断する。 システム1で不合理な決断をしやすい。 感情や周りの状況に影響を無意識に受けて決断している。 感情は喜怒哀楽とまでいかない小さな気持ちの揺れ(アフェクト)を掴むことが大切。ここをコントロールできると人の感情を動かしやすい。 感情が動くということは商品を買うということだ。

          行動経済学ざっくりまとめ

          プロに仕事を頼む時に心がけるべきだったひとつのこと

          パティスリーとコーヒーショップを事業承継している。事業承継して3年目になる。 現在はマーケティングを勉強し、売上を上げるための流れを作っているところだ。 そこで大切になってくることは何か。 売上が作れれば飲食店に限らず潰れることはないだろう。会社とは現金がなくなった時に倒産する。赤字だから倒産するわけでもないし、黒字でも倒産することがある。 売上を作るための流れを作ることはそれほど重要である。 そのために必要なことはこれだ。 方程式を探す これができるとマーケティングがで

          プロに仕事を頼む時に心がけるべきだったひとつのこと

          決断が苦手な人以外見ないでください

          事業承継して3年目に入った。コーヒーショップとパティスリーを経営している。 ビジネスとをしていると自分の詳しくないことでの判断をしなくてはならないことがほとんどだ。 そんな時にどう考えたら良いのか。 この考え方が身につくと判断を感情ではなく冷静に判断を行うことができる。 つまり失敗する確率が減るのだ。そうするとビジネスの成功確率が上がっていく。また私生活での判断も同様の考え方を取り入れることができる。 結論から言うと メリット、デメリットを紙に書き出して天秤にかけるのだ。

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          お金をかけず誰でも簡単に作るオンライン予約システム

          パティスリーとコーヒーショップで事業承継して3年目に入った。 パティスリーで売上が伸びてきている。そのうまくいっている施作の一つを共有したい。 売上は様々な導線から来店に繋がり生まれる。 何かを買う時に「ちょっと待ちそうだな」「ちょっと面倒くさいな」という時に人は買うのをやめてしまう。 自分自身の行動を見てみるとそういうシーンはあるのではないだろうか。 購入までのアクセスのしやすさがどれほどスムーズかが「買う」というアクションを起こすために必要不可欠なことだ。 特に、待た

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          経営して感じた人のパターン3選

          パティスリーとコーヒーショップを事業承継して3年目に入った。丸2年経営し人の入れ替わりが多くあり色々な人と関わることができた。 人は大別すると3つのパターンに分かれる。 ①正義感タイプ ②のれんタイプ ③スムーズタイプ ①の人は正義感が強く自分の考えがしっかりとある。ただそこに当てはまらないと怒る傾向にある。 ②の人は言ったことをスルーしてしまう。行動してもらえないので伝わっているかがわからない。悪気なく忘れてしまったりする。 ③の人はひとつ言えばそれ以上を理解して行動し

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          売上が伸び悩むあなたへ

          パティスリーとコーヒーショップを事業承継して3年目に入った。 どのように売上を上げるかが今後の課題だ。現状では経費を落としオペレーションを変えて適正な人員配置に変え、インフルエンサーを使ったマーケティングを行い売上を上げた。そしてSNSを使いさらに認知をとってきた。 次のステップは何をしていくべきだろうか。 答えはマーケティングだ。 集客を強めていき売上を上げていく。「良い人材が採用できれば」など言っていると先に進まない。ある程度の人がいれば、大きく売上を増やすことができ

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