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【創作漫画】しあわせなら手をたたこう

◆あらすじ 里帆にはかなえたい願いがある。 それは、片想いしている八嶋くんとハイタッチがし…

さくさく
3日前
19

マリンスノー【#夜行バスに乗って】

 2024年、3月8日の午後7時。スマートフォンが震えた。東京に住む姉が、緊急入院したという。…

短編小説 | Message~私はあなたを許す~

どこかの、やさしい、だれかは わかっているよ。 あなたが、こどもをあいせなくて くるしんだ…

青豆ノノ
4か月前
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クリスマスイブ・イブ・イブ

まさか12月22日が彼女とのクリスマスデートになるなんて、と隆史はため息混じりで白い息を吐い…

猿荻レオン
6か月前
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小説:ナースの卯月に視えるもの 1 #創作大賞2023

あらすじ 看護師の卯月咲笑はあることをきっかけに、人が亡くなる少し前になると、その人の思…

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中年ラブ・ストーリー(前編)

「あっちゃん。それでどうするの、結局」 三原さんはさっきから私に同じ質問ばかりしている。…

青豆ノノ
5か月前
110

クリームイエローの海と春キャベツのある家(1/4章)/小説 #創作大賞2023

プロローグ. ほんの些細なことで、  見えてた世界の色がガラリと変わってしまうことってある。  たとえば、今朝のはなし。  永井 津麦が降り立ったのは、陰気な駅だった。蛍光灯の灯りが3つに2つくらい消えていて薄暗い。ホームから改札へあがるのに、エスカレーターはない。みな下を向いて兵隊みたいに一定の速度で階段を上がって、改札を出て行く。津麦も、その列に無心で加わった。  線路沿いの道は、でこぼこしていた。雑な鋪装が細切れにされていて、歩きづらい。少し前を行くゴミ収集車の車体