2023.12.21 今からの課題

 先日から実際にお店でお客様のオーダーに対してドリップを始めまして。特に仕事によって体力的な疲労感はなくて。なんならカナダで働いてた時、教員してたときの方が体力的にはしんどくて。でもきっと自分では気づかないくらいの精神的なプレッシャーみたいなものを自分で自分にかけてるのか、なんだか仕事から帰ると即風呂入って寝るっていう何もしない最近です。そんな中で少しずつでも自分の頭の中の整理をしていきたいと思って。

 まずは、ハンドドリップ。ハンドドリップを実際に営業内でしていくとき、ただ単に自分のドリップ技術云々だけじゃない要素が多いのが現実だなって感じて。考えなければならないことがとにかく多くて。ひとつに、自分のドリップの振れ幅。振れ幅っていうのはやっぱり自分のドリップがうまくいってるかどうかって部分で。これはもうブレにブレてる気がします。お客さんには本当に申し訳ない。お店で決めているレシピに沿ってドリップをしていくわけですけど、湯量の調節がうまくいかなかったり、お湯を落とす位置がうまくさあだまらなかったり。その都度色々な要素が絡み合って、うまくいく部分もあれば、うまくいかない部分もあればで。今うまくいってると思ったら、最後の最後で湯量がうまく定まらず。あるいは、最初の蒸らしの作業の時点で少しミスしたり。本当に色々な納得いかないパターンがありすぎてキリがなくて。でも、じゃあやり直そうができない。とにかく1発勝負。でも前回も書いたけど、やっぱり何度もやればやるほど、あぁゴールがないなってつくづく思って。半ば迷走中です。自分で自分のドリップに点数をつけ続けるっていうのもなかなか精神的に削られる部分はあって。日常ヘラヘラしている僕でもやっぱりきついなって笑。でもそこから逃げずにとにかく向上向上。数をやらせていただける今の環境にとにかく感謝して、1回を大事にしていきたい。

 そして、それに比べれば数は少ないものの、ラテの方も出ています。エスプレッソを落として、ミルクスチームしてラテを作る。ラテアートも加えてってことですが。マシンのスチームがとてもうまくいくので(自分の技術云々ではなくマシンの性能がカナダの頃のものよりいい。)良すぎるのもびっくりしてて。スチームで作ったフォームのきめ細かさも抜群で。本来そういったフォームはラテアートしやすいけれど、今までそういう環境でしてこなかった僕は逆に難しくて。最近はチューリップくらいのラテアートで行っていますが。自分でミルクも買ってきて、とにかく練習して、ローズにスワン、リーフみたいなバリエーションも持っていきたいです。

 そして、カフェでのドリンクを任されて感じているのはやはりどのタイミングで何を捌くか。ドリンクだけでなく、フードに関して、さらにオーダー。多くのことを裁かなければならない中で、ドリンク特にハンドドリップを用意するタイミングが難しい。フードと同時、食後。特に食後はいくつかの机が被った場合、4杯とかを同時に用意するなんてこともあって。そこの先読みがまだまだできず無駄な時間ができてしまう。特にラテなんかは時間経過によってテイストの落ち方がかなり出るので。提供のタイミングとドリンクを作るタイミングを自分の中でしっかりとリズムを持っていかなければならないことがわかって。難しい。本当に。何度も何度もやっていくしかない。励もう。そして成長していこう。

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