2023.12.30 実際のところ

 ここ数日更新してなかって、実は少し東京に行ってまして。東京には珈琲関係でというわけではなく、単にカウントダウンのフェスに参戦してただけですが。今日はその東京で感じたカフェに関しての話を少しだけ。いきたかったロースターさんがいくつかあったんだけど、そのほとんどがクリスマス前後で年内営業を終えてしまっていて。調べど調べど年末休みでして。それで行き着いたのが昔ながらの商店街の中にある昔ながらの純喫茶。今この時代でも室内でタバコが吸えて、伝票も手書きの現金のみっていう雰囲気かなりあるところに行きました。そこでは、珈琲とトーストのモーニングをいただきました。正直じゃあそこのコーヒーがめっちゃ美味かったかと聞かれると、なんの変哲もないよくあるコーヒーで。苦味が強めで少し酸味も感じるかなくらいのテイストでした。そしてモーニングもトースト2枚にサラダとゆで卵っていうThe モーニングっていう感じのもので。プラス100円くらいでそれを、ロールパンのハムサンドに変えれる的なのはありましたがまぁ普通にトースト選んできて。その味もいわゆるThe普通。普通に美味しくてあぁ昔ながらだなって感じで。入った時間が昼くらいだったから地元の人というよりは僕たちと同じようにふらっと立ち寄った観光客的な人ばかりで。浅草の近くだったこともあって海外のお客さんも結構いて。

 ここで感じたことっていうのは、珈琲とかフードのこだわりも大事だけど、やっぱりそれと同時にお店の雰囲気みたいなものってすごく大事だなって思って。どんなインテリアを置いててとか、どれくらい席数があってとかもちろんお店のキャパとかもだけど。そして何より、椅子って大事だなと思って。その喫茶店の後で少し遅めのランチで鉄板焼きのレストランちょっといいところに入って。めちゃ高給まではいかないけど結構いい値段するような鉄板料理で。そこの椅子はもう高級感に満ち溢れた座り心地の良い皮の椅子で。じゃあ純喫茶の方はっていうと、生地の触り心地は柔らかいけれど、座った感じはちょっと硬いかなって感じの、昔ながらの椅子って感じで。別にそれが座りにくくて嫌だった。って話をしたいわけじゃなくて。それに座って珈琲飲んだりトースト食べたりすると、その雰囲気ごと全てを楽しめ流というか。僕別にタバコも吸わないしなんなら嫌いだけど、他のお客さんから香ってくるタバコの匂いとか、店員さんとマスターの会話とか、その全てがそのカフェの一部になってるみたいで。全てをひっくるめてあぁいいなってなってて。これってすごいことだなと思って。自分がやりたいと思っているカフェの形態は純喫茶のような感じではなくて、どっちかというとシンプルで無機質な感じに近いけれど、でもそれでもこの純喫茶に溢れているような全てがまとまった感じっていうのはすごく大事なんだろうなと思って。そう言った部分をどう自分の中に取り込んで、表現してくかってのがまた難しくて。それもまた考えなきゃなって。

 それに加えて、この頑張るとか、挑戦していくっていうのにも線みたいなものを引いていかなきゃいけないなと思ってて。闇雲に色々なことをガンバあり続けるんじゃなくて、いついつまでにこれを確実に抑えるとか、いつになったら実際に動き出すとか。これはお金の面に関しても言えることだと思ってて。いつまでにいくら貯める的な。今まで教員していた時もバンクーバーにいた時も感じたことはたくさんあったけど、理想と現実ってすごく難しくて。理想を叶えるためには現実とも向き合う必要があって。お金の面のクリアだったり、理想としているやりたいことと、集客的な部分との兼ね合いだったり。そう言った部分も含めて全体的に改めて構想を練ってから新年迎えられたらなと思って、31日を過ごそうと思ってます。その全てを事細かに考え計画立てることは難しいけどそれでもそういうふうに確実な1歩を踏み出していきたいなと思ってます。

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