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【鎌倉暮らし日記】文豪も愛した鎌倉の街 22.5.28


日曜日、快晴。気温27度。ここ最近、本当に暑くなってきた。暑い〜!!!と思いながらもどうしても行きたい場所があったので、今日も鎌倉へと向かう👟

【Melting Pot】
まずは、気になっていた北欧料理が食べられるカフェ、Melting potさんで腹ごしらえ。少し前に、映画『かもめ食堂』を観てから“北欧”というキーワードがマイブームになっている。それで、北欧を舞台としたエッセイをたくさん読んで、そこに書かれていた北欧料理ってどんなのだろう、と食べてみたくなったのだ。

カラフルな看板が北欧らしくてとっても可愛い

広々とした店内。北欧風のナチュラルなインテリアが落ち着く。

注文したのは、ショットブッラルというスウェーデン風ミートボールのサンドイッチ。ビーツのサラダが挟まれていて、彩りが綺麗。さらに、選べるスープ(今日はサーモンのクリームスープを選んだ)と、マッシュポテト、ドリンクもついていて、ボリューミーな満足感のある朝ごはんだった🍽

朝ごはんプレート

【由比ヶ浜海岸】
次は海へ向かう。長谷に来ると必ずと言っていいほど、海に来る。太陽の光が海に反射して、眩いくらいに光り輝いている。夏が来た〜!!って感じ👒

由比ヶ浜海岸


【三留商店】
次は、三留商店さん。三留商店さんは明治15年創業の老舗酒・食料品店。珍しい調味料やお酒が取り揃えられていて、定期的に足を運んでいる。ここに来ると必ず買うもの、それは…

量り売りのお味噌!ここのお味噌でお味噌汁を作ると、旨味が増して美味しくなる気がする。もうここのお味噌以外でお味噌汁作れない🤤(笑)

【&EPICURE】
次は、オーガニックレストランの&EPICUREさん。先週も来たけど、今日で閉店らしいので、最後にここのスイーツを食べたくてまた来た。今日はテイクアウトでガトーショコラをお持ち帰り。シェフさんの契約終了に伴って、5月30日までだったけど、次のお店もオーガニックをテーマとしたカフェとして生まれ変わるそうなので、オープンしたらきてみたいな🙌🏻

ショーケースに並ぶ、体に優しいスイーツたち

【鎌倉文学館】
さて、今日のメインの目的地、鎌倉文学館📚ちょうど今、バラまつりと特別展の鎌倉時代黎明をやっているということで、来てみたかった。そして、どうしても鎌倉文学館に来たかった理由がもう一つある。それは、2023年から2年間かけて大規模改修する予定なのだ。だから、あと2年は来れなくなってしまうし、その前に、と急いでやってきた。

そして、ありがたいことに、改修前に展示や庭園を楽しんでほしい、と鎌倉市民は入場料が無料になっている。

緑いっぱいの入り口までの道。マイナスイオンたっぷり〜🌿

入り口で鎌倉市民であることを伝えると、無料で入ることができた!


ジブリに出てきそうな小さなトンネル。

本館に到着。この建物は国の有形文化財に指定されているらしい。ここで鎌倉が文学都市となった背景と歴史を少しだけ。

明治22年に横須賀線が開通すると、東京からの交通の便が良くなり、文学者が鎌倉を訪れるようになります。大正になると、多くの文学者が、鎌倉に滞在したり、暮らしたりするようになりました。昭和に入ると、より良い創作環境を求め、さらに多くの文学者が鎌倉へ移り住むようになります。彼らは親交を深め、やがて「鎌倉文士」といわれるようになり、鎌倉カーニバルの発案や貸本屋鎌倉文庫の開店など様々な活動をしました。 鎌倉に暮らし、仲間と集い、鎌倉の自然を愛し、作品に描いた文学者たちの思いが、鎌倉を「文学都市」へと高めていきました。そして、いまもなお、多くの文学者が鎌倉に暮らし、活躍しています。
鎌倉文学館 公式ホームページ

なるほど、横須賀線が開通したことがきっかけとなって、多くの文学者が鎌倉に集うようになったのか。確かに私もよく東京に行くけど、横須賀線1本で東京駅まで行けてしまうアクセスの良さがとても気に入っている。普段は自然が豊かな鎌倉で暮らして、用事があればいつでも東京へ行ける。そんな2拠点生活を、昔の文学者たちもしていたのかな、と思うと、彼らの生活をなぞらえているみたいで、まるでタイムスリップしたみたいな気持ちになる☺️

本館

本館の展示をゆっくり楽しむことができた。中の展示は撮影禁止だったので感想だけ。

鎌倉ゆかりの文学者は、川端康成、夏目漱石、芥川龍之介、与謝野晶子…など、300人以上もいるそう。全然意識したことがなかったけど、鎌倉を舞台とした小説って意外と多いなあと、と改めて気付かされた。何が文豪たちを惹きつけたのかな?と考えてみたけど、きっと山や海、動物など、美しい自然を目の前にして感じた思いを、どうしても何かに残しておきたい、そんな衝動に駆られたんじゃないかと思った。当時は今みたいに簡単にスマホで写真を残せる時代でもないし、文章にすることを選んだのだと思う。

そんな私も、鎌倉に住み始めてから、こうして日々の生活を書き記すことを習慣にしている。私が文章を書いている理由も同じで、豊かな自然や美味しい食事を通して感じたことを、どうしても書き留めておきたい、そして、いつか将来鎌倉を離れるとなっても、今の幸せな鎌倉暮らしの思い出に浸りたい、と思ったからだ。

さて、文学館内の見学を終えて、庭園へと向かった。開放感あふれる広場。天気の良さも相まって、とても気持ちよく過ごせた🌞

バラまつりでは、世界各国からの様々な種類のバラを楽しむことができた🌹たくさん写真を撮ったけど、特にお気に入りの3枚をピックアップ。


薄桃色の可愛いバラの花。

トーナメントオブローゼス(アメリカ産)

こちらはグラデーションが綺麗で、まるでハイビスカスみたい🌺

カリフォルニアドリーミ

鮮やかな朱色。

ガルバルダー(ドイツ産)

一通り楽しめたので、木陰で休憩〜

見所いっぱいの文学館だった☺️改修が始まる前にまた行きたいなあ。

【レンバイ】
帰りに、恒例のレンバイで野菜を買った。今回は内海昭浩さん作のお野菜。

トマト、ズッキーニ、セージを購入。


早速調理してみたよ。左は2種類のズッキーニとフルーツトマトをグリルして香り高いセージをパラパラ、右は茹でたじゃがいもにツナ、茹で卵、天豆、海老を混ぜて、好きなものをぜーんぶ詰め込んだ、その名も"幸せのポテサラ"!(笑)

今週も良い週末でした☺️


それではまた!

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