変わらない暮らし
都会から田舎に移住して2年目。
ずっと畑がしてみたかった私。色んな人に興味があって、、、、と呟いていると
「うち畑あるよ、やらんか?」と声をかけてくれたおっちゃん。
このおっちゃん家の畑の一角をお借りして、去年の冬から野菜を育て始めました。
定期的に通い一緒に農作業。
通っていると、おっちゃんの奥さんとも仲良くなってきたり。
「コーヒー飲むか」
「漬物つけたんや、持ってくか?」
「ストーブの上で焼き芋したんや、うまいよ」
通うたびお土産をいただいたり。
「最近簡単スマホに変えたけど使い方よくわからんくて。。。着信音を『うぐいす』にしてほしいんや」と奥さんに依頼されたり。
何気ないお二人の日常に癒される日々。
ある日。
「台所から畑を見ると太陽の光が差している景色が最高に美しいんや〜」
「葉に日光がよくあたるようにすると成長がはやくなるんや。お日さんの力ってすごいんやあ〜」
と感動されていました。
都会で生まれ育ち、自然豊かな環境が新鮮に感じる私と異なり
田舎で生まれ育ち、ずっと畑をしてきたそうだが、それでも感動するその心に私は感動しました。
変化が速く大きいこの世の中、選択肢に溢れるこの時代。
そんな中でも変わらないもの、暮らし。
大切なものに触れた時「強さ」みたいなものを感じて、心が動くような気がします。
日常・暮らしに目を向けると、大切なものが身近にあることに気付かされる。
先のことばかり考えて不安になる傾向になる私ですが、
関わる人たちが『今を生きる』を教えてくれる。
日々の暮らしを大切に生きていきたいです。
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