見出し画像

わたしは、過食性障害かもしれません

また、鬱の波がきた
食べたいたべたい
食べることしか考えられなくなり
せっかく作ったご飯以上に食べたくなる

なんとかしようとするけど
頭がぼんやりするような通常ではない感覚であることに気づく

ふとこれが脳の仕業なのだから
脳で何か気を逸らせないかと
音楽をヘッドフォンで爆音で鳴らし
頓服を飲んで仕事を再開する

するとしばらくして
するりと、ふわりと頭が楽になり
食欲が止んだことに気づいた

慌てて休み時間に調べた
前も調べた、前もその前もずっと前も
お医者さんにも相談したけど
これが何かわからなかった
自分しか鬱の波と食欲の波が相乗して現れる人には出逢えなかった

太っていく自分は根性なしの食べたがりと思った
バカだと思っていた

でもなぜか今回はみつかった

わたしは

過食性障害かもしれない

病名がわかったら、腑に落ちなくて、モヤモヤしていた気持ち

それにいつのまにか積もっていた
理解されない気持ちや、わたしは鬱になると逆に痩せるのよと言われ続けた気持ちが和らぐのを感じた

わたしは、過食性障害という、新たな一面があるかもしれなくて、それはやはり脳のせいなのかもしれない

わたしは痩せるように頑張ってきて
でもそれを自分が壊していた

そのことが哀しくて悔しくてやるせなくて、太る体が恥ずかしく、過去の痩せていたことを証明したかった

でも病気なら自分の気持ちともっと折り合いをつけて
もう少し許せる気がした

今日も仕事をしていると苦しかった
たまらなかった
食べても食べても苦しくて、食べることで脳がそのことへ少しでも関心を向けて、なんとか逃れようとしている、けれど、脳という、頭という期間の中で逃れられずに苦しんでいるようだった

音楽も聴いた、食べた

でも苦しかった

頓服を飲んだ、多めに飲んだ
お昼休みに横になった
次第にヘッドフォンも外れていた

いつのまにか音楽は止んでいて、ふと気づくと1時間経っていた

脳の嵐は落ち着き始めていた



お米はいつもはこれの半分


残っていたホットケーキ粉で
久しぶりのホットケーキ
半分のはずが
気づくと全て食べてなくなっていた

お力添えありがとうございます。