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練馬つながるフェスタ2022 特別生番組

2022年1月22日(土)に練馬つながるフェスタ2022 特別生番組が配信されました。アーカイブはこちらになります。

今年はCoconeriの研修室を押さえててそこでスタジオっぽい感じにして、光が丘体育館からも生中継するなどいろいろ企画をしていたのですが、一週間前にコロナの感染状況が良くない感じになり、昨年と同じように完全オンライン開催での番組に変更することになりました。直前での内容変更に迅速に対応して台本等を書き換えてくださった練馬区協働推進課の若手のエースSさんの仕事っぷりが最高でした。

ちょっと配信開始時にトラブルがあってYouTube Liveのみの配信となりました(Facebook Liveも同時に行う予定でした)が、オンラインでもたくさんのゲストを迎えてたくさんお話をしていただきました。

番組はほんとにスムーズに進行していきました。これはやはり区と実行委員とゲストの間できちんと分刻みの進行台本を綿密に作成したり、それぞれのゲストへのリハーサルを個別に行ってきたりなどそう言った事前準備の賜物だったりします。MC陣や実行委員さんたちの臨機応変な対応もよかったです。

さて、Code for Nerimaは配信やオペレーションを担当。テックレポってことで書いてみたいと思います。

ブレイクアウトルームで控室と配信部屋を

C4N_つながるフェスタ2022設置図2.001

昨年もやったのですがZoomのブレイクアウトルームを作りそこを「配信部屋」として利用するところです。出演者は控室として使うメインルームと自分で行き来することができます。こうすることでほんとに控室にいるように事前に打ち合わせもできたり、MCや実行委員も内容のすり合わせなどができます。控室では配信部屋の様子を別デバイスで見ながら進行台本に従って配信部屋に送り出していきます。そしてカメラとマイクがオフの状態で待機してもらい呼ばれたらオンにして出演という流れです。これによりとてもスムーズに出演者の入れ替えを行うことができます。配信用に画面キャプチャで使ってるPCで喋って指示を伝えることもできます(その声は配信には乗らないので)。そんな流れで裏でやってるんだなと思って配信された動画を見るとまた面白いです。

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動画は別PCで画面共有で表示

後半各地の図書館の様子を動画にまとめつつ館長のインタビューを聞き、トークをするというところがあります。動画をいい感じにスムーズに流す方法をいろいろ検討しました。画面共有だとカクカクしたり、操作をミスることも多く、再生用のPCを用意し画面をキャプチャ。それをセカンドカメラとしてそれを画面共有してかつ動画に最適化もして流すというのでとてもスムーズに切り替えを行うことができました。このあたりはきちんと進行台本にも動画のキュー出しをするセリフを決めていてやっている感じです。6会場の動画をこうした操作で出していることを見ながら見てみてください。36分8秒くらいからですね。

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開始時のトラブル対応

開始時にトラブって遅れたのと、Facebook Liveの配信ができませんでした。これはYouTube LiveとFacebook Liveへの同時配信を行うためにRestreamというサービスを使っていたのですが、当日設定するために開いたらなんとインターフェイスがガラッとリニューアルされおり混乱。なんとか設定はできたもののいつも通りやるとエラーが起きて配信が開始されませんでした。急遽Facebook Liveへの配信は諦めてYouTubeへの配信へOBSで切り替えて行いました。配信後はFacebookで配信をまたれている方たちへ投稿やシェアで案内をすることに。当日利用するサービスは前日に確認をしておく必要がありますね。しかし今回のようにやってみてエラーが起きる場合もあるのでサービスを利用する分、回避策を複数用意しておく必要もあるなと感じました。ちょっと「仕方なかった」と言う感もあり。後日アーカイブをFacebookページの方にはアップします。

UDトークによるリアルタイム字幕

もう練馬区でのイベントではお馴染みのリアルタイム字幕「UDトーク」。今回も画面に出すのとブラウザでの閲覧で提供をしました。事前の単語登録やリアルタイム編集も数名で行い、誤認識はあったものの大体の内容は把握できたのではないかと思います。こう言う字幕は必要な人がいるからではなくあって当たり前にしていきたいですよね。UDトークのログをもとにこれからきちんとした字幕作成を行って後日公開したいと思います。

まとめ

区の公式イベントとして本番の運営から司会進行まですべて区民団体からの有志で行うイベントはなかなか珍しいのではないかと思います。主催の協働推進課もいい感じにこちらに任せてくださるのでとてもやりやすいです。もちろん業者に丸っと依頼すると体裁は整うかもしれませんが、そこが目的ではなく手作りでトラブルも楽しめるくらいの、そして見る方も「知ってる人が出演してる」って楽しみ方もできるそんなアットホームなイベントがこの「つながるフェスタ」だと思います。

昨年のオンライン開催をおこなったのが今年につながって、また来年どう言う状態になってるかはわかりませんが、きっと今年の経験は来年につながっていくのではないかと確信しています。

練馬区協働推進課のみなさん、実行委員のみなさん、協力してくれたCode for Nerimaのメンバーのみなさん、お疲れ様でした!

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