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【ES公開!】 東京ガス完全攻略

割引あり

こんにちは、たらこです!
このnoteでは、理系院生の皆さんが就活で輝くための秘訣をお届けしていきます!

今回は、理系就活の難関「東京ガス」の完全攻略法を、私が実際に提出したESの紹介も踏まえながら徹底解説していきます。

ESの基本的な作成手順や理系院生ならではのアピールポイントについては、是非このnoteも参考にしてみてください!


1. 東京ガスの概要

具体的なESの紹介に入る前に、まずは東京ガスの概要について簡単に解説したいと思います。

① 企業概要

・企業名: 東京ガス株式会社
・設立年: 1885年
・本社所在地: 東京都港区
・事業内容: ガス、電力、海外、エネルギー関連、不動産

② ビジョン・経営理念

東京ガスのビジョン・経営理念は、大きく「グループスローガン」と「グループ経営理念」の2つで表現されています。以下でそれぞれについて解説していきます。

・グループスローガン:
東京ガスのグループスローガンは、「未来をつむぐエネルギー」です。これは、東京ガスが、エネルギーの供給を通じて人々の暮らしや産業活動を支え、未来に対して責任を持ち、未来の世代に向けて価値を提供することを示しています。

スローガン

・グループ経営理念:
経営理念は「存在意義」と「価値観」のさらに2つの軸で構成されています。「存在意義」は、上記のスローガンを少し具体化した内容で、やはりキーワードとして「未来をつむぐエネルギー」の文言が含まれています。

存在意義

一方で「価値観」は、企業としての姿勢やスタンスが表現されていますが、「挑み続ける」というチャレンジングな目標が一番に設定されており、従来のガス会社の枠にとらわれない、総合エネルギー会社としての意思が表れていると感じます。

価値観

③ 事業内容

東京ガスでは、2022年度からカンパニーおよび事業会社を設立し、自立自走型のホールディングス型グループ体制に移行しています。以下で、各カンパニーの事業内容を紹介します。

・エネルギートレーディングカンパニー:
LNG契約や輸送に関わる原料調達部門、電源開発・調達等を行う電力部門、LNG基地・発電所運営に携わる生産部門が含まれています。

豊富なアセットとユーザーとの繋がりを活かし、安定供給とエネルギー価値の最大化を目指しており、東京ガスのメインの収益源となる事業です。

・グリーントランスフォーメーション カンパニー:
ガスと電力のカーボンニュートラル化を推進するための専門組織です。特に、e-methane(イーメタン)*の社会実装に向け、サプライチェーン構築、低コストな水素製造、再エネルギーの導入、基礎研究や知的財産の創出に取り組んでいます。

*e-methaneとは、"(グリーン)水素""他の排出源から回収されたCO2"から合成されたメタンのことです。 e-methan燃焼時のCO2は、元々は他の排出源のCO2であるため、排出されるCO2の総量は増加しない=カーボンオフセットという点がポイントです。

東京ガスがこのe-methanに取り組む理由は、「既存のインフラを活用する」ことと「エンドユーザーに負担をかけない」ということが挙げられます。

比較としてよく議論されるのが「水素燃料」ですが、水素を燃料として使う場合は、水素パイプラインや水素燃焼に対応した機器(ガスコンロ、給湯器)が新たに必要となります。

一方、e-methanは合成の過程は違えど、結局は都市ガスの主成分と同じ「メタン」であり、既存の都市ガスパイプラインや機器は問題なく活用できます。

既存インフラの活用やエンドユーザーへの負担を考慮して、e-methanに取り組み、エネルギー会社としての脱炭素に貢献する、という考えです。

e-methan

参考:e-methanに関するトピック↓

・カスタマー&ビジネスソリューション カンパニー:
いわゆる、皆さんに最も身近な「ガス供給会社」の事業です。B to Cではデジタル接点を強化し、お客さま満足度を向上させ、B to Bでは複合的な脱炭素商材を提供し、地方自治体などと連携して社会課題の解決を目指しています。

・海外事業カンパニー:
その名の通りですが、海外事業に関する組織です。北米・豪州では資源開発とLNGインフラ事業を展開し、東南アジアでは日本のノウハウを活かした事業を拡大することを目指しています。

再生可能エネルギー事業にも注力し、資産ポートフォリオの入れ替えを進めながら脱炭素分野への参画を強化し、事業間の連携を推進して収益基盤の拡大を図っています。


2. 【ES公開!】 東京ガス完全攻略

ここからは、いよいよ東京ガスの完全攻略法について、私が実際に提出したESの紹介も踏まえながら解説していきます!

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