見出し画像

朗読発表会

「失語症者のための楽しい朗読教室」

第6期朗読発表会をオンラインで開催しました🩷

60名を越える視聴者の方に見ていただけることに
生徒一同、ドキドキ💓ワクワク💖

連日、自主練習を重ねてこの日を迎えました。



新入生を迎えて


8月から新入生を7名お迎えして、
多様な病歴をお持ちの方が増えて
レッスンがより興味深いものに
なってきたと思います。


失語症、高次脳機能障害の方だけでなく
視覚障害のある方や
軽度認知症のある方も参加してくれました。

同じ失語症でも、
発症の原因が様々で
いろんなことを勉強できます。




私が知らない世界はいっぱいあるんだと
感動する毎日です!

新入生とご家族と由理先生


3ヶ月1クールの朗読作品

「失語症者のための楽しい朗読教室」では
3ヶ月をかけて、1作品を練習します。

事前に台本を送信してもらって、
当日から朗読が始まります。


初日は、
ほとんど読めない人がほとんどです。
失語症や言葉に不自由を感じている方ばかり。
自己紹介も辿々しく、うまく話せません。

由理先生の自然なリードで
みんなが明るく笑顔で
それぞれの言葉を発信していく。

人となりが分かり、
笑顔を交わして、
不安を解消して、

初めての朗読の世界に飛び込む


私が、
とてもハマっていったように
朗読ワールドで

言葉の改善も
コミュニティの広がりも
文学との出会いも

一緒に感じてもらえると嬉しいなぁ💖


神秘的な朗読の世界

月に2回だけの朗読教室
練習しなかったら、
あっという間に練習日がくる

2.3日前になると、やらなきゃって焦ってくる。
前回のzoom録画と台本を読み直して、
声に出してみる。


その場面はどんな気持ちなのかな?と
主人公になってみる。

悲しい?
冷めてる?
諦めた?

同じ言葉でも、
その登場人物の気持ちが違えば
自ずと声のトーンも、表現の仕方も変わってくる。

一緒に練習しているメンバーは
このシーンをどんな風に感じてるのかな?


この作品の世界で
季節や空気感や距離感など
いろんなことに想いを馳せる。

手が届かない
手で触ることのできない
誰にも見ることができない
作品の世界に

朗読を通して
みんなで深く引き込まれていく。


そんな
神秘的な大人の遊びとして
朗読は最高

朗読の扉を開ける時は
何にもなれる!

自主練習の効果

月2回の朗読教室も楽しい

でも、
もっと楽しいのは自主練習!

先生なしで、生徒だけのLINE練習

お互いの顔も見えず
声だけで
作品を読み進める

その日は集まれなかった人のパートを
代理にみんなで交代することで
いつもと違う作品の良さが見えてくる


練習中に困ってることや
不安なこと
いつもと違って気楽に相談できるのが
自主練習の良いところ👌

朗読を通して
少しずつ、
いろんなことが繋がって
仲間の輪も、
楽しく広がっていく感じ💗


発表会ならではの効果


日々の朗読練習も、自主練習もとても楽しい。

でも、やっぱり、たくさんの方に

観てもらうこと。
聴いてもらうこと。

そうすることで、

目標ができて、意識が高まり、

うまくなりたい
どうしたらいいか工夫する

それが、本番の一番よい朗読につながっていく。



朗読発表会のアンケートや、
観てくれた方の声が、

生徒たちの希望になる。

努力が報われることや、
諦めていた言葉をとりもどす一歩を踏み出せたこと。

一緒に進んでいける仲間ができたこと。

応援してくれるお客様がいて、
感動してくれて、
朗読を楽しんでくれること。

参加してくださった60名以上のお客様と
朗読教室の生徒が
同じ時間に同じ作品を感じること。


発表会にはたくさんの大きな効果がある。

また、次の作品も頑張ろう!
ワクワクする‼

新規生徒募集について


2023年11月から新しい作品で、
3ヶ月をかけて、朗読練習が始まります。

もし私たちと一緒に、朗読教室に参加したい方がありましたら、
どうぞ、こちらにお申込みください!

「第7期失語症者のための楽しい朗読教室 生徒入会申込書」

https://forms.gle/4HnEYMdWRcq8nt6a6


失語症であってもなくても、




朗読に興味のある方、
一緒に楽しい朗読の世界へ


お待ちしております!



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?