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【Big4に転職】無名企業から未経験でサステナコンサルに転職できたわけ


こんにちは、Coco Juliaです。いま社会人3年目、25歳、Big4の1つでサステナビリティ領域のコンサルタントをしています。

ずっと憧れていたサステナ領域。

最近、特に若い層からサステナ領域は人気らしく転職が困難なんだとか。他コンサル企業でもサステナ志望の人は多いと聞く。

多分きっと、「サステナやりたいな〜」とうっすら思っている人は多いはず、そしてhow toを探している人も多いはず。

まだ新しい領域だからこそ、情報も少ない。誰かの参考になればと思い自分の体験を記事として残すことにした。この記事から何かヒントを得られたらと思う。



サステナ領域に転職した理由


私は多分、高校時代からサステナ領域に関心があった。多分というのは、当時は「サステナビリティ」という言葉を知らなかったから。

タイトルへの回答としては、「強い関心があったから」が適切だと思う。高校時代は途上国の貧困問題に関心があった。大学進学後は、平和構築論に関心を持つようになった。根本には「世界をより良くしたい、そして良い状態を持続させたい。」という思いがあったように思う。

そんな思いを軸足に置いたキャリアを歩みたかった。

私が社会人1~2年目、コロナ直後、サステナ領域が急に盛り上がり始めた。就活当時は聞かなかった領域だ。調べると、気候変動、生物多様性、人権、人財、ガバナンス、などなど幅広いテーマを扱うらしい。「あ、これだ」と思った。ずっとやりたかったことをキャリアの軸に据えられる気がした。見たかった世界が開けるかもしれない、そんな希望を抱いてサステナビリティ領域への転職を決意した。


ファーストキャリアは全然違う領域を選んだ


何を血迷ったのかそんな私が就職したのは、某IT企業。一応コンサルの部署に入ったのだが、やっていたのはエンジニア5割、コンサル3割、コンサルっぽいこと2割だった。

#RPAエンジニアと研修講師に奮闘

なんでここにしたか。理由はある。1つは、ITが苦手だから。もう1つは、問題解決能力を身につけたかったから。あと最後に、やりたいことがなかったから笑

ITが苦手なのにITに?そう思うだろう。今の私が見ても「え?なんで?」と思うが、今後の長~~~~~いキャリア人生を考えた時に、ITの影が消えることはないだろうと思った。自分が直接コードを組んだりしなくても、ITチームと連携して働いたりすることはあるだろうし、その時に、IT完全未経験&アレルギー反応出まくりだとワンチームで働く時に支障が出ると考えた。「苦手は先に潰しておこう、新卒は失敗してなんぼだし」そう思って、マイナスをゼロにするべくITを選んだ。

残り2つはあまり言うことが無い、、、が、今後もコンサルで働きたいと思うのであれば、やはり領域は違えどコンサル(っぽいこと)が出来る会社に入社したのは英断だった。問題解決能力は汎用性の高いスキルだ。やりたいことが特に決まっていない私には、持てるキャリアの選択肢を増やしてくれる有難いスキルになった。

やりたいことが特になかったのは、ちょっと嘘になる。厳密にはあったが目指せなかった。国連や外交官、もしくはジャーナリスト,,,これが私の夢だったが、結構難しかった笑 当時、能力的に選べる中でベストの道は「環境コンサル」だったが未経験採用をしていなかった。

そんなこんなで血迷い血迷って、某日系IT企業でエンジニア&コンサルを2年弱経験した。

私の場合は入社して3日目くらいで「会社間違えた!」と思ったから、転職を考え始めたのは早かった。ITの世界って、ゲームのように楽しんで仕事出来る人が沢山いるんだよね,,,。私のように「苦手だから!」で行くと,,,もう想像できるだろう、毎日超辛かった!!笑

詳しい転職スケジュールは後日別記事で紹介する。


サステナ領域に転職"できた"理由


ちゃんとこれには明確な理由がある、ように思う。

これを友人に話すと、「本当"したたか"だよね。」と言われるが本当にそう。笑 なぜなら割と戦略的にサステナ領域に転職をしたからだ。だからこそ共有したいんだけれども!!

結論から言うと、「サステナ領域で経験を積んだ。」からだし、「実体験を元にしたパッションがあった。」から転職することができた。

私がサステナ領域で空いているポジションの募集要項を見ると、どこを見ても経験者しか採用していなかった。なんでもいいから「経験してますチケット」を手に入れる必要があった。

私はサステナビリティ領域の記事をオンラインで公開しているプラットフォームで、ライターの副業を1年ほど経験した。ライターも未経験だったから、「無給でいいんで!!」とゴリ押しして書かせていただいた。本当にお給料はどうでも良かった。「経験してますチケット」はお金で買えないからだ。

それともう1つ、重要なのがパッションである。私が転職面接を受ける時も、サステナ領域に関心を持ったきっかけを実体験を元に話すことが求められた。

私は幸運なことに、大学時代にラオスに2週間のボランティアに行ったことがあった。地方の村を訪問したが、衝撃だったのは枯渇した池。気候変動の影響で干ばつが続いており、作物を育てる水が無いのだという。農業を生業とする人が多い農村では、生命に関わる重大危機だ。日本に帰ってからも雨は降ったのか心配でならなかった。その経験を私がサステナ領域にパッションを持つ理由として話した。

ざっくりだが、以上の2つ、「サステナ領域での業務経験」と「サステナ領域で働くパッション」を持てたこと。それが私が前職ITからサステナ領域に転職"できた"理由だと考える。


私もびっくり、Big4に入れた理由


#就活時代、落とされるのが怖くて受けもしなかった笑


Big4は、学歴が乏しい私にとっては夢のまたその夢だった。

これもびっくりされると思うがなんと書類は80社に出した笑
ベンチャーから中小、大手まで幅広く出した。書類が通ったのは4社だけ。

その内3社がBig4だった。 ,,,え!?!?!?汗汗

(もしBig4に入りたいけど尻込みしている人がいたら言いたい、本当に怖がらなくていい、まずは履歴書と職務経歴書を送ってみよう!)

所感だが、どうやらポテンシャルを見て採用できる余裕があるのは教育体制の整っている大手だけっぽい。"逆に"大手しか受からなかった。

入社後、合格理由を聞くと「ポテンシャルで採用した」と言われた。また、「重要なのはパッションだった」とも言われた。


1年で人生って変わる


もうすぐで転職して1年になる。

1年前は正直、涙を流す日も多くて、未来に希望が持てず苦しい期間が続いていた。仕事が辛かったというよりは、自分の人生に落胆していた。

職場環境は素晴らしく良かった。優しい上司、楽しい同期、自由な社風。それに仕事にも慣れてきた。手放すのが勿体ないくらいだった。

でも私はその中で涙していた。自分のパッションの火が消えていくのを感じていたから。このまま薪を加えなければ完全に鎮火しそうで、そうなると私って何のために生きているのか、何のために生きてきたのか分からなくなりそうで怖かった。 

だから私は未来の自分のために、一歩踏み出すことを決めた。別に現状に満足して生きることも出来た。でもやっぱり未来の自分に幸せでいて欲しくて、今頑張ってみることにした。

(ここで伝えてどうなるって感じだが、いつも私に「Juliaなら出来るよ!」と言ってくれ、自信を与え続けてくれた友人には感謝しかない。私は本当に自分に自信が無かったから。)

新領域の扉を開くには、それに対応した「鍵」が必要である。鍵は何かを見極め、ちょっとずつその鍵を集めること。出来ることから一歩ずつやることが本当に重要だと思う。

それは興味関心分野の資格取得でもいいし、私のように副業でやってみてもいいし、ブログ等でその領域の情報発信をしてもいいだろう。

何かしらやっておくと、興味関心を持っていることの証明になるから、戦略的にでもいいのでまずは"何かやってみること"を全力で推奨する,,,!

ここまで読んでくれた方、本当にありがとうございました。
突然終わってすみません。転職の詳細スケジュール等はまた今度書きますね。

少しでも参考になっていれば嬉しいです。
あとスキを押してもらえるともっと嬉しいです。

皆さんに幸あれ!!!


Coco Julia ☺︎















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