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断捨離の意外なメリット ーLess is moreー エッセイ#14

最近、断捨離したい欲が再燃中のcocoです。

私の中には、月のリズムならぬ、断捨離リズムがあるようで、定期的に、断捨離したくなるのです。

そもそも、私が断捨離をしはじめたのは、大学生の時でした。

フランス人のドミニック・ローホーさんという方の著書「シンプルに生きる」を読んで、「身の回りも心も、シンプルに生きたい!」と思ったことをきっかけに、不要なものを手放すようになりました。

本書の中にある、

「シンプルな生き方を実践すると、
           人生は上質になる」

「時間をかけて、本物だけを揃えてゆく」

という主旨の言葉が、ものすごく響いたのです。

Less is more(少ないほど、豊か)という言葉を知ったのも、この時期でした。

(この頃は、
 まだ断捨離という言葉はなかった気がする。)

Less is moreを意識するようになって、

「自分にとって、本当に必要なものだけ」

「心から大好きだと思えるものだけ」

を身の回りに置くようになって、物理的に空間が整理されてスッキリしたのはもちろん、身も心も軽くなったのを実感しました。

それからというもの、
常に、Less is moreを心がけています。

そんなこんなで、10年以上、定期的に断捨離を続けてきて、断捨離の大きなメリットだと感じるのは、

「余計なものを買わなくなったこと=買い物が上手になったこと」
だと思います。

断捨離をし始めたころは、心を痛めながら手放したものが結構ありました。

見るからにボロボロになっているものだったら、手放すのに苦がない。

けれど、オシャレだけど着ていないもの・高かったけど着ていないもの・高価だけど使っていない物とか、

まだ見た目がキレイだったり、高価だったりすると、手放しがたい…

でも、真剣に自分自身と向き合ってみると、

「そうだよね、本当はいらないってわかってる」

となり、うぅっと思いながら自分に素直に手放してきました。

そんな風に、葛藤しながら、本当に必要なものを選別していくことで、

「自分の本心が、本当に好んで大事に使うもの」

逆に、

「こういう買い方をしたものは、
    結局気に入らず、手放すことになる」

が、わかるようになりました。

特に、頭で考えて(お得だから、流行りだからetc...)、自分自身にどこか妥協して手に入れたものって、

心から気に入ることはなくて、結局、手放すことになるのですよね。

これが教訓になり、妥協してものを買うことがなくなりました。

周りがなんとう言おうと、多少高かろうと、本気で気に入ったものしか買わなくなったのです。

断捨離をすることで、本当に必要なものを選別する力が磨かれ、買い物も上手になるという、副次的なメリットがありました。

そして、大学生の私の心に響いた、ドミニック・ローホーさんの言葉通り、

人生が上質になっていると感じます。

妥協することがなくなったから。

これからも、Less is moreで、私にとって本当に大事なもの、大好きなものに囲まれて生きていきたいと思います。

身も心も、軽々と♪

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