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『引き寄せ』は軌道に乗るまでが一番苦しい。だからこそ、その処方箋を丁寧に届けたい②

こんにちは、スピリチュアルライター・Cocoです。前回に続き、今回も「『引き寄せ』が軌道に乗るまでの、さまざまな問題に直面する“一番苦しい時期”をいかに乗り越えるか」ということについてお話をしたいと思います。

当連載をお届けしている背景や、前提にある想いについては、前回の記事でお話していますので、ぜひそちらもご覧いただけますと幸いです。

調子が悪いとき、あなたはどんな痛みを感じやすいですか?

わたしたちは人なので、誰にだって、浮き沈みはあるもの。調子が良くて、周囲ともうまく調和できたり、ラッキーなことばかり立て続けに起こるなんていうこともあれば、反対に、なぜかやることなすこと裏目に出てしまい、人間関係もこじれてしまう…なんていう時期もあることでしょう。

さてそこで質問ですが、あなたは自分の調子が悪いと感じるとき、どのような痛みを感じやすいでしょうか?

あまり普段、意識していない方には難しい問いであるかもしれませんが、筆者の場合は、「こういった出来事が起きてきたら、何かがずれはじめている!」と気が付くことのできる現象があります。

それは、「自分が責められているような感覚をおぼえるとき」です。

たとえば筆者は、引き寄せが軌道に乗る前、過去の記事でもお話したように、周囲との人間関係が思うようにいかず、職場やパートナーとのコミュニケーションに苦しんでいた時期がありました。

そして当時、筆者の心を押しつぶそうとしていた脅威が、まさにこの感覚、「自分が責められている」というものだったのです。

たとえば同僚や上司。筆者は過去に、数回の転職歴がありますが、不思議とどこの会社へ移っても、“当たりの強い”人物の存在に苦しむことに。そして、今思い返してみると、そんな筆者にとって脅威であった彼らに共通するものは、皆一様に、「自分自身の欠点やあやまちを指摘し、自責の念を煽ってくる」ということでした。

さらに苦しかったのは、こうした職場を離れ、出産を経て、育児に専念してからというものも、その痛みは姿を変えて再び目の前に現れたこと。あるときは“ママ友”という形であったり、またあるときは、道端で出くわした高齢の女性ということもありました。

ーと、ここで興味深いことが、筆者の場合はこうした出来事が、「自身の調子の悪いとき」にだけ頻発するということです。『引き寄せ』で言うところの「波動が低いとき」にだけ起こると言い換えてもいいかもしれません。

その証拠に、その後、筆者はありとあらゆる手法を駆使し、『引き寄せ』を軌道に乗せることに成功しますが、そうした「調子のよい」期間には、こうした出来事は、不思議なことに一切顔を見せることがなかったのです。

が、しかしです。その後、「第二子の妊娠」という大きな節目があり、体調やライフスタイルが急激に変化したためか、また、「調子の悪いときの出来事」が再発しはじめたのです。

今回は、こうした現実の変化をヒントに、すぐに自身の内面に問題があると直感的に気がつき、直ちに対処したところ、嘘のように、現実問題も姿を消しました。

そう、つまり、現実世界でわたしたちが何か問題に直面しているとき、それは内面的な問題が顕在化している状況であると、筆者は思うのです。

さて、こうしたお話を読まれて、改めてお聞きしますが、「あなたには悩まされがちな問題はありますか?」
筆者のように、毎回似たようなパターンの問題に苦しんでいるとしたら、それは“問題そのもの”ではなく、もっと深い根っこのところに原因が潜んでいるのかもしれません。

つまり一例として、あなたがうっかり何かを片付けることを忘れてしまい、周囲の人に注意されたとしましょう。感じ方は人それぞれですが、筆者の場合は「自分の非を責められている」「自分の注意力の無さを非難されている」という感覚を覚えます。

そしてここで、過去の筆者であれば、「次は片付けるように気を付けよう」「片付けることを忘れないように、何かできる工夫はないか?できることを考えよう」などと思考を働かせていたのです。

もちろん、このように、次回は同じことが起こらないように、仕組から変えてみたり、意識づけをすることは決して悪いことではないでしょう。むしろ社会一般的には、こうした対応の方が推奨されているかもしれません。

しかし、筆者の場合は、こうしてひとつひとつの問題に、真面目に取り組むことで、状況をこじらせていたのもひとつだったのです。

それはどういうことか?続きは次回にお話しをしましょう。

<次回へつづく>


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