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なぜ「ぬか喜び」という言葉に糠が使われるのか

どうも、こんにちは。

「当てが外れて後からがっかりするような一時的な喜び」という意味を持つ「ぬか喜び」という言葉があります。

ぬか喜びの「ぬか」は、お米を精米するときに出る外皮や胚芽のことです。

糠漬けに使われるアレですね。

ところで、なぜ「ぬか喜び」という言葉には糠が使われるのでしょうか。

気になったので調べてみました。

「ちっぽけな」という意味を持つから

お米を精米すると、外皮や胚芽は粉々に砕かれて白米から分離します。

そのため、糠は粉のように細かく砕かれた形状から、「細かい、ちっぽけな、儚い」という意味で用いられたそうです。

ここから、「糠のように儚い喜び」という意味の「ぬか喜び」という言葉が誕生しました。


現代だと、糠は健康食品のイメージが強いので、あまり「儚い」という印象は受けませんね。


以上、ぬか喜びの由来についてでした。

それでは、さようなら。


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