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蒸し焼き枝豆の無料レシピ 3選

枝豆と大豆

枝豆として食べるのに適した枝豆専用の品種と、大豆に利用に適した大豆専用の品種に分かれていますが、簡単にいうと枝豆は成熟してない時に収穫された大豆のことです。

なので枝豆と大豆はもともと同じもので、まだ色が緑のうちに収穫されたものを枝豆、完熟して茶色くなって収穫されたものを大豆と呼んでいます。

大きく違うのが分類で、枝豆は豆類ではなく、野菜類になります。

枝豆には野菜類に特徴的なビタミンCやβカロテン、葉酸などの栄養素を含んでいますが、大豆にはほとんど含まれていません。一方、豆類に特徴的なタンパク質やイソフラボン、メチオニンなどを豊富に含んでいることは、枝豆と大豆の共通点。

体内での働きに基づいて食品を色分けする「三色食品群」の考え方でも、大豆は「赤(体をつくるもとになる)」のグループに、枝豆は「緑(体の調子を整えるもとになる)」のグループに分類されています。

枝豆は、豆類と野菜類両方の栄養的特徴をあわせ持った、いいとこどりの食材です。

筋トレにもおすすめ

「畑の肉」と呼ばれる大豆と同様に、枝豆も良質なタンパク質をたっぷりと含んでいて、筋肉・骨などの体づくりや、体内のホルモン・酵素などの生成を担うタンパク質は、人体に欠かすことのできない重要な栄養素になっています。

枝豆に含まれる植物性タンパク質の特徴は、肉や魚などの動物性タンパク質に比べて脂肪が少ないこと。高タンパクなのにヘルシーなので、筋トレの効果を引き出す食材としても注目されています。

美容・美肌に役立つ女性の味方

枝豆に含まれるイソフラボンは、胚芽部分に多く含まれているポリフェノールの一種です。体内で女性ホルモンに似た働きをして肌のハリ・ツヤを保ったり、しわやたるみを改善したりする美肌効果を発揮してくれます。

ホルモンバランスの乱れによる女性の心身の不調や、更年期障害の症状を和らげる効果も有名です。

アルコールを分解。二日酔いにも効果あり

肝臓の機能を司るアミノ酸・メチオニンも、枝豆の特徴的な栄養素で枝豆は野菜類の中でダントツのメチオニン含有量を誇ります。

肝臓でアルコールが分解されるときに欠かせない成分で、二日酔い対策の薬に含まれていることもあり、ビールと枝豆の定番コンビは、アルコール分解の観点からも理にかなった組み合わせです。

疲労回復・夏バテ防止

枝豆に含まれるビタミン類で代表的なのはビタミンB1・B2で、体内で糖質や脂質を分解してエネルギーをつくり出すので、疲労回復や夏バテ防止に役立つことで知られています。

さらに枝豆はビタミンCも豊富に含んでいて、免疫力アップにも効果的。

これらのビタミン類は、メチオニンとともにアルコールの分解を助ける役割も果たしています。

高血圧・むくみ防止

枝豆に含まれているカリウムは細胞内液の浸透圧を調節するミネラルで、余計なナトリウム(塩分)を体外に排出するので、血圧を下げて高血圧を予防する効果があります。むくみの解消や、筋肉の収縮を正常に保つのにも有効な成分です。

レシピ①:蒸し焼き枝豆のインパデッラ

材料(2人分)
・皮付き枝豆 150g
・塩 10g(小さじ2)
・オリーブオイル 10g(小さじ2)

①枝豆にたっぷりの塩を揉み込み10分置きます。
②10分経ったら冷めているフライパン(油なし)に①の枝豆を塩ごと入れます。
③フライパンにフタをして弱火〜中火で途中ゆすりながら5分ほど蒸し焼きにします。※ポイントは少し焦がす程度に焼き色をつけること
④仕上げにオリーブオイルを少しかけたら完成。

焼いてから冷凍がおすすめ。薄皮も硬い部分を取って素揚げにするとGOOD。

レシピ②:蒸し焼き枝豆の和風ポタージュ

材料(2人分)
・玉ねぎ 30g
・バター 10g
・むき枝豆 70g
・豆乳 250g
・塩 2g(ふたつまみ)
・胡椒 少々
・鰹節 適量

①玉ねぎは150wのレンジで9分または蒸し器で6分加熱、枝豆はレシピ①の要領で蒸し焼きにしてむいておく。

②ミキサーに、①の玉ねぎと枝豆、豆乳、塩、胡椒を入れて滑らかになるまで撹拌する。温めるor冷蔵庫で冷やしてから鰹節をかけて完成。


レシピ③:蒸し焼き枝豆の皮のピリ辛フリット

材料(2人分)
・皮付き枝豆 100g
・薄力粉 20g
・片栗粉 20g
・ポテトチップス 5g
・七味唐辛子 適量
・塩 2g(ふたつまみ)
・冷水 40g
・揚げ油 適量

①枝豆はレシピ①の要領で蒸し焼きにしてむいておく。

②写真のような枝豆の皮の硬い部分を外しておく。

③ボウルに、薄力粉、片栗粉、冷水、粉々に砕いたポテトチップス、塩、七味唐辛子を入れて軽く混ぜ、170℃の油で揚げたら完成。

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