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会社でコーチング⑥(会議ファシリテーション その2)

みなさん、おはようございます。

本日から4連休ですね。
暑いくらいに天気は良さそうです。
皆さん、ご予定いかがでしょうか?

我が家は先ほど妻が子供3人連れて
遊びに出掛けて行きました。

私はこの4日間
久しぶりに学びの時間に充てます。

どんな気付きを得ることができるか
その後に何をやりたくなるのか

久々のワクワクを感じながら
今朝を迎えました。

さて、では昨日の続きで
会議ファシリテーションの話を書いていきます。

何か参考になることあれば
是非試してみて下さい!!
Try & Learnの精神が大事ですよ(笑)


①   意見表明は参加者全員に
これまた会議でのアルアルの1つなのですが

反対意見があっても発言しない
でも賛成していないから積極的な動きはとらない

そして後でプロジェクトがうまく進まなくなった時に
そこで初めて声を上げ始める

「だから言ったじゃない」
「初めからうまく行かないと思っていた」
「〇〇がダメだったんだ」
と否定的な意見ばかりを述べる方

そんな方、皆さんの周りにおられませんか?

だからこそ、賛成反対をチームで決める際には
全員に意見を述べてもらうことに拘ります。

賛成であるならばどんな点が賛成であるか
反対であるならば、どこまでは賛成でどの点に反対であるのか

上記意見の発言を促すことで
参加者の主体性を高めるとともに
計画の精度を高める効果もあります。

反対意見を述べてくださる方
そしてその意見は
決して邪魔なものではありません
全てチームにとって必要なリソースです


②   反対意見は『質問』の形で
これもテクニックの1つであり
たまにグランドルールに加えることの
1つだったりしますが

反対意見を質問の形で伝えてみよう!!
これは大変ユニークで有効なアイデアです。

例えばその計画は費用に関する検討が足りていないと思うならば、
「費用に関してはどのように考えているのですか?」

或いはリスクヘッジが足りないと感じているならば
「リスクヘッジについてはどう考えていますか?」

みたいな感じで。

この反対意見を質問の形にして場に出すことには
色々なメリットがあって、

・受け取った側が敵対意識を抱きにくい
・問いを受けて考えることで思考が広まる、深まる
・問われた本人だけでなく、その場の全員がその問いに向き合う
・各自考えることで、各々の成長に繋がる
・問いを出した方の貢献感が高まる
などなど

『質問会議』というアクションラーニングの手法がありますが
その骨格を成すアイデアですね。


③   ファシリテーターはファシリに徹する
リーダーがファシリテーターを務める場合
様々な経験や知見があるだけに
早目にアドバイスを与えたくなってしまう。

チームとして早期に結果を望むのであれば
それは正しい選択肢かもしれません。

でもそのアドバイスを与えることが
チームでの思考を止め
メンバーの依存度を高めてしまう
そんな面も持ち合わせています。

だからできるだけファシリテーターは
その場の『チーム脳』を最大限活用し
その能力を高めていく視点を持ちましょう。

やることは簡単です。
ある方の意見が出たものに対して
それに評価を与えることなく
一旦受け止めた上で
別の方に意見を求めるだけです。

Aさん:「私は〇〇だと思います」
あなた:「なるほど、そのようにお考えなのですね」
あなた:「Bさんはその点、どのようにお考えですか?」
Bさん:「ええっと・・・」

といった、こんな感じで。

きっと参加者は気が抜けませんね(笑)

でも実は、
私が一番ワクワクする瞬間がこの時なんですね。

想像もしなかったような意見が飛び出し
チームに新たな活力と学びを与えてくれる
チーム全体の力がぐっと高まる

そんな瞬間が大好きです。

いつもアドバイスしないわけではありません。
短期的な成果だって勿論必要です。

そのバランスのとり方
組織を預かるリーダーの腕の見せ所ですね。

ということで、今日も長くなってまいりました。
あと数点ご紹介したいアイデアがありますので
それはまた後日。

それではまた (^o^)/

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